• 締切済み

女性は侘びより雅?

古今東西女性は光り物が好きだとよく言われ、何にでもスワロフスキーを貼り付けるように女性が趣向を凝らすとどうにも(地味な人も余裕か関心がないだけで好みとしては)雅・派手・秀吉好み(洗練されるとシンプルながら鮮やかな織部好みといったところに落ち着く)になるような気がします。 近頃はオーガニックブームで素朴な物への関心も高まっているようですが、侘び・渋・利休好みな女性は私の主観では常に少数派です。 好みに良し悪しなどございませんが、女性全体の美意識において侘びが雅に勝ることはないのでしょうか。 もしくは私の思い過ごしなのでしょうか。あるいは性別ではなく年代の問題なのでしょうか。

みんなの回答

  • anshu
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.3

男性、女性の差はともかくとして。 「侘び」について以前ブログに書きました。↓ http://nobunsha.jp/blog/post_25.html ご参照ください。

noname#96295
noname#96295
回答No.2

何にでもスワロフスキーをつけるような趣向を 雅 と呼ぶのはいかがなものかと思います。 また、オーガニック志向や素朴好みを 侘 と呼ぶのも少々違っているように思われます。 せっかく雅と侘、秀吉と利休で問いをお立てになったのですから、 大阪風の派手趣味と東京風の地味趣味の話に納まってしまうのも残念ですし、 パンの景品にはピーター・ラビットの絵皿か白無地の皿か、という卑近な趣向の違いも、雅と侘ではないですよね。 結論から言えば、雅に軍配があがるのも仕方のないことだろうとは思います。 商業主義・消費社会では、雅のほうが趣味の範囲が広いと思うからです。 とはいえ、雅は洗練されてこその雅ではないですか?  着物ならたとえば千總さんの総柄染めのやわらかもの(りんずなど)は若い娘に似合いますが、 華やかさと愛らしさと格調が特徴的ですから、野暮ったいし非実用的と感じて好まない人もいるでしょう。 一竹辻が花の華やかさも、過剰で好みではないと感じる人がたくさんいるでしょう。 同じ着物でも短い季節柄の付け下げなのに最高級の紬であったりすると、無用も無用、 遊びの粋がったものになり、玄人風の雅になるでしょう。こういうのは近頃は一般にも人気があるようですね。 しかしお姫様でも実用でもないとなると嫌う人も多いと思います。 色や柄がなくとも、土地の民芸織などでも、街の人が贅沢の証に身に付けていたりすると、 それで都ふうのバイアスがかかって、雅の演出になってしまうのかもしれません。 着物に限らず何でも、そういう都のバイアスという意味では、 オーガニックであろうと素朴であろうと、商品的に洗練されたものは雅の範疇になるのではないかと思います。 何かが人目を惹くようにとデザインされているからです。 侘は見てもらおうとするところの一切無いということで、本当なら簡素ななかに丹精というか蓄積というか、 問わず語りの味わいがないといけないところでしょうが、 着物なら利休鼠などは若いうちに着る色ではないですね。また、光りものをつけないといっても、 披露宴やパーティ会場で、利休鼠のワンピースに光もの無しだからといって、あの人侘びてて渋いわ とは言われないであろうというのも面白いところです。そういうわけでピナ・バウシュが立っていても侘ではないです。 見られることを放棄している女性を利休が好んだわけでもなく、(女性関係が多い) 侘は鑑賞者が生かすものであると思います。存在として侘なのではなく、鑑賞の関係上、侘なのだと思います。 やはり商品の性質とは相容れないのではないでしょうか。 妻や恋人という密室の関係性はある意味では侘の美であってもよいですよね。そう言って物をやたらに買い与えない。。。 いや、妻を外に出したがるご主人もいますからね。そして、雅は年齢では割り切れないですね。 まあいずれにしましても、雅と侘は、洗練や自覚について半端ということはなく、 本人と鑑賞者のどちらにそれらの重心があるかで違ってくるのではないでしょうか。

回答No.1

私は、二十代の女性ですが、そんな事はないと思います。 確かに私のようにシンプル、詫びへのこだわりを持つ人は少数派かもしれません。 職業がデザイン関係だからかもしれませんが、私は、無やシンプルさの中に美を見いだす事が好きです。モダン、ミニマム趣向に詫びを足した感じですかね。スワロフスキーにはまず関心はないです。アートとして鑑賞するのは別ですが、所有したいとは思いません。 実際、マーケットを見ても、私の周りは雅趣向の人々が多いと思います。 大阪のおばさん並ではないですが、派手好き、キラキラ好きは多いですね。私個人としてはこのカテゴリーは嫌いです。 女性は綺麗にいたいし、幾つになっても輝いていたいから、魅力的でいたいから、鮮やかな織部好みというのも結論として言えると思います。 これは、至って個人の趣向の問題であって、どちらを選ぶも自由。 ただやはり、雅趣向が多いのは否めません。トレンドを見ても雅趣向ですが、大多数です。

関連するQ&A