>「現役のショボイプロなら抑えることができるか」
この定義が難しい所ですが、
ボーリングにも同じことが言えますね。
「小学生の天才ボーリング少女が、世界の男子トッププロと勝負して・・・」たとえば、
★3フレームなら勝てるかもしれません。
★1ゲームでも、もしかしたら少女が188点を出してプロが絶不調で185点だったら“少女の勝ち”です。
野球の対決の戻りますが、リトルリーグの小学生でもイチローを3打席抑えられるかもしれません。
・・・ということですので村田さんですが、現実的な話として抑えられるかという質問を通用するか(2軍のショボイ選手に3イニング~5イニング程度)に置き換えて回答してみます。
◆「通用しないでしょう」= 抑えられないと思います。
★打者は20回に6回打てれば成功(一流打者)
20回に5回では(ダメ打者=引退レベル)
★投手は防御率3点なら成功(一流投手)
防御率4点前後では監督として使いたくない投手ですね。
野球はそのくらい微妙な競技です。
村田選手の現役時代の成績ですが、腕を故障する前の防御率は3.00
すなわち一流投手。
故障後は防御率は3.88で、
40歳で引退する直近5年間の防御率は、3.94、4.34、3.89、2.50、4.51です。
★この当時の速球は150k近いのも投げていました。
この防御率は投手として登板するには厳しいものでしたが、この間の勝敗が42勝44敗とまずまずのため40歳まで出来たのでしょう。
当時の速球は今より速く、もしかしたらあと4~5年出来たかもしれませんが、防御率が5点台になれば監督は使わないでしょう。
「現役のショボイプロ」でもアマチュアではトップレベルです。更にプロに入って毎日練習しています。超高校級スラッガーの日本ハム中田選手が今だプロで通用しません。プロはそれだけハイレベルです。
◆通用するかどうかといった意味合いでの回答色が強くなりましたが、そうしないと「中学生にプロの打者は抑えられるか」というのと変わらなくなりますから。
40歳で145k以上の球を投げていた当時の村田投手でさえ防御率4.5点です。今の村田さんでは「現役のショボイプロ」に10打席当たり4回以上安打を打たれるでしょう。従ってそれは“抑えられない”ということです。