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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:大人の自閉症の方が日常生活で困る事って何ですか?)

大人の自閉症の方が日常生活で困る事って何ですか?

このQ&Aのポイント
  • 大人の自閉症の方が日常生活で困ることについてまとめました。
  • 大人の自閉症の方を支援するためのアイデアについて考えています。
  • 一人暮らしをする自閉症の方にロボットなどのテクノロジーが役立つかもしれません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • aeromakki
  • ベストアンサー率36% (870/2378)
回答No.10

1、6です。私は、老人以外は、機械からの情報でのコンタクトは基本的に喜ばないと思いますよ? 人に役立つ技術を考えるならば、自閉症スペクトラムよりも老人のほうが行動変化の意義があるはずです。 まず、基本のことですが、自閉症スペクトラムはパニックを起こしやすいです。 日常と違うことに大変混乱しやすい。 これは、知覚過敏と関連があるはずです。 違うことをすることは、知覚過敏をもつ者には耐えられない苦痛を味わう可能性が高いということです。 そのために、おそらく、自閉症スペクトラムは毎日同じ行動ばかり取るのでしょう。 訓練されて取るものと勘違いされていましたが、判を押したように同じ行動を取る自閉症スペクトラムは多いと思います。 だから、精神的に参っても、行動に有意の変化があるケースが多いとは言えません。 むしろ、別の障害のほうや独居老人のほうが意義が高いと思います。 自閉症スペクトラムの変化を読みとるとしたら、やはり、表情と声の変化になると思います。 ペットロボットのほうが適切でしょう。 それ以上に、質問者さまの盲点でしょうが、知覚過敏のある自閉症スペクトラムは、他人から干渉されない時間が、大変大切なのです。 知覚過敏は、善意の人ばかりであっても、他人の存在が苦痛になります。 神経疲れを起こすからです。 自宅にまで監視に相当する装置があったのでは、緊張がとれず、ストレス病を起こすリスクがとても高いはずです。 だから、ダメなのだと、自閉症スペクトラム当事者としては言っていたのですが、感覚的な問題は説明が大変難しいです。 これで、おわかりいただけませんか?

その他の回答 (10)

  • aeromakki
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回答No.11

1、6です。 先ほどペットロボットの話をしましたが、自閉症スペクトラムには表情に乏しく、他者が感情を読みとりにくい人が多いです。 そこで、アイディアですが、所有者である自閉症スペクトラム当事者の顔と声で感情を読み取り、感情を代弁するコミュニケーション用のペットロボットがあったほうがいいのではないでしょうか? 肩に乗るオウムが、「嬉しいよ」「悲しいよ」と感情を代弁する。 連れて歩くかは当然、本人の判断ですし、周囲もそれが面白いと思えば、コミュニケーションを活性化できます。 行動を常にモニタリングしているのでなければ、不要な時は電源切れますし、神経に障ることも少ないでしょう。 また、認知症や統合失調症などでも表情は乏しくなりますから、応用範囲はある程度広いはずです。 現在の研究に協力してくれる当事者はいるでしょうが、先読みが下手なのが自閉症スペクトラムの特徴の一つでもあります。 二次障害を起こしやすい現在の計画は、修正をお勧めします。

ktomite
質問者

お礼

とても親切で温かいご指導、本当にありがとうございます。 自閉症の方に関しては、その方の表情や声と言った情報からその方の感情なり意図を代弁できるコミュニケーションロボットを検討する方向で考え直します。 行動を見守って人のために何かするという案の方は、自閉症の方ではなく、もっと違うところで本当に必要とされる方がいるかもしれませんので、その方向でもう一度考え直したいと思います。 ”干渉が無い時間がとても大事”というのは本当に私の知識が及ばなかったところであり、ご指摘頂けて感謝しております。とてもクリアに理解できました。 ありがとうございます。 再度検討し直します。 今回は私の知識の無さ故に、大変不快な思いをさせてしまい、本当にすみませんでした。 心よりお詫び申し上げます。 そして、ご親切にアドバイス頂けた事、本当に有り難く思っております。 ありがとうございました。

回答No.9

>一例ずつでも実績を残して後世に伝えて行ければと考えています。 >私は仕事で上手くいかなかったときや、対人関係で上手くいかなくて凹んでいるとき、誰かに手を差し伸べてもらいたいと心の中で思います。 でも、そんなタイムリーに連絡をとってもらえる訳じゃないですよね。 そんな時に、自分の大事な人達から連絡が来たら、私は本当に嬉しいです。 私は、”監視”じゃなくて、そんな”キッカケ”が作れるようなシステムがあったらいいのに、そう思い、上記のように「機械が自然に両親や誰かに連絡をとる」ということを書きました。 なるほど… それではktomiteさんの気持ちを読み取る機械を作ればいいのではないのでしょうか。 ktomiteは、ご自身の気持ちを機械が察知して、機械から知らされた人から連絡をもらっても嬉しいのですね。 多くの人々は、他者が自分の変化に気づいて貰えて声をかけられたからこそ嬉しく思うものです。

回答No.8

ktomiteさん。 一度ご自分の書かれた質問文・補足文・お例文を良く読み返してみて下さい。 高校生の娘がこのサイトの全文を読んで言った事ですが、 (1)人間を監視するの?バカじゃん! (2)人権侵害はなはだしい。 (3)自閉症全く分かっていない。 (4)言っている事がどんどん変わっている。 (5)「訓練を受けた…」って言っている時点でおかしいし。 (6)自閉症云々の前にこの人、人としてどうなの? 高校生の子どもでも話の筋が通っていない事(対象・内容がどんどんずれていっている)、倫理的(道徳的)問題の大きい事が分かります。 また自閉症についての知識もktomiteさんよりもはるかに詳しいですよ。 申し訳ありませんが、人間として最低限必要なヒューマニズムを持ち合わせていない方に、自閉症の方を対象とした研究をしていただきたくないと思います。 先の回答文で倫理的問題と書かせて頂きましたが、それ以前の問題です。 ちなみに私もアスペルガーを持っております。

  • aeromakki
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回答No.7

1、6のアスペルガー(自閉症スペクトラム)当事者です。 アスペルガーも当然そうですが、発達障害当事者は能力がアンバランスになっています。私が11歳で受けた知能テストでは、洞察力、分析力、論理的思考力の三項目は成人相当でしたが、他の能力はそんなに高くなかったので、簡単に項目別IQを言うと、150以上から100以下が並ぶわけです。 アスペルガーって、そんなものです。 本人は、高い能力のほうを自分の能力と考えますが、普通、人は、人間の知能を言語能力、特に会話の能力で判断します。 ですから、アスペルガーはたいてい、実際の本人の能力よりも低く見られがちです。 それは、かなり傷つくことですし、いじめの原因によくなります。 こう考えてみてください。 子どもの頃から、人に誤解され、よく愚か者扱いされてきた。その上、それがアスペルガーとわかってショックだった。 それなのに、一人前扱いされず、働いているのに監視付き?! 冗談じゃない! 普通の当事者の反応は、こうだと思いますよ。 あなたの意図は、ちゃんと理解していますが、絶対に受け入れられないだろうと当事者と専門家が言っている方法に、なぜ、固執しますか? PCではないので検索に限界があります。和書ですが、 トニー・アトウッド「ガイドブック アスペルガー症候群」東京書籍 イアン・ジェイムズ「アスペルガーの偉人たち」スペクトラム出版社 両方詠まれれば、なぜ私が、あなたがアスペルガーではないかと言ったか、理由がちゃんとわかるはずです。 私はアスペルガーですが、もっとも症状の軽いグループです。 この文章はアスペルガーの書いた文章なんですよ? 私よりも、アスペルガーのような文章を書く人は、理系にはゴロゴロしてます。

ktomite
質問者

補足

まず、私の言動で大変不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。謝罪致します。 わかって頂きたい事は、 「私はエンジニアとして今まで勉強してきた知識を使って、誰かのお役に立ちたい」 という事と、私がやりたいことは、 「決してその人を監視することではない。」 という事です。 少し話が横道にそれてしまいますが、ちょっとだけお付き合いください。 私は以前、試験的に作ったアプリケーションがあります。 それは、ちょっと変わったデジタルフォトフレームなんですが、そのフォトフレームには、カメラが付いていて、フォトフレームを見てくれる人(オーナー)の表情を捉えています。そして、オーナーに見せた画像と、その時に反応したオーナーの表情をフォトフレームが学習します。 例えば、オーナーが子供の写真の時に「ニコッと笑う」人であれば、それを学習し、反対に、物悲しい風景の時は「チラッと見ただけ」であれば、あまり好ましくない画像なんだと学習する。 それを繰り返すし、フォトフレームは膨大な写真群からオーナーの好みと思われる写真を選択して見せることができるようになる。さらに、webから、そのオーナーが好きそうな画像を見つけてきて、たまにみせて楽しませてくれる。 そんなようなアプリケーションを作っていました。 これを監視じゃないか?と言われてしまうと本当に困ってしまいますが^^;; 私が上記のアプリケーションを例にとって言いたかった事は、機械がその人をカメラ越しに見るのは、その情報を監視目的で誰かに伝えるためなのではなく、あくまでも、「そのオーナーにとって有益な情報なりサービスを提供すること」を目的として、センシングさせて頂きたい、と思っているということです。 これは監視とは大きく異なる概念だと私は思います。 私の表現の中に、「機械が自然に両親や誰かに連絡をとる」という表現がありましたので、監視されると思われても当然かと思います。 それは私の表現が間違っていたと思います。 すみませんでした。 私は仕事で上手くいかなかったときや、対人関係で上手くいかなくて凹んでいるとき、誰かに手を差し伸べてもらいたいと心の中で思います。 でも、そんなタイムリーに連絡をとってもらえる訳じゃないですよね。 そんな時に、自分の大事な人達から連絡が来たら、私は本当に嬉しいです。 私は、”監視”じゃなくて、そんな”キッカケ”が作れるようなシステムがあったらいいのに、そう思い、上記のように「機械が自然に両親や誰かに連絡をとる」ということを書きました。 aeromakkiさんが仰る通り、自分のこだわりに固執し過ぎる、というのはその通りかもしれません。 それは、こちらの専門家に何度か今考えているアイデアを話したところ、その方々には、「それだったら監視という訳ではないね」「自閉症の方の役に立ちそうだね」というフィードバックを頂けた経緯がありましたので、固執してしまったのだと思います。 私の根本は、「人の役に立てるシステムを作りたい」ですから、もう少しいろんな人の意見を幅広く聞いた後、止めるべき研究であるならば即中止しますし、修正すべき点はきちんと修正して、本当に役に立つシステムを作りたいと思っています。 最後に、私はアスペルガーの方や自閉症の方を見下したり、一人前に見ていない訳では決してありません。 むしろ、私よりも能力の高い方が多いのだと思っています。それは、アインシュタインやビル・ゲイツの事、そして、知人の母が「この子は私たちに無い感受性がある」と言われたことを私は信じているからです。 ただ、現実には様々なお手伝いを必要とされる方がいらっしゃるのも事実だと思います。全ての人の役に立てるものは作れないと思いますが、私は徐々にでもその方のパートナーになれるようなシステムを作りたい、そう思っています。 aeromakkiさんや、他の回答をされている方々に不快な思いをさせてしまったのは、本当に私に文才が無く、稚拙な文章を書いてしまったためだと思い、深く反省しています。 ただ、分かって頂きたいのは、「お手伝いしたい」という言葉で「監視をする」ということではなく、本当に自分の持っている知識で誰かの役に立てる道具を作りたい、ということです。 今月末に、専門家の方々と議論する機会がありますので、その時に、今回頂いたご指摘を元に再度考えて、今の方向性が間違っているという結論に至ったら、それを真摯に受け止めて、方向を修正したいと思います。 厳しいご指摘で、正直とても辛かったですが、今の方向性が間違っているかもしれないけれど「誰かの役に立ちたい」という素直な気持ちだけは理解して頂きたくてこの文を書きました。 知識と配慮に欠ける文章で、不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。

  • aeromakki
  • ベストアンサー率36% (870/2378)
回答No.6

まず、自閉症当事者を、一人前の人間扱いしていない言葉が続いてますよね? 一人の当事者として、大変不快です。 基本的知識や認識が間違ってると言っているのに、自説の正しさに固執しすぎです。 念のため、一度、アスペルガーの自己診断サイトでチェックお勧めします。 アインシュタインやラッセルも、アスペルガー、すなわち自閉症スペクトラムですから、理系研究者には、もともと傾向の強い人が多いんです。 かなり、人間の心理に関する認識がとぼしいのは、自閉症に対する先入観の歪みなのか、コミュニケーション能力の不足か、どちらかだと思います。 人の立場に立って考えなければ、どんな思いやりも、害にしかなりません。 もっと、コミュニケーション能力、知覚過敏、こだわりの強さ、そして能力のアンバランスさなど、基本的情報から見直した上で、「そんな上から目線は傲慢にしか思われず、不快だ」と言われたと、身近な女性に相談してみることをお勧めします。 …、何を言っても通じなさそうな気がしてきた。工学部にはホント多いし、潜在的アスペルガー、…。

回答No.5

更に詳しく補足頂きありがとうございました。 確かにコーディネーターやサポート体制が不足しているのは大きな問題です。 また、職場の人たちの中にも自閉症そのものの理解、働いている当人の理解が十分ではない事が問題です。 気になる点が一つ。 自閉症の方々は当然感情を持つ人間です。 自分の抱える不安を理解して欲しい人もいるでしょうし、それを秘めておきたい人もいるでしょう。 また時と場合によって変わってくると思います。 「正常」と言われる人たちもそうではないでしょうか? >彼等の持っている不安を職場の人や知人が自然に察知する機械 >心理状態を読み取れるお母さんのような機械 人間が抱える不安等の心理を読み取る機械というものは、倫理的に問題が大きいと思います。 その点についてはどのようにお考えですか?

ktomite
質問者

補足

的確なご質問、ありがとうございます。 >自分の抱える不安を理解して欲しい人もいるでしょうし、それを秘めておきたい人もいるでしょう。 全くその通りだと思います。 ただ、人間の「友達」を考えてみてください。「友達」という存在は、時として疎ましく思ったりすることもあるけれども、本当に辛い時に支えになってくれたりしますよね。 それに、「友達」は自分の抱いている感情を100%読み取って、助言なり心配なりをしてくれるわけじゃありませんよね? 私は、機械で100%その人の感情が読み取れるとは全く思っていません。 それは頭に電極を埋め込んだとしてもそう簡単にできる事ではないし、ましてや今回のアイデアのように人の行動だけを見ていてできるものでは決してないと考えます。 したがって、私は「友達」や「母親」と同じように時として、完璧ではないけれども、一緒にいて嫌じゃない。一緒にいるとなんか頼りになる。そう思われるようなその関係を築けるシステムを作りたいと思っています。 不安を秘めておきたい人であっても、社会との繋がりは維持して行かなければいけませんよね?  どのような形でそれをサポートするのが適切なのかは今後の重要な研究課題だと思いますが、いずれにせよ、何らかの形で私にできるお手伝いをしたいと考えいてます。 >人間が抱える不安等の心理を読み取る機械というものは、倫理的に問題が大きいと思います。 上記でも申し上げた通り、私は、倫理的に問題が生じるまでに精度の高い情報を機械が読み出せるようになるとは到底思っていません。 ただ「友達」や「お母さん」がその人を見て、その人の状態を類推することができるのと同じように機械でもそうできるのではないか?、そう思っています。 これは倫理的に問題になることでしょうか? もし、倫理的に問題になるのだとしたら、どのような点で問題になるのかをご指摘頂けたらと思います。 ただ、心理を読み取る過程で必要になる画像や映像、音といったデータがシステムの外に漏れることだけは絶対にあってはならないことですので、それは予め想定しなければいけない重要な課題だと思っています。

回答No.4

補足ありがとうございました。 言いたい事は何となく分かりました。 又アイデア的には良いかも知れませんが。 「社会に出て就労することができ、かつ一人でも生活が送れる成人の自閉症の人」を対象との事。 そのようなレベルの人でしたら、不安等を抱えた時、気持ちの安定を図るためにいつもと同じ生活パターンをとろうとする人も多いのではないかと思います。(兎に角人それぞれですから) また社会で就労する事の出来る人なら、 欠勤などがあれば、職場から本人や家族に連絡が行くでしょう。 またサポートの必要な自閉症の方が就労する場合、会社の理解やサポート体制を作られるでしょう(十分かどうか差があると思いますが)し、コーディネーターを配置しているところが多く、機械が変化を捉えるより、そういった人達が変化をキャッチし、何らかのサポートを取られるでしょう。 そういった障害者雇用等の点はアメリカの方が発達していると思うのですが違いますか? 就労していない高齢者の方が、自宅で動いている様子がない事をキャッチする機械のシステムと同じような事をお考えですか? まあ、研究内容については教授と相談されて決められると思うので、私が口出しすることではありませんが。 質問文・回答分を読む限り、NO1さんもおっしゃられる通り、自閉症の方の理解がまだまだ不十分だと感じます。 自閉症の方と生活を共にしていかれる予定との事。 そこでさらに色々な事に気づかれ、良い研究が出来るよう頑張って下さい。

ktomite
質問者

補足

コメントありがとうございます。 ayaayahanaさんが仰られるように、人手で全て解決できるならそれに越した事は無いと私も思います。 私は結局人を助けるのは人だと思います。 それは私の母の件で私が学んだ教訓です。 ですが、既にこちらでは、十分なサポートが得られていない方々がいらっしゃるのが現状です。 (これは先日こちらに住む専門家の方から聞いた情報です) >欠勤などがあれば、職場から本人や家族に連絡が行くでしょう。 確かに、「欠勤」という目に見える形であれば職場が気付くかもしれませんが、 『不安を抱えているけれども、いつもと同じように行動しようとしている自閉症の方』を素人の人が見て、それを見抜けるものでしょうか? それは、いつもその人の事を温かく見守っている両親や、多くの自閉症の方と接している専門家ならばできると思いますが、私を含め普通の人ではそれが難しいのではないかと思います。 そんな時に、彼等の持っている不安を職場の人や知人が自然に察知する機械があれば、それはとても有用なのではないかと私は思うのですが、違いますか? また、機械は人と違い、自分の生活が無いので、オーナーである彼等を見守り続けることができます。だからこそ、素人では分かり難い彼等の行動の違いも見抜けるようになるのではないか? そんな風に私は期待しているのです。 それに、将来の事を考えてみても、世界規模での少子化などによって、それらのサポートが人的リソースの観点で増加し充実してくるとは、私は思えません。むしろ、人的なリソースは減って行くのではないでしょうか? また、コーディネーターは絶対に必要だと思いますが、彼等の人数にだって限りはあると思います。彼等がもし足りなくなった時、誰がサポートできるのでしょうか? そんな時に少しでも役に立てる機械があったら、1人のコーディネーターがカバーできる自閉症の方の人数が増え、コーディネーターの人も助かると思うですが、違いますか? >就労していない高齢者の方が、自宅で動いている様子がない事をキャッチする機械のシステムと同じような事をお考えですか? いえ、それは技術的に既にできていますので、そういったシステムをテーマにするつもりはありません。 例えば、家に帰って来たときにロボットが「おかえり」と言ってあげる。それに対してのリアクションの変化(「ただいま」のトーンがいつもと違う、あるいは無反応など)や、いつも同じような時間にお風呂に入って寝るのに、最近はなかなか眠れていないようだ、など、それらの変化から、その人に起こっていることを類推して、その人にフィードバックをかける、または両親や知人に自動的に知らせる、そんなシステムを考えています。 つまりは、家に帰ってきたときに「ただいま」って言った一言から自分の心理状態を読み取れるお母さんのような機械を作りたいということです。 今後、本当の意味で人の役に立てる機械は必要になると私は考えています。 言いたい事は、機械はあくまで道具であって、自閉症の方のための便利な道具が今後、増えて行ったらいいんじゃないか?、って思うのですがそれは不要ですか? そうすることで、自閉症の人や自閉症の人の両親、さらにはコーディネーターの人のいろんな負担が軽減できたら、それで良くないですか? この分野を勉強するようになって、まだ日が浅く、今の私の考えは間違っているかもしれません。 でも、あらゆる場面において、本当に人の役に立てる機械って何のかをいろんな人と話し合いながら考えて行きたいと思っています。 自閉症の方の理解が不十分というご指摘は、私も自覚しておりますので、今後ともご指導頂ければと思います。

回答No.3

発達障害児の研究をしております。 >上手く言葉を発することができないといった障害を持つために、自己表現が出来ず、その結果一般の人から「自己表現しない人」と見られたり、セルフコントロールがうまくできずに奇声を発したりしてしまう方がいるのも確かです。 私は、そんな彼等の声にならない声を、機械が読み取ってあげられるようにしたい、そんな風に思っています。 >自閉症の人、一人一人と話し合い… 一体どのレベルの自閉症の人を対象にお考えなのでしょうか? 質問者さんと話し合えるレベルの人であればそのような機械は不必要だと思います。 また現在の日本では、重度の自閉症の方が一人暮らしているケースはまだまだ少ないす。(ホームヘルプサービスやボランティアが不十分なため) また蛇足ですが、 >ロボットなりが家族や知人に連絡をとってあげることができるのではないか >機械が読み取ってあげられるようにしたい ~してあげるという表現は、自閉症の方と同じ視点に立てていない(上から目線)から発せられる言葉かと思われます。 そのような研究をされるのであれば、まずは自閉症の方と同じ視線に立てないと無理かと思います。

ktomite
質問者

補足

コメントありがとうございます。 回答させて頂きます。 >一体どのレベルの自閉症の人を対象にお考えなのでしょうか? 私は、「社会に出て就労することができ、かつ一人でも生活が送れる成人の自閉症の人」を対象にして考えたいと思っています。 それは、自閉症と診断される方が年々増えていることに起因して、(軽度だが)本当は親元で暮らす方が良いのに、仕事に就くために、離れて暮らさなければならない人が今後増えていくのではないでしょうか?、実際にアメリカではそのように一人暮らしを強いられる自閉症の方がいるそうです。 私は、このような人達が”安心して”日常生活が送れ、社会で自分の力(能力)を思う存分に発揮してもらいたい。エンジニアの私だからこそできるそんな一助になりたい、と思っています。 > 質問者さんと話し合えるレベルの人であればそのような機械は不必要だと思います。 私は、そうは思いません。 なぜなら、例えば私が1人で社会生活を送っていたとして、会社で面白くないことがあって悩んでいたりしたとき、誰かにコンタクトを取りたいと思います。 けれど、その誰か(例えば両親)が私よりも先に亡くなり、相談する相手がどんどん少なくなる中で、さらに相手も自分の生活が忙しく、まともに話ができない状態が続いたら、その不安やストレスを抱え込んでしまいます。 その結果、私はどんどん自分の殻の中に引きこもって行ってしまうと思います。 実際、私と父が東京に出稼ぎに来ていて、私の母が田舎にいて、鬱になったときにも同じような事がおきました。 私と父は生計を立てるために仕事に専念する必要があり、母がコンタクトを必要とする時にタイムリーにコンタクトを取ることができませんでした。その結果、母は次第に自分の殻に閉じこもるようになり、鬱を悪化させてしまいました。そんな辛い経験があります。 私は、必ずしもそれらのことを全てロボットで解決できるとは思っていません。少なくとも、そのように不安を抱え込んだ時、身の回りにいる人から自然に「最近、何かあったの?」と声をかけてもらえたら、私はそれだけでも嬉しいです。そんな”安心”や”タイムリーなコミュニケーションのキッカケ”を機械が提供できるようにはならないか?と考えています。 それに、遠く離れて暮らす両親にとっても、自分の子供らが毎日良い精神状態で社会生活が送れていることが分かれば、自分たちの仕事や生活にも集中できますよね? 私はそんな風に考えています。そのような”安心”を提供できる機械は不必要ですか? 「してあげる」という表現に関しては私の至らないところだったと反省しています。以後気をつけます。 ご指摘ありがとうございました。

  • formidable
  • ベストアンサー率15% (470/2940)
回答No.2

自閉症の人と自閉症ではない人が一緒に暮らしているときに 互いにストレスや不都合を感じることはあるものの、 自閉症の人が1人で暮らしている状況では困ることはないような、否、 (脳機能障害・認知障害から) <ジョハリの窓>の Blind Self のような感じで 自身の暮らしに慣れていて、あっても気づかないのではないでしょうか。 障害は、それぞれで、傍から私たちが可哀想といった 憐憫・同情の眼差しで見ているとの本人の実感との間には 隔たりがありますので、十把一絡げではなしに、 自閉症の人、ひとり1人と、それぞれ綿密に話し合って ニーズを掘り起こすほうがよさそうな気がします。 クライアントが 《Flowers for Algernon》のような奇跡(と悲惨)を望んでいるか どうか確かめながら進めてみてください。

ktomite
質問者

補足

formidableさん、コメントありがとうございます。 確かにformidableさんが仰る通り、自身の暮らしに慣れ、何かあっても気付かないのではないか?という疑問は私も同感な所があります。 ただ、自閉症の方といろいろ接してみて、彼等の中には「一般の人と同じ」、もしくは「それ以上に感受性の豊かな人」が存在するのも確かだと私は思います。 しかし、その人達の中には、上手く言葉を発することができないといった障害を持つために、自己表現が出来ず、その結果一般の人から「自己表現しない人」と見られたり、セルフコントロールがうまくできずに奇声を発したりしてしまう方がいるのも確かです。 私は、そんな彼等の声にならない声を、機械が読み取ってあげられるようにしたい、そんな風に思っています。 私は今後、ボストンやシカゴにある自閉症の方のための学校と連携しながら、彼等に本当に必要なことは何なのか?を常に考えながら研究を進めて行くつもりです。 自閉スペクトラル症候群(ASD:Autism Spectrum Disorder)という呼び名のように、その症状は多岐に渡るため、ASDの全ての人をサポートできるわけではありませんが、自閉症の人、一人一人と話し合い、一例ずつでも実績を残して後世に伝えて行ければと考えています。

  • aeromakki
  • ベストアンサー率36% (870/2378)
回答No.1

アスペルガー当事者です。 そもそも、自閉症という障害に関して基本的な知識が相当不足しているように思われます。文献などは私も詳しくないですが、簡単な、症状の説明がある本から読まれてはいかがですか? 自閉症があると、機械みたいに同じことをするわけではありません。 いつもと同じ事をしないのが問題という症状の当事者はそもそもいるんでしょうか? こだわりに強いタイプは、精神的に動揺しても、違う行動をそもそもしない気がします。 だから、考えたことは大切で素晴らしいのですが、障害に関する基本的情報が偏っているため、…、今はまだ役立たないと思います。 ご専門は機械工学に関するものかと思われますが、…。 知覚過敏の症状のほうが相当深刻だと思います。 他の人と長時間一緒にいると、神経がすぐ参るんですが、アスペルガーによくある知覚過敏のせいではないかと思います。 もし、何らかの方法で知覚自体が効果的にカットできるならば、相当楽ですよね。 特注サングラスを掛ける人や、耳栓をする人もいるそうです。 嗅覚は特にカットしにくいし、耳栓では日常生活には困難があります。 何がとは言えませんが、何らかの方法で過剰な情報の制御が可能になれば、暴れるタイプの当事者が暴れずに済ませられるかもしれません。 たとえば、ヘッドギアタイプで装着すると、五感が受ける情報を減らせるとか、…。 これは、まあ、脳科学の範囲でしょうが、…。 逆に、ご老人のように、五感の受ける情報が弱まっているなら、増幅ということも考えられますか、…。 とにかく、研究のほう、ご健闘をお祈りいたします。

ktomite
質問者

補足

aeromakkiさん、早速コメント頂きありがとうございます。 少しだけ補足させてください。 まず、私のこのアイデアは、ボストンにある自閉症の方のための専門学校を訪問した事がキッカケでした。 その学校では、3~22歳までの自閉症者を対象として、自閉症の方のための専門教育を行っています。その学校では、 「毎日同じ時刻に規則正しくご飯を食べ、運動し、授業を受ける、というルーチンワークを繰り返し、その環境の中でセルフコントロールの仕方や対人とのコミュニケーションの取り方などを学んで行く」 ということを実践されていました。 アメリカでは「分刻みで規則正しく行動することは軍隊のようだ」と捉えられる父兄も多いようですが、ルーチンワークの中で、自閉症の方は”安心して”いろいろなことを学べるようになる、ということをその時の訪問で、私は教えてもらいました。 そんな教育を行っている先生方の悩みの一つが、 「その学校を卒業した後、グループホームに入ったり、世話をしてくれる人が側にいてくれたらまだ良いのだが、家庭の事情等で1人で生きて行かなければならない状況になったとき、彼等をどうやってサポートしたらよいのだろうか?」 ということでした。 そこで、私は、 「仮に、その学校の卒業生で規則正しく生活することを学んだ人ならば、何か心理的な変化があったとき、それが彼等の行動の変化となって現れ、機械でも読み取る事ができないだろうか?」 と考えました。 #aeromakkiさんがご指摘のように、そもそもこの仮定が間違っているかもしれません。ただ、それは現段階では誰も確かなことは言えないと思います。なので、ダメで元々、私が試してみたい。そう思ったわけです。 それが今回の研究をしようと思った原点です。 したがって、今回の話は、まず自閉症の方の中でも特定の訓練を受けた「日常的に規則正しく行動を行う人」という非常に強い制約が存在します。 本当は、「一般の人の行動までをきちんと理解できるようなコンピュータを作りたい」というのが夢ですが、それは現段階では非常に困難なことなので、まずは、できそうなところからアプローチしてみたい。そんな風に思っている次第です。 また、私は来月か再来月にその学校に何度か通い、自閉症の方と生活を共にしてみる予定です。その上で、本当に我々が技術的にサポートできることを見極めていきたいと考えています。 まだまだ勉強が足りず、浅知恵で不快に思われたかもしれませんが、現在自閉症の方をいろいろと理解して何かお役に立てたら、と思っておりますので、これからもいろいろとご教授頂きたいと思います。 ちなみに、私の専門は、機械工学ではなく、情報科学(コンピュータビジョン、コンピュータグラフィックス、インタフェースなど)です。 今は主に、「機械がどうやって人の行動を理解するか?」ということを専門に研究しています。なので、今後は認知科学や人工知能を専門に研究するつもりです。 知覚過敏の症状の話は、非常に興味深く拝見させて頂きました。 私はこの分野に関して、得意では無いですが、MIT Media labには脳科学を専門に研究しているチームがありますので、そちらのメンバーと一度ディスカッション&問題提起をしてみたいと思います。 コメント、ありがとうございました。