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将来幹線道路になる可能性のある物件の購入について
- 物件の正面が将来幹線道路になる可能性がある
- 道路の拡張計画は頓挫してはいるが、具体化されていない
- 道路が拡張された場合でも地価が上がる可能性がある
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元業者営業です まず、始めに申し上げますが私は物件を見ていませんので、必ず「こうなる」とは言い切れません。 あくまで「こういう不動産屋の意見もあるよ」程度にご参考下さい。 >聞くところによると将来的に2車線以上の大きな道路に拡張される可能性があるとのことでした。 道路計画は一度「計画決定」がされたら原則取り消しはありません。 予算が付けば「事業決定」され計画が実施されます。 現在東京都(ご質問の場所がどこかはわかりませんが)ではこのような「数十年前に計画決定しているが事業決定されていない道路計画」は無数にあります。原因は殆ど「予算が付かない」ことです。 >万一道路が拡張されても地価が上がるとのことでした。 確実とは言えません。 そもそもこのように「将来地価が上がる」などと言って契約に誘導するのは、宅建業法上の「契約誘引に関する信用の供与の禁止」に抵触します。(平たく言えば禁止行為) このような「禁止行為」をする業者の言う事を信じるかどうかはご自由ですが。 >物件の前の道路が拡張され、交通量が多くなったら道路に面する物件の価値は上がるものなのでしょうか? まず、勘違いされています。 確かに道路が整備されれば「土地の評価額」は上がるかもしれません。ですが、たとえそうなっても基本なんのメリットもありません。むしろデメリットのほうがハッキリしてます。 土地の評価額の上昇=固定資産税・都市計画税の上昇です。 故に、そこに住んでいる限り土地の評価額なんて低ければ低いほど得するのですよ。土地の評価額なんて、実生活になんの関係もありません。 また「道路が出来てから売却」となっても、売却価格を決めるのはご質問者様でも不動産業者でもなく「買主」です。 「●●万円で売りたい」「●●万円が相場」などと売り出しても「買う買わない」は買主が決めます。 いくらで売り出そうが自由ですが、買い手がいなければ「絵に描いた餅」です。 つまり、道路が出来て評価額が上昇しても買主が「環境が静かな場所がいい」という方はまず買いませんし、税金が高い物件をあえて買うのはそれ以上のメリットが無ければ問題外でしょう。 >地価が確実に上がるのであれば こんな事誰にも判りません。それが判れば大金持ちです。 そもそもそんな物件なら他人に教えませんよ。自分で買ってます(笑)。 バブルの頃ならいざ知らず、不動産価格がじりじり下落している現在、もしご質問者様が転売利益(キャピタルゲイン)をお考えなら、まず「期待外れ」に終わるでしょう。 終の棲家としてお考えなら道路計画が「計画決定」なのか「事業決定」なのか必ず確認してください。「計画決定」ならおそらく実際に道路が出来るのは早くても数年~数十年以上先です。 であれば現状の「静かな住環境」を重視して購入するのもいいでしょう。 ご熟考を。
お礼
詳しいご回答感謝いたします。 税金も高くなるのですね。。 「事業決定」「計画決定」というのも初めて知りました。 市役所に直接問い合わせてみます。 場所的に気に入っておりますが 道路が拡張された場合のリスクをよく検討いたします。 有難うございました。