他の方々が書かれているように本来のフィルムの写真はフィルムに投光して印画紙に焼き付ける方が良いようですが
この方式の業務用プリンターは既に販売されていないようです。
こだわりのある一部の写真店が継続して使用しています。
現在の業務用デジタルプリントシステム(以下デジタルミニラボ)はフィルムスキャナーでデジタル化し画像処理しレーザーなどで印画紙に露光しています。
従来の写真より良く言えば鮮やかにクッキリ、ハッキリしたプリントです。
悪く言えば派手で不自然といえます。
デジカメで撮影した画像はさらにその差が出るようです。
デジタルミニラボでプリントしている写真屋のオヤジさんが「フィルムのプリントを見ると落ち着く。」といっていました。
ご質問の <ネガ(35mm)からL版にプリントしたもの>を現在一般的なデジタルミニラボと解釈します。
<データ化したものを同じくL版でプリントしたもの>は民生機のスキャナーで取り込みインクジェットプリンターでプリントと解釈します。
フィルムのプリントはスキャナー、画像ソフト、プリンター、使用インク、使用ペーパーそしてオペレーターの能力で差が出ます。
評価する人の好み、妥協点によりますが、写真を長くやってきた多くの人はインクジェットプリンターでのプリントは奥行きが無いと言ってます。
同じ放送局からの電波でも電気店で32インチのテレビを見比べるとかなり違います。またテレビの調整で画像は変わってきます。
DVDの場合再生機によっても差があるでしょう。フィルムのプリントも同じです。
・ネガ(35mm)からL版にプリントしたもの
・パソコンでネガを3200dpiでスキャンし、データ化したものを同じくL版でプリントしたもの
・パソコンでネガを3200dpiでスキャンし写真店でプリントしたもの
同じフィルムで比較してご自分で評価・確認してはいかがですか。
注意1
写真店のプリントは一般的な人が評価するので基本的には人物重視でプリントしています。
人物を逆光でシルエットで撮影しても、何も言わないでプリントを依頼すると、多少画像が荒れても明るく補正して人物の顔が見えるようにします。
注意2
同じデジタルミニラボでも写真店、オペレーターによってプリントの仕上がりは違います。
写真マニアは自分の好みと合う写真店を探し、また自分の好みを写真店に理解してもらいます。しっかりした写真店はお客の好みを理解しお客の好みのプリントをするよう勤めています。
お礼
ありがとうございます。大変参考になりましたm( _ _ )m