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心労による激やせ

たとえば、かつての辻本清美とか、協栄ジムの金平会長とか 心労により体重が激減したケースというのはときどき見受けられます。 単に食べ物を取っていないというレベルを超えています。 それは、いったいなぜなんですか?? 心が痛む→??→??→日常にくらべ脂肪がエネルギーとして使用される→体重減少 ??を教えてください

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  • albert8
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回答No.1

これを理解するには若干自律神経や免疫反応について知っておく必要があるようです。 激しい心労にしろ例えば進行ガンなど重篤な病気、あるいは大手術、長期の絶食、ハードな運動などは生体には激しいストレスとなります。 個人の適応力を超えるほどの心や体のストレスは自律神経の交感神経を極度に緊張させます。 心身をリラックスさせ、エネルギー蓄積を図る副交感神経と違って、交感神経は心身を興奮、活動的にしてネルギー消費を活発にします。心の問題だけでも実際に運動してるのと同じことが起きます。 ストレスが甚大になるとそストレスから生体を防衛するために白血球の免疫反応が活発になりますが、その一つであるマクロファージも活性化してきます。 マクロファージはインターフェロン、インターロイキン、TNFなど強力な免疫物質(サイトカイン)を放出、分泌します。中でもTNFは腫瘍壊死因子といわれるように腫瘍の細胞膜を破壊して、腫瘍を壊死に追い込むほど強力なのですが、実はそれに留まらず、脂肪細胞を燃焼させるなど体内の余剰部分を削ぎ落とす作用があるのです。 そうなってくると傍目には非常にやつれた印象を与えますが、合目的な生体を守る反応です。マクロファージは自ら生体を飢餓へと追い込み徹底して無駄を省く戦略です。痩せることで代謝を抑制し、また少ない白血球で生体の防御が可能となります。

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