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中型ホールでの室内楽やリサイタルに関して
いつもお世話になっております。 今回もよろしくお願い致します。 とある音響設計の資料を読んで疑問に思った点があったので、質問させていただきます。 下記の記述に関してです。 「音楽用ホールとして、1500席クラスの中型ホールは理想的な規模である。 しかし採算性に限界があり、動員力の点で難しい。 現在は学校施設として以外は計画されていない。」 動員力の点で難しい、とはどういう事でしょうか? 客が入らない、という事ですか? 専門の方のアドバイスをお聞きしたいです。 もちろんそれ以外の方でも詳しい方がいれば助かります。 よろしくお願い致します。
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専門家じゃないんですけどね… 日本の現状…みたいな意味で、一番中途半端なキャパシティだということです。 1500席ぐらいだと、コンサートや演劇系なら、そこそこの規模のステージが展開できるんですが、オーケストラやある程度の規模の劇団の興行だと、キャパ1500人程度では、なかなかペイする興行が打てないんです。 1500人では、入場料収入としてちょっと中途半端に不足気味になるんだけど、ある程度のステージ規模の興行でないと1500人集客できない…という点で、いわゆる「そろばんが合わない」ということです。 なので、そういうある程度の規模のオーケストラものや演劇ものだと、たいていは3000人クラスかそれ以上の会場使うことが多いですよね。 かといって、ではステージがそこまで大がかりでなくて良い、小規模編制の音楽ものとなると、有名どころなら1500人を遙かに超える集客能力があるので、1500人程度の会場では勿体ない。 かといって、コストは低いがコンスタントに集客は見込めるバンド等…となると、1回の興行では1500人集める集客能力は無い(大型ライブハウスなんかでコンスタントに客呼べるところでも500人級が主流)… なんてことで、こっちも「そろばんが合わない」ということです。 といっても、1500人規模でコンスタントに営業してるホールも結構ありますから、地の利とか興行の打ち方次第なんだろうとは思います。
お礼
とてもご丁寧な説明ありがとうございました。 そろばんが合わない、という事だったんですね。 確かに1500席というのは中途半端なキャパかもしれないですね。 しかし音の響きから言うと最も理想的な大きさ。 複雑なんですね…。 とても参考になりました^^ ありがとうございました!