- ベストアンサー
情報を教えて下さい
1957年作 安城家の舞踏会に(菊)と言う名で出演していた、空あけみ氏は存命でしようか、それとも.....どなたか、詳しい情報を教えて下さい、映画ではすてがたい存在感がありました。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
丁寧なお返事ありがとうございます。ここもきちんとお礼を伝えてくれる人がもっと増えると良いのですが、現実はそうではありません。 さて、その礼文を読んでいて、ややや、となりました。急遽国立近代美術館フィルムセンターが1980年に催した「監督研究 吉村公三郎」のプログラムを棚の奥から出して見ました。確かに配役がデータ・ベースの記載とは異なっています。キネマ旬報のものは或いは製作発表段階の資料をそのまま転載しているのかもしれません。それはともかく、このプログラムにも空さんの紹介は全くありません。 前記の人名事典を作成するに当たって、キネマ旬報社は相当な努力をしたようです。しかしそれでも漏れている人もいれば、無声時代に至っては大スターであった人ですら追求することが出来ない例もありました。その辺りの不備はキネマ旬報社も重々承知していました。このため、或いは新版では情報を得ることが出来て、新たに収録されている可能性が無いとは言えません。 しかしそれにも記載が無いとすると、もう事実を知ることは絶望的になるでしょう。 事典巻末の後書き(男優編の方かもしれません)に、戦前無声時代の大スターだったある女優の末路が記されています(さすがに具体的な名前は伏せられています)。役が付かなくなってついに廃業し、故郷の東北に帰っていたそうです。ところがその家の近所の者ですらそのお婆さんが昔日の大スターだとは誰一人気付かず、ひっそりと世を去っていたとか。真に世は無常です。 ここでお仕舞いにしてしまうのは少々心残りですから、最後にGoogleで“空あけみ”(記号の内部を一つの語句として検索するという命令です)を検索してみました。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E2%80%9C%E7%A9%BA%E3%81%82%E3%81%91%E3%81%BF%E2%80%9D&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=&aq=f&oq= するとあるテレビ・ドラマのデータが出てきます。 http://www.tvdrama-db.com/name/p/type-CAST=keyex-%E7%A9%BA%E3%80%80%E3%81%82%E3%81%91%E3%81%BF http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-16752 松竹の製作であることと、年代から考えると、ご本人の可能性もあります。 私は結果の1ページ目しか見ていませんが、これをずっと見て行くと、あるいはまた別の情報を得られるかもしれません。
その他の回答 (1)
- 一円(@ichien2)
- ベストアンサー率77% (447/577)
今晩は。 日本映画の戦後の傑作第一号ですね。ところがデータ・ベースによると菊役は幾野道子さんです。 http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=26887&full=1#cast 一方、空あけみさんは同時期に映画デヴューしていて、幾野さんとも何度も顔を合わせています。 http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=by_name&id=123582 共に娘役としてそれなりの存在だったようです。 ともかく、どこかに記憶違いがあるのではないでしょうか。同じ吉村公三郎監督作品なら、『象を喰つた連中』に空さんは出ています。『安城家の舞踏会』はソフトが簡単に手に入れられますから、確認することが可能です。 ところで手元に1980年版の「日本映画全集・女優編」がありますが、これには空さんの記載はありません。娘役を3年ほどやって、以後芸能界からは完全に縁を切ったようです。 一方幾野さんに関しては、主演作を何本か撮り、その後は脇に回っています。この人名事典には具体的な連絡先が記載されていて、私の住んでいる大田区の隣に家があるとあります。調べるとその番地は現在集合住宅になっています。元々幾野さんの父親はそれと同じ町名の地域で不動産賃貸業を営んでいたとあります。あるいはこの住所で連絡が取れるかもしれません。 現在ではこの人名事典は20年ほど後に改版されたものが市販されていますが、旧版も図書館に所蔵されている場合が多くあると思います。図書館の検索はこちらからどうぞ。 http://www.jla.or.jp/link/public.html
お礼
初めまして、この上がない位の情報を有難うございます、やはり身共の持っているビデオは菊役は空あけみ氏でした、映画の最初の役者紹介上にはっきり出ていました、多聞、同じ映画会社で似たようなストーリーで2本の映画を作ったのではないでしょうか、昔、東映映画で忠臣蔵という映画を何本も作りましたが、それと同じ様な雰囲気では、菊役で幾野道子というのは聞いたことがあります、紹介してもらったデーター、ベースと出演者が何人か違うみたいですね、例えば→昭子役(入江たか子)から逢初夢子、曜子役(植田曜子)から津島恵子、千代役(竹久千恵子)から村田知英子などです、私の持っているビデオも1947年製作品でした、図書館のリンクまで載せて頂き有難うございます、今度近くの図書館へ行き調べたいと思います、しかしそれ以上の詮索はしません、逢初夢子氏も存命なので、空あけみ氏もきっと存命だと信じます、いろいろ有難うございます、では......
お礼
再びテレビドラマ・ベースやらウエブなど載せて頂き有難うございます、早速拝見させてもらいました、特にテレビドラマ・黒水仙の美女は空あけみ氏本人が出ているみたいなので、インターネットでオークション購入したいと思います、映画引退後からテレビに出るまで20年位空白期間があるみたいですね、本当にいろいろ有難うございます、改めて貴殿に感謝する所存です、では.....