・保守的になって挑戦しない
企業が大きくなると、ミスをしないことだけを評価するシステムになりがちなので、挑戦しない人が上にあがって行きます。優秀な人は、ひたすら責任回避に知恵を絞るようになります。
・真実が見えなくなる
階層が深くなると、中間層は自分の下を隠すし、上は手間や責任から逃れるため目を覆いがちになります。これに順応すると噂でものごとを判断するようになり、結果的に重要な点で判断ミスをする可能性が出てきたり、優秀な人から潰れていく会社になります。
・部分最適化
自分の仕事を分割して人にやらせるだけというやり方をしていると、分割されたほうは自分の分担の範囲で最適化します。しかし、部分最適を追求すると全体の最適が犠牲になります。頑張っているのに収益が上がらない会社、不満の溜まる会社になります。