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GENOウィルスのチェック後セキュリティソフトに問題が
- 最近話題の俗称GENOウィルス。かかっていたら嫌だなと思い、同人向け対策ページに載っていたチェックをしてみた。それ自体は異常はなくほっとしていたら…セキュリティソフトの機能があちこちオフになっていて「リスクあり」表示になっていました。
- 慌てて「すぐに解決」をクリックしましたがダメで、「設定」をクリックしましたが何も表示されず…オンにできません。コントロールパネルの設定を概定値に戻し再起動してみましたが変化なし…。
- セキュリティはノートン(去年夏更新だったので2008)です。OSはWindowsXP。どうしたら正常にセキュリティが働くでしょう?
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多分、今のままでは正常に作動してくれないと思いますので、 シマンテックのIDとノートン2008のシリアル番号、そして2008のインストールファイルがあるのでしたら、一旦2008を完全削除してみます。 念のためシマンテックのセキュリティスキャンを実施して、問題がなかったら、あらためて2008を再インストールすればいいのではないでしょうか。
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- ryu-fiz
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>どうしたら正常にセキュリティが働くでしょう? 確実にそうしたいなら、リカバリしてください。 ウイルス対策ソフトの無効化は、いわゆるGENOウイルスも含めた最近の感染の自覚症状としては非常に知られたものです。いきなりこの兆候が出て改善が困難に陥ったということから、何らかの深刻な感染に遭っている可能性は相当に高いと思われます。 >同人向け対策ページに載っていたチェックをしてみたした。 >それ自体は異常はなくほっとしていたら… 最近、そこかしこで同じことばかり書いてますが>自分。 いわゆるGENOのことばかり気にして、sqlsodbc.chmのファイルサイズが異常なら感染、そうでないなら大丈夫などと即決する人も増えてたりするようです。 はっきり言ってそれはおかしい。sqlsodbc.chmうんぬんは感染の本体ではなく、それに付随して発生する傾向のあるもの、いわゆる形跡=トレースに過ぎないのですから、それだけで感染の有無を判断するのは乱暴に過ぎます。 また、さまざまな情報を紐解く中では、sqlsodbc.chmに異常がない感染例もあると聞きます。それに…いわゆるGENOウイルスとは言えなくても、同様に深刻な感染は他にも多数存在している訳で、そうした可能性も含めてより確実な感染チェックを行なわないことには本当の意味はないのではないかと思うのです。 より詳しく状況判断をするためには、ご利用のウイルス対策ソフト以外の手法、例えばカスペルスキーやF-Secure辺りの定評のあるオンラインスキャンの利用が考えらえますが…そちらの現状ではいずれのオンラインスキャンも正常に利用出来ない可能性もかなり高いと見ます。 それでも一応セカンドオピニオンとして受けてみるのは悪いことではないでしょう。 http://www.kaspersky.co.jp/virusscanner http://www.f-secure.co.jp/v-descs/disinfestation.html ただし、いずれも芳しくなければリカバリ決定と考えるべきかと。 Windowsで安全にリカバリを進めるためには、次のURLを参考にしてください。 http://iwata.way-nifty.com/home/2004/10/1017.html XP SP3やVista、それ以降のOS搭載機に関しては、基本的にXP SP2と同様と考えてください。 昨今の感染は手強くなっており、ウイルス対策ソフトで防ぐことが困難になっているものも増えています。ウイルス対策ソフトを入れて、怪しいサイトを見ないようにするだけでは防げない感染も少なからずあります。 次のような点に注意すべきだと考えます。対処出来ていない点がないかどうかをチェックしてみてください。(意味が分からない用語は、e-Wordsで調べるなどして理解に努めてください。) http://e-words.jp/ 1)各種アプリケーションソフトのセキュリティ更新を怠らない。 Windows Updateの必要性はこれまでも叫ばれて来ましたが、悪用されるセキュリティ上の問題点=脆弱性は、WindowsOS上のものから各アプリケーションソフトのものへと主流が移り変わりつつあります。つまり、これからのネットセキュリティにおいては、OSだけでなく、その上で実行される各種アプリケーションソフトを必要に応じて最新のものに更新することも怠ってはいけません。例えば、 ・Firefox、Operaなどのブラウザ。 ・Sun Java 仮想マシン(JRE)。 ・Flash PlayerやShockwave Playerなどのプラグイン。 ・Real Player、QuickTimeなどのメディアプレイヤー。 ・Adobe Readerや圧縮解凍ソフトなど、それ以外のアプリケーションソフト。 最新の感染では、そうしたアプリケーションソフトの脆弱性が利用されることが殆どです。一般サイトが何らかの理由で改変された結果、そうした脆弱性を利用した仕掛けの施された悪意のあるサイトにこっそり転送されて感染が試みられます。 http://internet.watch.impress.co.jp/ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/security/ こうしたサイトを出来れば毎日チェックし、速やかな対処を行えば防ぐことの出来る感染も多いのです。 2)標準設定のInternet Explorerはセキュリティ上危険な面が多いことを認識すること。 IEで扱うことの出来るJavaScriptはJScriptといい、Windowsを直接操作出来るように拡張されており、各種感染に悪用されることがあります。勝手の知らないサイトではIEのセキュリティレベルをあらかじめ上げておく必要があると考えられます。 でも、セキュリティレベルをTPOに合わせて切り替えて使うことはユーザーにとってかなり負担になります。IEに依存しないFirefoxやOperaのようなブラウザを普段遣いにすることで、各種感染のリスクを大幅に下げることが可能です。 http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/ http://jp.opera.com/ もちろん、各ブラウザにおいても随時セキュリティ上の問題点が見つかることがあり、その場合には危険が生じます。でも必要な情報を入手した上で随時最新のものを使うように心掛ければ、IEほどには感染のリスクは高くありません。 XPまでのWindowsで、もしどうしてもIEをあらゆる局面で常用したいというのであれば、次のURLで紹介されているReducedPermissionsやRUNASAのようなソフトの利用を検討してください。 http://www.oshiete-kun.net/archives/2006/05/iereducedpermissions.html http://www.oshiete-kun.net/archives/2007/04/vistauacxprunasa.html 制限つきユーザー上でIEを利用することが出来れば、JavaScriptやActiveXの実行に関してサイト閲覧上の効果を損なわずに利用が可能になる一方、システムに重大な変更をもたらすような危険な動作は抑制されます。ただし、ActiveXのインストールが必要な場合など、必要に応じて管理者権限での起動を使い分ける必要はあります。また、権限の昇格を伴う脆弱性がIEやプラグインソフトなどに存在している場合には、ReducedPermissionsやRUNASAを使っていても安全とは言えないケースも出て来ます。くれぐれも過信しないようにしてください。 ReducedPermissionsの入手は、次の各URLから行うことが出来ます。 http://download.cnet.com/Reduced-Permissions/3000-2239_4-10572884.html http://www.softpedia.com/get/System/System-Miscellaneous/Reduced-Permissions.shtml なお、Windows Vista以降のIEでは、保護モードにおいて感染を防ぐための配慮が行われていますので、標準設定のままでもXP以前のものよりかなり安全です。無理に他のブラウザを常用する必要はないかも知れません。ただし、Flash Playerなど他のアプリケーションソフトや、WindowsOSのセキュリティ上の問題点=脆弱性の影響には十分注意しなくてはいけません。その辺は1)で説明した通りです。 3)ファイアウォールを有効にする。 出来ることなら、ファイアウォール機能の付いたブロードバンドルーターを介してネットに接続することが望ましいです。それが出来ない場合には、パーソナルファイアウォール機能を含むウイルス対策ソフトを利用しましょう。 最低でもWindowsファイアウォールを有効にしておけばそれなりの効果は期待出来ますが、例えば各種共有機能が有効になっているとそれ関係のポートが開かれたままの状態になり、ネットワークウイルス感染や不正侵入を防げない可能性もあります。より確実に不正な通信をブロックするためには、やはりブロードバンドルーターかパーソナルファイアウォールを別途導入するのが望ましいです。 4)怪しいリンクをクリックしたり、怪しいファイルをダウンロードしたりしない。 興味深いネタへのリンクと称して怪しいリンクを踏ませたり、動画再生に必要なコーデックなどと偽って怪しいファイルをダウンロード、実行させようとする手口は後を絶ちません。十分な注意が必要です。 このような騙しに遭わないためにも、先述したようなニュースサイトで最新の情報を常時チェックされるのが望ましいです。
補足
言い方が悪かったようなので訂正します。 どうしたらノートンが元通り作動しますか? この点についての質問です。何か私がそうと知らずにチェックの時に設定を変えてしまった可能性を考えいるのです。 完璧なセキュリティを求めての質問ではありません。 ノートンの現状を解決しスキャンをしたいのです。