- ベストアンサー
木版画展は絵を描いた人が彫ったんですか
浮世絵などでは絵を描く人、彫る人、擂る人と分かれるようですね。 現在の展示会の版画も同じですか。 その場合取り分は誰が多いのですか。 また外国も同じですか。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>何か彫り師や刷り師が陰に隠れて気の毒な気がしています。 一人で製作できない芸術はたくさんあります。例えば建築。一軒家から高層ビルまでいろいろありますが、どんな有名な建築家が設計しても、大工さんや工務店・ゼネコンが無ければ建物はできあがりません。例えば音楽、有名なアーティストの後ろには無名のバンドが付くこともあります。例えば小説、校正や装丁など多くの職人がひとつの芸術活動に協力しています。版画もそういったものに近いと思います。芸術家として表現内容にこだわる版画家と、ひとの表現活動を支える職人としての版画家とがいて、かなり体質の違う職業だととらえた方がいいかもしれません。(なかには両者の中間的役割をもたれる版画家のかたもいらっしゃると思いますが…)
その他の回答 (1)
- basil
- ベストアンサー率35% (148/420)
芸術にルールはありません。専門ごとに手掛けるひとが複数人いる場合もあるでしょうし、すべてひとりでこなすひともいるでしょう。浮世絵などは、現代の様な印刷機が無かった時代、よりたくさんの印刷物を量産しなければならないという必要があったために絵師、彫り師、刷り師といった具合に分業し、効率を上げていたようです。現代、このように手作業で量産するケースは少なく、版画は印刷/量産というよりはアート分野での利用が主です。版画をメインに制作される版画家は作画~刷りまで一人で行う場合も多いようですが、日本画化などが本業で、原画のみを描き、版画師が彫り&刷りをするケースもあります。同様に様々なケースがあるとおもいます。 ギャランティー配分についても、契約状況に依って違うと思います。例えば、同格の複数アーティストが共作(コラボレート)する場合、画家が版画職人に対して作業発注する場合、など様々なケースがあり配分もそれによって変わると思います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。「芸術にルールない」にそお言うものかと 驚いてます。何か彫り師や刷り師が陰に隠れて気の毒な気がしています。
お礼
ありがとうございます。少し認識を変えないといけませんね。
補足
締め切ろうと思うが、回答者1人の時はできない見たい。 回答に満足してるんで。