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カフス装着時のドレスシャツの袖丈
普段はシャツを普通にボタンでとめてるのでしっかりと手首のところに袖があって不満はないのですが、カフスボタンを付けたときに袖口がいつもより開くため、袖丈が長くて鬱陶しいし手垢が付いて黄ばみそうな気がするのですがこれはサイズが長すぎるのでしょうか? ご回答お願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
ニューヨークから失礼します。おそらくcuffカフ(カフとはシャツ の袖口、もしくはトラウザーズの裾もカフと言います。大阪では なぜかカウスボタンと言います。同名の漫才師の方もおられます。) のサイズ自体が質問者さんの手首に対し大きすぎるのかもしれません。 ちなみに質問者さんが言われているカフスとは、正しくはcuff links カフリンクスと言います。つまりカフ・袖口を繋げるものという意味 で、元々は細いチェーンで繋がっているものでした。そして左右ふたつ 複数ですから、linksリンクスとなります。そんなわけで元々は 自分で取り付けるものでなく、侍従または召使に付けてもらうもの でした。今でも英国などに行けば、カフリンクスを付けてもらう際に ヒジを乗せる木製の台がアンティークショップなどで売られています。 現代のカフリンクスは、自分で付けれるよう簡略化されたものです。 そんなこともあってか、既製品のシャツの袖口は、万人向けのために サイズが大きめにもなっているのです。出来ることならば一度信頼 出来る御店でフレンチカフスのシャツをお作りになられてみると良い でしょう。勿論、左右の手首のサイズをきちんと別々に測ってくれる 御店で。最近は大きめのサイズの時計をされる方も多いので時計を される方の手首をかなり大きめに作らせていただくことも多くなって きました。それからコンヴァーティブルカフという日本独特の、 ボタンとカフリンクスを共用出来るタイプのものは、日本だけに 見られる独特のものでみっともないことこの上なしですので、くれぐれ もお求めになられることのないよう。最後に、シャツの袖丈については ボタンやカフリンクスをはずした状態で、小指の付け根のところまで ないと短いのです。一般に日本のシャツは、カフスが大きく、袖が 短いのが特徴で、そのために上着の袖丈が逆に長すぎることと合わせて 上着の袖口からシャツの袖口がのぞかなくなってしまうのです。シャツ とは本来長めの袖丈をピッタリした袖口を手首に巻き付けるように 着るものなのです。
お礼
非常に詳しいご回答ありがとうございます。 なるほどよく分かりました。