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官僚は金融資産に外貨やゴールドを保有してはならない。
膨らみ続ける国の借金! いつまでたっても改善策を見出せず、このまま行けば国は破綻し、私たちの生活は破壊されます。 そこで、考えたのがタイトルの「官僚は金融資産に外貨やゴールド等の現物を保有してはならない」です。 ようは責任を持ってもらいましょうってことです。 こうすればお上はもっと躍起になって解決策を考えるのではないでしょうか?
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No.2 No.3で回答しました.個人的にはNo.3で言いたいことはすべて言いましたが,新たな質問がでているようなので追加させていただきます. 1.それでは今後日本はどこまで借金を増やせると思いますか? ではクイズです.現在国の借金を無限に増やし続けている国があります.それはどこでしょうか? 答えはジンバブエです.あの国は自国通貨建ての国債(国の借金)を中央銀行の直接引き受けによって償還させているわけですな.つまり,お金を新たに刷ってそれでお金を返している状況です. つまり…国の借金を中央銀行引き受けにすれば理論上は無限に借金を増やすことは可能です.これが直接的な答え. もちろん,中央銀行の直接引き受けは禁断の手段ですので使ってはいけないとします.(財政規律を乱すとかインフレに歯止めがきかなくなる危険があるとか) まあ,そもそもジンバブエにしてもそうですが,お金を刷れば刷るだけその通貨の価値は下がるわけですから,実質的なお金の価値で考えれば限界はあるわけです.それでは実質的にいくらぐらいの借金ができるかというと,その国の経済力(資産)を担保にした分になるというのが回答となります. 日銀の資金循環統計あたりから予測できそうですね. http://www.boj.or.jp/theme/research/stat/sj/index.htm 私も経済素人なのでいくらだと断言はしかねますが.200~300兆円ぐらいはまだできそう?(根拠なし) ※もちろん日本はこれからも経済成長はゆるやかにしていくでしょうから借金できる金額も経済成長にしたがって増えます. そもそも,長期金利が世界最低ということは日本の国債に対する人気が高いということになります.いや正確にいえば違いますね.日銀の資金循環統計をみると家計の現金資産が700兆円という莫大な金額になっています. http://www.boj.or.jp/theme/research/stat/sj/index.htm ちなみにこの金額はアメリカの家計の金融資産よりも大きいのです….(つまり世界最高に現金を持っているのが日本人)莫大な金額の現金が投資もされずに現金として死に金になっているのが今の日本ということですね.その莫大な死に金が国債市場に流れているのが現在の状況です.(その結果金利が世界最低になっているんですね)その死に金を有効活用するために国債をもっと発行して政府が代りに使うことによって有効活用しろというのが私の主張につながるわけです. 2.日本が破綻しないのならよその国もマネをすればいいのではと単純に考えてしまいますが、どうなんでしょうか? マネをするってドウイウコト?つまり国債を発行しまくれってことですか??いちおうそういうことにして回答します. 先ほど回答したとおり,国債は無限に発行できるわけではなく,その国の経済力(資産)を担保にした分しか発行することができません.日本は国内にその原資となるマネーがあるがゆえに私はもっと国債を発行してマネーを有効活用しろといいました.しかし日本以外の国はその原資になるマネーがないのです.代表としてアメリカの例で説明しますと…てか説明するまでもないか,サブプライムローン問題で家計はローンの返却で精一杯,保有する証券は評価損の一方…とても国債にはマネーがいっていない.そのため外国からマネーを調達中と.(調達できるだけまだマシなんですけどね) ようするに日本が特別!!他国はマネしたいけどマネできないというのが答え. 以上質問に対する回答となります. ______________________________ さてさて本題に入りますか….そもそも今回回答したのはどうしてもこの誤りは正さなければならない部分があったからです. >日本は国債、地方債、財投、借り入れを合計すると1200兆円あると聞きました。 以下の文に対して誤りをツッコミをしておきましょうか. 簿記をやっている方は完全におかしいというのはわかるでしょう.この主張はトヨタは有利子負債1兆円だが某中小企業Aは10億円しかしていない.借金の額から見てトヨタのほうが断然危ない,といっているのと同じです. さて何が抜け落ちているのか….資産ですね.つまり,上の文章では負債しか問題にしていないというのが最高におかしい部分というわけです.企業の健全性を見る指標はいくつかありますが,健全性を見る際に負債の大きさだけでは判断しませんね. ●総負債(総資産)=資産-負債 むしろこれが健全性の指標ですね.じゃあ日本の資産と負債を見てみましょう.(中央政府、地方公共団体,社会保障基金全部)ソースは(またまた)資金循環統計から. (2009年度3月末) 資産:471兆円 負債:961兆円 総負債:490兆円 ※念のため付け加えておきますけどこの資産の数字は金融資産のみです.政府の保有する不動産(例えば皇居とか)とかは含まれていません.当然含めればさらに資産は増えます. で,問題になるのが総負債:490兆円になるわけなのですが,この数字をGDP対比でほかのOECD諸国と比べますと,莫大に大きいというわけでもなく,十分水準内です.なぜこんなことになっているかというと資産が膨大なことが原因です.他の国では日本のようにGDPに匹敵するような資産は持っていません.つまり日本の問題点は負債が大きいのが問題ではなく資産が大きすぎるってことが問題なんですね.(思えばこれが構造改革の根拠の1つだった気もする…) まあ,これで専門家やらがいかにセンスのない連中なのかがわかったかと思います. 最後に当面の目標としては別に日本の借金は問題ない,増やし続けろっていうのはある意味極論なので無理にしても… >日本は国債、地方債、財投、借り入れを合計すると1200兆円ある それってバランスシートにおける負債のほうだけど資産ってどれくらい?借金が大きいなら資産を売り払って返していくってのが普通なんだから,日本ってどれくらいの資産があるのか知りたいなぁ. >税収(今では40~50兆円)の殆どが金利で持っていかれることになり 日本の持つ金融資産でいくらの投資収入があるのか,その差し引きでいくら税収が足りなくなるのか再計算して出直してこい!! と明らかな矛盾・説明不足ぐらいはツッコミを入れるようにしていきたいですね…(自分もここまでには達していないので要修行です...)
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- elimakitok
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>膨らみ続ける国の借金! への対策として官僚バッシングをご提案のようですが、国の借金がふくらむのは官僚の仕業ではありません。直接には政治家の仕業ですが、その後ろにいるのは国民で、結局のところ我々一人一人が国債発行残高をふやすように仕向けているのです。 (1)国債は、国家予算の支出が収入をオーバーするときに差額を借金で賄うために発行されますが、国家予算を決めるのは政治の仕事です。内閣が与党と協議しながら次の年度の予算を決めて行くときに、予算を要求する各省は自分と対になっている与党の部会と相談しますが、部会のメンバーたる国会議員(いわゆる族議員)は自分の選挙区の支持者を代弁する立場から、支持者が要求する施策の実現およびその裏づけとなる予算の確保をできるだけ多くしようとする動機をもっています。各省の官僚も自分への評価が担当施策の予算額に強く依存すると考える性癖があるので、やはり予算要求を膨らます動機をもっています。これを迎え撃つのが財務省です。財務省は財政規律を保つことを本来の使命とするので、予算の膨張を本能的に警戒し回避しようとします。議員のうちでも心ある者は、自分の選挙区を越えて国全体としての有るべき姿を考えますから、むやみに予算を膨らますことには与みしません。ここでバ トルが生ずるわけです。仮に、このバトルが財務省とそれ以外の各省の官僚の間だけで(つまり政治家の参加無しに)行われたとすれば、財務省の圧勝に終わるでしょう。範囲を行政府だけに限れば、予算を決める権限は財務省にあるのですから。 (2)現実には政治家がバトルを主導しますから、予算は不可避的に膨らみます。政治家は、1990年代には景気浮揚のために国家予算による支出を大きく膨らませて、財政赤字とそれを賄う国債発行をどんどん拡大させました。そして又、今年度の大幅な財政支出増です。これらは、表面は政治家の仕業ですが、遡れば、彼らにそのような行動をさせているのは選挙区の支持者達または国民の中のいろいろなグループ(一例を挙げれば「後期高齢者」に属する人達の一部)です。これは、それらの人達が今日の自分の苦境を免れるために明日の稼ぎ(自分たちの子孫の稼ぎ)を先取りている構図といえるでしょう。 (3)繰り返しますが、国の借金を膨らましているのは我々国民自身です。官僚には、国民から離れて自分達だけで国の借金を膨らます力はありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど・・・元はといえば投票率の低さに尽きるのでしょうね。 我々一般国民がしっかりと勉強し、監視していればこんなことにはならなかったのかもしれませんね。 次の政権に期待してみます。
- umaruko
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No.2です. すいません.質問の文面だけを見るとマスコミの受け売りで破綻破綻いっているような気がいたしましたので,ちゃんとした「自分の意見を書け」なんて書いてしまいました….以下補足に対する回答を書いていきます. (1)つまり…国債の発行額と国の破綻はまったく無関係です. こう書き込んだのは,そもそも国の公的債務の額の大きさと財政破綻は何の因果関係がないということを強調したかっただけです.つまり日本が800兆円も借金をかかえていても,あるいはたった50兆円の借金だったとしても,それには関係なく破綻するときは破綻するということです. 日本破綻論者は日本の公的債務の大きさを問題点にしていますので,なぜ韓国はたったGDP対比7%の公的債務で破綻したのか私にわかりやすく説明してほしいですね. (2)>日本が過去に破綻したときの対GDP比にこのペースでいけば4-5年で同率になるとどこかの本で読んだことがありますが。 いつ破綻したの?自分が知る限りないと思うんですけど.あるとしたら戦後直後になるけど戦争という特殊要因があったんだから今と一緒にすべきではないよね? (3)国債の消化 どこの国よりも順調なのが日本なんですけど…. 1.長期金利が1.5%前後とどこの国よりも小さい(つまりどこの国よりも価値が高い)しかも時系列で見てもどこの国より安定している. 2.新興国で頻繁に起こっている札割れが起きていない. 3.国債の金利を下げる手段に中央銀行による買いオペがあるけど,日本はその買いオペを他国ほど行っていない(つまりまだまだ余力がある). 少なくとも,国債の償還がやばいというなら長期金利は高くなるはず.なぜ,他の先進国に比べて長期金利が低い(つまり他の国よりリスクが小さい)のかこの疑問に答えなくてはいけない. (4)ムーディーズ いや…私も信頼していない(笑) 今回のサブプライム危機を作り出したメインプレイヤーの一人だしね.前の答えのムーディーズうんたらの部分は皮肉のつもりです.日本が格下げされたときにはこれを利用して破綻破綻いってた連中が,格上げされたときはそれに対しておかしいおかしいという.ムーディーズを信用して破綻破綻いっていたなら格上げされたときは日本バンザイっていうべきだろ. (5)官僚に日本円だけの金融資産を保有してもらえば今後借金の増加にブレーキがかかる そもそも私は日本の借金を増やせという意見の持ち主なので,回答するうんぬん以前なのですが… 1.もし,私が官僚だったら官僚をやめますね.官僚になる能力があるならほかの職業でもやっていけるし.おそらく優秀な人材が逃げていく要因になってしまう気がします. 2.官僚は金融資産に外貨やゴールド等の現物を保有してはならないなんてことになると官僚たちは自分たちは信用されていないと思ってしまうのでは?官僚はもっと躍起になるどころかやる気がそがされると思う. 3.ただ海外に口座作ればいい話なのでは?もしこれを禁止させることになると内政干渉とか外国に言われてしまう気がする. 根本的な解決方法(借金を減らすことに対する)じゃないし,効果も不透明だし,実行しても障害が大きいと思う. _______________________________ まあ以上が補足に対する答えですね. 個人的には質問者さんはかなり知識等を持っていると思いますが, >官僚は金融資産に外貨やゴールドを保有してはならない。 なんていう社会主義・封建主義的な結論を導きだしているため,これがここの回答者の方々には不評なんでしょうな.(そしてマスコミのうけうりだと思われる) 個人的にもムーディーズの格付けの問題を知っている人がこんな結論を導きだすのは宝の持ち腐れとしか感じませんね.もったいない….
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の質問の仕方が誤解を招いてしまったみたいですね。何せ性格がずぼらなもので、いつも「言葉が足りない」とまわりの人間に指摘されます(汗) 以後気をつけます。 本題に入ります。 >>(1)つまり…国債の発行額と国の破綻はまったく無関係です.<< 日本は国債、地方債、財投、借り入れを合計すると1200兆円あると聞きました。 仮に今後景気が回復して税収が増えたとします。1980年代のバブルのピークでさえ60兆円ですから、今の約80兆円の予算からしても足りません。 結局借金は増えることになります。 しかも景気がよくなれば金利も上昇しますから、仮にアメリカ並みの5パーセントになれば1200兆円に対しておおよそ3パーセントの金利がかかるそうです。単純に計算すれば36兆円金利がかかることになります。 そうなると税収(今では40~50兆円)の殆どが金利で持っていかれることになりこれまた借金は増えることになります。 景気回復、後退どちらにしても借金が増えることになり・・・いずれ破綻 と言うのが私が聞いた話です。 私も経済に対しては素人ですので詳しいことはわかりませんが、世の中の話を聞いているとどちらかと言えば「やばいかも」と思ってしまうのです。 そこで「何故借金を減らそうとしないのか」と疑問に思ったので質問させていただきました。どう考えても天下りに12兆円も支払っている現状がまともだとは思えないのです。 私の提案は何とかならないかと思ったときの“タダの思い付き”ですのであまり深く考えないでください。(汗) そこでお聞きします。 1.それでは今後日本はどこまで借金を増やせると思いますか? 2.日本が破綻しないのならよその国もマネをすればいいのではと単純に考えてしまいますが、どうなんでしょうか?
- umaruko
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貴方は国の借金が増え続けていることが問題だと思いますか…. じゃあ,今の官僚はよくがんばっているということになりますよ.なぜなら日本はここ数年財政赤字の伸び率がもっとも小さかった国の一つですからね.むしろ我々が外貨やゴールドを官僚に貢がなきゃいけませんね(笑) あとはNo.1さんのご指摘どおり,官僚・政治家のせいにするだけでなくて,自分も政治に参加して国を変えていくという心意気が大事でしょう.(私はアメリカのオバマ旋風を見ていてこのことを痛烈に感じました) そのためにはまず,貴方は日本の財政問題のいったいどこが真の問題でそのための改善策は何なのかきちんと自分の意見を持てるようになったほうがいいでしょうね. 例えば,私の意見を書くとするなら... >このまま行けば国は破綻 今までに破綻した国々の財政赤字を調べてみてください.アジア危機のタイ・韓国,2001年のアルゼンチン,2008年のアイスランドとかをね.公的債務/GDPの比率は今の日本が190%もあるから経済学者は「日本破綻」を叫んでいますが,破綻したときの先ほどの国々の公的債務/GDPの比率は多くても70%程度,韓国なんて7%程度しかなかったそうです. つまり…国債の発行額と国の破綻はまったく無関係です. それでも日本は破綻するとおっしゃるなら,最近ムーディーズが実質日本の格付けを上げることをやっているので「日本は財政破綻するから格上げなんてすんな!!」とムーディーズに押しかけたらいいと思います.(笑) http://www.nikkei.co.jp/news/market/20090518m1AS3L18056180509.html (記事にはないけど日本は外貨建て国債を発行していない.よって実質の格上げ) だから私は国の借金が一番の問題ではないと思っています. こんなふうに自分の意見を持つようにしていきましょう.
補足
もちろんある程度は把握しています。 日本が過去に破綻したときの対GDP比にこのペースでいけば4-5年で同率になるとどこかの本で読んだことがありますが。 それに最近個人向け国債を発行してみたりヨーロッパのどこかの国で日本国債の説明会をしてみたり(その後どうなったかは知りませんが)、国債の消化に赤信号が点っているのではないでしょうか? それにムーディーズって確かファニーメイやフレディマックの債権をトリプルAにしていたのでは・・・ あまりあてにならないような気がしますが・・・ ですから官僚に日本円だけの金融資産を保有してもらえば今後借金の増加にブレーキがかかるのではと考えたのです。
- 織田 信長(@id_system)
- ベストアンサー率17% (55/306)
その前に質問者さんが国の財政状況を把握する方が先決だと思う。 なんでも官僚のせいにしとけばいいというものじゃない。 雰囲気に流されるだけ、多数派に乗っかってるだけ、批判だけ、そんな人で実は何も知らない口まねだけって人が多すぎる。これじゃ創価学会信者と大差ない。
補足
もちろんある程度は把握しています。 その上での質問ですのであしからず。
お礼
大変詳しく説明頂き感謝いたします。 どうやら私の感覚も磨きなおししなければならないようです。 もう一度勉強しなおして、再度質問させていただきます。 ありがとうございました。