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中3 日本人学校か インターか

主人が4年の任期で海外転勤することになり、中3の息子の進路で悩んでいます。その国には日本人中学校も高校もあります。英語の学校もあります。 中学高校時代4年間をインターで過ごすことが、大学進学や就職に有利に働くのか、その逆なのか、経験者の方のご意見を伺えれば幸いです。 息子は中学受験を経ているので日本語の基礎はできてはいますが、今のところ、それほど勉強熱心なタイプではありません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • e-sensei
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.4

大学進学:日本の大学ならそのためのカリキュラムの日本の中高がよいでしょう。日本の大学でも帰国枠を狙うならインターです。4年後を想像するに今以上に英語で授業する大学は増えるでしょうし、帰国生や外国人生を欲しがるでしょうから、今以上に大学の帰国者の囲い込みは強くなり、帰国者にとっては大学を選びやすくなり、大学でインターでの授業スタイルを反映させるチャンスも拡大するものと推察できます。 海外の大学なら受験テクニックより英語で授業を理解しレポートを書き発言できる実力でしょうから、日本の高校からも無理ではありませんがインターでの実力がモノを言うでしょう。 就職:8年後の日本や世界の環境を推測することは困難ですが、少なくとも既存の発想や西洋の物まねでやって来れた時代は完全に過ぎ去ったと言えるでしょう。冷静に大局的に合理的に、斬新に独創的に創造的に、分析し発想し表現し語り行動でき、許せ親身になれ人間的で困難に立ち向かえる、そんな人物を未来は求めているように思えます。就職に有利かどうかより、社会人としてやっていけるかどうかが重要に思えます。学歴で人材を選ぶ会社は10年後も成立しているかどうか・・。実力や幅の大きさで人材を見極めないと時代の波に一たまりもないように思えてなりません。 お子様の人生や人間形成:極端ですが、受験に特化した勉強を繰り返し無駄を省いた最短距離で挫折を知らない純粋培養型模範的人間、あるいは多くの苦難を乗り越えタフで柔軟な発想やコミュニケーション能力で世界のはてでもやっていける人間、どちらをお子様の人生の基礎として親御さんとしてお与えになりたいのか、によるのかも知れません。(両方か中間が良いのですが)   参考にならない戯言かもしれませんが、このような意見もあるということでお許しを。

3boys
質問者

お礼

ご丁寧なご回答ありがとうございます。 「就職」の欄に書かれている将来必要とされる人物像に関しましては全く同感です。困難な時代を切り拓いていかれる大人になってほしいと願っています。 しかし、そのために、インターに行かせるのか、日本の学校に進ませるのかが決まりません。 在日外資系企業トップの友人たちは「日本の教育を受けさせたら、指示されることはこなしても、自分で考えてリスクと責任を取る人間に育たない、インターに行かせるべき!」といいます。でも、その企業の現場の採用者たちは「(インター出身者は)採用していない。日本の大学から海外の大学や大学院に留学した人は採用している」といいます。 WBCや日本のワールドカップのサッカーを見ていると、日本はずば抜けたスター選手がいなくても、チームワークで勝っています。それが日本の戦い方、風土なのかな、とも思います。 10年後に求められる人物像を見極めるのが難しいです。 しかし、少なくとも、「得意分野を持っている人」であることは間違いないでしょう。 だとすると、それを身につけるために、どちらの道を進ませるのか。 それはその子どもの個性、将来の夢によるでしょうが、本当に難しい選択です。もう少し、悩みます。高校、大学で留学経験のある男の子やその親御さんのご意見が伺えれば幸いです。

その他の回答 (4)

回答No.5

お子様の将来を考えると、とても大きな決断ですね。 まず、お子様が将来何をしたいのか、また日本国外でお仕事をしたいという希望があるのかどうかを話し合ってみてはどうでしょうか? インターに通うとなると、メリットもたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。 実際、インターナショナルスクールに通うとなると、進学先大学としては欧州、北米などの海外の大学、もしくは日本の大学で近年急増している英語のプログラムを提供している大学が主な選択肢となるでしょう。 海外の大学卒業後のキャリアとしては、様々な選択肢があります。それに加え、お子様がそこで交友の輪が世界レベルに広がるのもまちがいないでしょう。 日本の大学で現在英語プログラムを実施しているのは、東京大学PEAKプログラム、早稲田大学国際教養学部、政治経済学部、慶応義塾大学総合政策学部などがあります。これらの英語プログラムの大学を卒業したほとんどの生徒が日本の外資系企業に就職するか、アメリカのキャリアフォーラムなどで職を探す等、海外での就職もしています。 その他の進学経路としては、インターを6月に卒業し、日本の大学の学部に進学するという方法もあります。この進学経路に進む生徒達は、インター卒業後、予備校に通うなどして、日本の教育制度と同様に4月から大学に入学します。この際、一般入試、AO入試、あるいは帰国入試という複数の経路での入学が可能です。 インターに通うのは、お子様が国際人として幅広い視野を培うには最適と思われます。私自身、日本の学校からインターに編入し、世界を見る目が変わりました。 しかし、日本の社会で今後生活するとなると、海外の文化に多く触れる機会が多くあるインター生は、日本の文化に対して困難してしまう経験をすることが時々あります。なので、このご決断はお子様が将来、どこで、何をしたいかによって、大きく変わってくると思います。 まずは、お子様とじっくり将来について話し合いをし、それを基に、ご決断なさってはいかかでしょうか。

3boys
質問者

お礼

質問をして4年の月日が経ちました。結局息子は中3の春にインターナショナルスクールへの進学を自ら決めました。日本人が同じ学年にいない学校を選び、休暇中も語学学校に通い英語の習得に努めました。日本の中学校では全く勉強をしなかったのに、IB(インターナショナルバカロレア)の教育が合っていたらしく、勉強のみならず、運動、社会奉仕、芸術活動にも力を注ぎ、4年間で、周囲が驚く程の成長を見せました。IBでも好成績を出し、質問当時は考えられなかった大学から特待生合格をいただくことができました。中学3年生からの留学は遅すぎるという方もいらっしゃいますか、本人の努力次第では、素晴らしい可能性を切り拓きます。バイリンガルアカデミーさんのおっしゃるとおりです。が、今回は4年前に正鵠を射たアドバイスを下さったNo4の方をベストアンサーにしたいと思います。

  • shunnak1
  • ベストアンサー率37% (296/791)
回答No.3

(中学高校時代4年間をインターで過ごすことが、大学進学や就職に有利に働くのか) 大学進学に有利かどうか私にはわかりかねますが、少なくとも就職には有利に働くことは全くないでしょう。日本の大学進学を視野に入れているならば、補習等日本との繋がりから離れられませんでしょうから、時間的にも体力的にも交友関係の面においてもインターで過ごすメリットはないと思います。英語力についても本人次第ですが、勉強熱心でなければ上達は遅いですし、インターの4年間だけでは就職に有利になるほどの仕事に使える英語力などつきません。ましてや日本で就職試験の面接が英語で行われるのは一部の外資金融機関やコンサルティング会社に限定されますし、日本で大学に入れない勉強もしない名ばかりの海外留学生だけがやたらに増えた昨今では、もう海外大学卒だけでは売り物にはならない時代です。

3boys
質問者

お礼

礼が遅くなり、申し訳ございませんでした。親はさんざん悩んだのですが、本人が様々な学校を訪ねたり、自分でいろいろな人と相談したりした結果、インターに行くという意思を固め、8月からインターに進みました。日本人がほとんどいない学校ですが、得意のスポーツで友達を作り、たくましく過ごしています。放課後は4時間以上かけて宿題をしています。宿題の質も日本のものとは異なり、能動的に考えたり調べたりしているようで、そちらのほうが本人にあっているようです。 大学受験、就職がすみ、まだこのページが残っていましたら、その時の様子をお知らせしたいと思います。

3boys
質問者

補足

貴重なご意見をありがとうございます。 確かに、就職に必要な英語力は、高校ではつきませんよね。それだったら、大学、または社会人になってから留学したほうがいいかもしれません。帰国枠受験も学部がかなり限られており、インターに行かせることが息子の将来の幅を狭めてしまうことになりかねないとも思い始めました。コンサルティング会社で採用の仕事もする人が「基礎学力は母国語で付けるべき」とおっしゃっていたことを思い出しました。 shunnakさんがおっしゃるように、「時間的、体力的、交友関係の面において」余裕のある日本人学校に入れて、そこで本人の打ち込みたいことをさせてあげるほうがいいと思うようになりました。

回答No.2

最近のように帰国子女が増えると、枠で入った人のレベルが低いと言われぬように大学も厳選するのは当然で、インターでも良い成績(英語・専門とも)を上げることが重要です。しかし中期的に見ると帰国子女枠は一般化してきました。 就職に有利かどうかですが、よほど有名校を卒業しない限り日本の旧帝大クラスには勝てません。しかしそれより下位の大学と比較するなら特段に損ではありません。私は(留学経験はさておき)今は面接する立場ですが、一般企業の考えはどこでも一貫しており、社内で募集する業務に関連した専攻かどうかと、本人のやる気次第です。専門分野を外国語(と日本語)で自在にコミュニケートする能力をつけた人材は今後ますます必要となるでしょう。「何かの役に立つだろうから採っておこう」という時代ではないので、柔軟的に使える専門分野なら問題ないと思います。

3boys
質問者

お礼

皆様にお礼が遅くなり、申し訳ございませんでした。親はさんざん悩んだのですが、本人が様々な学校を訪ねたり、自分でいろいろな人と相談したりした結果、インターに行くという意思を固め、8月からインターに進みました。日本人がほとんどいない学校ですが、得意のスポーツで友達を作り、たくましく過ごしています。放課後は4時間以上かけて宿題をしています。宿題の質も日本のものとは異なり、能動的に考えたり調べたりしているようで、そちらのほうが本人にあっているようです。 大学受験、就職がすみ、まだこのページが残っていましたら、その時の様子をお知らせしたいと思います。

3boys
質問者

補足

ありがとうございます。在日外資系企業に勤める外国人幹部たちからは「日本は変わる。今のまま閉鎖的ではいられない。子どもは絶対にインターに入れるべき」と言われていますが、現時点のところ、帰国子女の人たちも進学、就職にご苦労されているようで、どうしようか迷うばかりです。どこに行っても、本人のやる気の問題ということは分かっています。本人に決めさせようと思っていますが、その前にできるだけの情報は集めておきたいと思った次第です。貴重なご意見をありがとうございました。

回答No.1

日本の大学の帰国子女枠か海外の大学を大学受験するならインターが得でしょう。ただし家庭教師などつけてちゃんと High School を卒業させること。逆に日本では得られぬ機会と思います。 日本の大学を普通に受験させるなら日本人学校でしょう。 就職は日本人学校で損ではないです。ただし履歴書で海外住んでいたのに日本人学校だったので外国語が大して上手にならなかった、というのは如何でしょうか。 あくまで個人的な意見ですが、正規留学生と海外転勤家族の人との差は、前者はとことんがんばる必要があるに対し、後者は「親の都合で子に苦労かけさせたくない」という親の考えがあり本当に頑張ればできることもせず帰国していく人が居るということと思います。(高校大学正規留学経験者)

3boys
質問者

補足

早速のご回答、ありがとうございました。 日本の大学の帰国子女受験枠が厳しくなっているという話を聞き、また、就職でもインター校や海外の大学を卒業したことが有利に働くとは限らないと聞き、せっかくの機会なのにインター校に入れることにためらいを感じ始めています。wendymosheさんは留学経験がご就職に有利に作用しましたか?差し支えなければ教えてください。

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