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アガサ・クリスティのお勧め

最近初めて『そして誰もいなくなった』を読んだ者です。非常に面白く、他のクリスティ作品を読んでみたくなったのですが…書店で見たところ、ものすごく作品数あるのですね。ありすぎて、何から読めばいいのかさっぱり見当もつきません。 ということで、皆さんのお勧めするクリスティ作品を教えていただきたいです!また、作品選びのコツのようなものもあったら知りたいです。よろしくお願いします。

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noname#204885
noname#204885
回答No.2

クリスティ、大好きです。クイーン派の人からは非論理的と言われることもありますが、トリックと言うよりアイデアの秀逸さが素晴らしいです。「そして誰もいなくなった」もそうですが、推理小説を面白く読ませるアイデアのネタは殆どがクリスティの発案だと思います。 #1さんが挙げられているものは古典となっている代表作ですね。 亜流を多く生んだと言う点では、「ABC殺人事件」を追加しておきたいです。「オリエント急行」「アクロイド殺し」「ABC殺人事件」の3冊はあまりに有名過ぎてトリックのネタばらし本では必ず引用されてしまうので、もしwat_1987さんがまだこれらのトリックの情報を持っていないのであれば、一刻も早く読まれることをお奨めします。この3冊を予備知識無しに読めると言うのは幸運きわまりないことです。(うらやましい!!) 追加のお奨めとしては・・・ 「鏡は横にひび割れて」 ミスマープルのシリーズで一番好きです。映画化もされました。いわゆる「Why dunit?:何故その人が殺されなければならなかったのか?」と言うテーマ。最後に動機が解明された瞬間に全ての構図が明らかになり、地平が一気に開けるような陶酔感が得られます。 「三幕の悲劇」 こちらはポワロが出てくる有名なWhy dunit?物。読後の納得感では「鏡は横にひび割れて」の方に軍配が上がりますが、亜流が多く生まれたと言う点ではこちらですね。 「予告殺人」は、昔のハヤカワミステリ文庫では致命的な誤訳があったことで有名。(私も読み終えて怒りました。)修正されていればマープル物のお奨めに入るんですが・・・。 「シタフォードの謎」はポワロもマープルも出ない初期のシリーズですが、冒頭のオカルト的な殺人予告の謎がきっちり論理的に解決される佳作です。

noname#98700
質問者

お礼

ありがとうございます!古典的代表の3作は読まなければなりませんね。幸運にも予備知識はありません(笑) クイーンも読んだことないのですが、そちらは論理的にすばらしい作品が多いのでしょうか。そっちも気になってきました。

その他の回答 (4)

  • LN-TF
  • ベストアンサー率53% (320/596)
回答No.5

アガサ・クリスティの作品は幾つかに分類できます。 シリーズもの。 ・ポワロ(ポアロ)もの 「スタイルズの殺人」「オリエント急行の殺人」「アクロイド殺し」「白昼の悪魔」「ナイルに死す」など。 短編もあります。 ・ミス・マープルもの 「牧師館の殺人」「鏡は横にひびわれて」 短編もあります。 ・トミー・アンド・タッペンスもの 「秘密機関」「おしどり探偵(連作短編)」など ・パーカー・パインもの 短編のみ ・ハリー・クインもの 短編のみ ・バンドルもの及びその関連 「チムニーズ館の殺人」「七つのダイヤル」「ゼロ時間へ(旧題:殺人準備完了)」 ノン・シリーズ。 「謎のエバンス」「茶色い服の男(サスペンス)」など ・女性小説(略) ・その他。 「さあ、あなたの暮らしぶりを話して(旅行記)」「夢の道(詩集):邦訳は未公刊」「自伝」 「テン・リトル・ニガース」から入られたのでは、サスペンスより謎解きの方が良いかもしれません。 御勧めは、「スタイルズの殺人」(創元推理文庫版が一番良い) 「アクロイド殺し(早川文庫版がおすすめ)」「ABC殺人事件(早川文庫版がおすすめ)」「エンド・ハウスの怪事件(創元推理文庫がおすすめ)」「牧師館の殺人(創元推理文庫がおすすめ、題名が「ミスマープル最初の事件」) クリスティーの作は最初の方は早川書房と創元推理文庫とに入っています。読み比べた事があるので、記者が良いと思う方を書いて置きました。これは主観が入っています。中期以降は、早川書房が独占しています。短編も一部を除いては両社から刊行されています。短編は両社で組み合わせが異なるものがあります。宇野利泰訳はその中で白眉でしょう。厚木訳は記者のお勧めです。(いづれも創元推理文庫) 以上ご参考になれば幸甚です。

noname#98700
質問者

お礼

詳しくありがとうございます! 出版社による分類までしていただいてうれしい限りです。 今後の参考にさせていただきます。

  • reviewer
  • ベストアンサー率34% (165/484)
回答No.4

舞台(戯曲)や映画化された作品で 検察側の証人(舞台戯曲、ビリー・ワイルダー監督『情婦』の題で映画化) 招かれざる客 (舞台戯曲) 白昼の悪魔(1982年『地中海殺人事件』の題で映画化) ミステリ以外の作品で 春にして君を離れ(ロマンチック・サスペンス小説) ベツレヘムの星(クリスティのオリジナル・クリスマス・ストーリー集) なども面白いと思います。

noname#98700
質問者

お礼

ありがとうございます。 ミステリー以外の作品もあるのですね、知りませんでした。 映画はぜひ見てみたいですね。古そうですけど、あれば今度借りてみます。

  • age-1020
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回答No.3

はじめまして。 私も「アクロイド殺し」かな。 何か書くとそれだけでネタバレになるのでやめておきますね。 クイーンにも興味があるようですが、 「Yの悲劇」を読もうとして(買ってあったけど読んでなかった) 書評を見た際に、犯人が書いてあってガッカリしたことがありました。 本気で腹が立ちました(笑) そして読まずに終わりました・・・。 そんなことになる前に読んでしまうことをオススメします!

noname#98700
質問者

お礼

ありがとうございます! ネット検索してついうっかりネタばれを見たりしないように気を付けます。 せっかくなので、『オリエント』『アクロイド』『ABC』のなかでも、最初にアクロイドを読んでみようかと思います。

  • mshr1962
  • ベストアンサー率39% (7417/18945)
回答No.1

基本的にジェーン・マープルとエルキュール・ポワロのどちらを読むかですけど... マープル 「火曜クラブ」短編集 「牧師館の殺人」マープル初めの事件 「カリブ海の秘密」と「復讐の女神」登場人物が共通 「スリーピング・マーダー」マープル最後の事件 ポワロ 「スタイルズ荘の怪事件」 「オリエント急行の殺人」 「アクロイド殺し」 「ナイルに死す」 >作品選びのコツのようなものもあったら知りたいです。 アガサ・クリスティ作品にはマザーグースの歌を取り入れた作品が結構あります。 「そして誰もいなくなった」 「ねずみとり(マザーグース殺人事件)」 「ポケットにライ麦を」 「24羽の黒つぐみ」

noname#98700
質問者

お礼

たくさんあげてくれてありがとうございます! マザーグースを使った作品にもいろいろ種類があるのですね。興味深いです。

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