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高温期の排卵について。
よく、生理中にも排卵する、などといった話を聞きますが 高温期9日目くらいでの性交での妊娠はできませんよね? それについて質問なのですが (1)たとえば低温期最終日に排卵して、また高温期の9日目で排卵→その日に性交→妊娠となる可能性はあるのでしょうか? (2)性交をすればいつでも妊娠の確率があると聞きますが、それは排卵をしてもまた次の生理が始まる前に排卵などといったことは起こるのでしょうか? (3)排卵をしてから最低何日くらいでまた排卵をするのでしょうか? よろしくおねがいします
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こんにちは。 >よく、生理中にも排卵する、などといった話を聞きますが 高温期9日目くらいでの性交での妊娠はできませんよね? 生理中に排卵したとしたら、その翌日からもう「高温期」です。排卵する→体温上昇 ですから。生理中から随分日数が経過して高温期になったのなら、それは生理中に排卵したのではありません。 >(1)たとえば低温期最終日に排卵して、また高温期の9日目で排卵→その日に性交→妊娠となる可能性はあるのでしょうか? まず、排卵した日からそれほど日数が経過して再度排卵することはありません。再度排卵したとしても、子宮内膜のステージと胚(受精卵)のステージがかけ離れているので着床できません=妊娠できません。要するに、受精卵が細胞分裂を続けて卵管から子宮に到達し着床可能になるまでに受精から1週間必要ですから、仮に(あり得ませんが)高温期9日目で再度排卵して受精しても、子宮にやって来る頃には子宮内膜の着床可能時期をとっくに過ぎてしまっているということです。 排卵→受精→着床→妊娠 のメカニズムは質問者さんが思っているよりも遙かに複雑です。何か一つ条件が満たされないだけで成立しないのです。 >(2)性交をすればいつでも妊娠の確率があると聞きますが、それは排卵をしてもまた次の生理が始まる前に排卵などといったことは起こるのでしょうか? あり得ません。「性交をすればいつでも妊娠の確率がある」の意味は、「排卵はいつ起こるか判らないよ(予想ができない)」という意味であって、何度も排卵するという意味ではありません。 >(3)排卵をしてから最低何日くらいでまた排卵をするのでしょうか? 例えば、排卵誘発剤で卵巣刺激をしているとか、自然でも稀に2個の卵胞が同じような大きさに育ち複数個の排卵が起こることがありますが、排卵をする引き金となるホルモン分泌(LHサージ)が起こった時点で、どちらの卵胞も最終成熟をします。そして排卵すると残された卵胞の中に黄体が形成され黄体ホルモンが分泌されます。これらの一連の排卵システムは複数個の卵胞についてほぼ同時に起こりますから、最初の排卵から次の排卵までに時差ができたとしてもせいぜい数時間から一両日という範囲です。 質問者さんが、そのように不妊治療等で卵巣刺激をして複数個の卵胞を育てているようなことがなく、完全に自然の状態での排卵であるとすれば、2個排卵することすら「稀」であり、一周期に排卵する卵は1個です。 一度排卵すれば、妊娠しなかった場合に生理を経て次の周期に排卵するまで排卵は起こりません。一周期の長さは個人差がありますが、正常な範囲では排卵から(生理を経て)次の排卵まで最短で25日です。それ以下であると黄体機能が弱い、卵子が未成熟、無排卵などの可能性があります。 ご質問の意味を把握しきれていなかったらすみません。