- 締切済み
支払いに関して(海外取引)
貿易初心者で、聞ける人が周りにいないので教えて下さい。 内容: こちらは部品メーカーで、今回インドの新規商社から案件の引き合いがあり 製品を輸出する予定です。 通常であれば、当社の窓口であるその商社と入金から納入などのやり取りを行う予定でした。 しかし今回その商社からの依頼で、エンドユーザー(インドの政府管轄?)と当社が直接 注文、入金などのやり取りを行い、手数料(マージン)をその商社に私共から支払って欲しいと話しがありました。 質問 (1)マージンを支払うという方法は今までした事がないのですが、 別段問題はないのでしょうか? ネットで調べました所、何かバックマージンやリベートなどは法律上か税務上か分かりませんが、良くないような事が書いてましたが、正直よく分かりません。 (2)海外取引きの場合、この方法はよく使われるんでしょうか? (3)問題なくこちらから送金する場合は、実務レベルでまず何をしないといけないのでしょうか?(円建取引) 無知で申し訳ないのですが、御教授をお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- jumbokeskusu
- ベストアンサー率30% (318/1044)
>エンドユーザー(インドの政府管轄?)と当社が直接 注文、入金などのやり取りを行い、手数料(マージン)をその商社に私共から支払って欲しいと よくかどうか分かりませんがありうるケースです。昔は韓国向け輸出でこのような輸出形態が普通でした。つなり、昔韓国では、offer商と呼ばれる商社のようなものがあり、海外業者(つまり取引が成立すれば輸出者)からのoffer(見積もり)を、その会社が代理で韓国のend buyer(輸入者)に行うという形式がありました。offer商という政府から認定された会社のみがこのような形式の取引を行うことができたはずです。いわば外貨が厳しい時期の事実上の輸入規制だったと思います。今は韓国もどの会社でも自由に輸入できるので(もちろん一部の輸入規制は別)、そのような制度は(多分)なくなりましたが、まれにそのような形態がありえます。(中に入る商社が、取引の中に入らず、上記offer商・commission形式をとるとという意味) 多分end userが政府系企業とか、商社が資金的に無理とか理由がるのでしょうが。 India向けでそれと同様のケースですね。 その商社への手数料を支払う契約書を両者のサインで残しておく必要があります。それが日本の税務署への妥当な支払い手数料の根拠となります。formatは特に決まっているものではありません。手数料の根拠(何のサービスに対して、対象のshipmentの金額etcです) 例えばtitleは、Commission Agreementとなります。 その商社がend buyerと決定した売り金額を教えてもらい、その価格で輸出することになります。商談厳しい価格交渉だったのに、結果を聞くとその商社が大きな利益(手数料)をとっているのでがっかりしたという経験を何回も私は韓国向けでしたことがあります。 なお、注意すべきは、本体の輸出の代金が100%完全に入金してから手数料を支払うということと、その海外送金に銀行手数料が発生するのでその費用で逆ザヤにならないよう注意することです。その分をcommission額から差し引けるように考慮するといいでしょう。 頑張ってください。
お礼
jumbokeskusu様、丁寧な御回答を有難うございました。 過去に色々と御苦労されたんですね。 つまりポイントしては、 1.支払い自体には特に問題なく、海外取引きでは通例行なわれる内容である。 2.手数料の支払いの契約書は必ず交わす。 3.その契約書が財務(税務)上では証明になる。 4.商社への支払いは必ずユーザーからの全額入金後に実施する事 5.銀行手数料を考慮した内容で交渉を進める という事ですね。よく分かりました。 御回答頂きまして、有難うございました。