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【いのちの食べ方】は中学一年生でも大丈夫?
この頃、【いのちの食べ方】という、映画に興味を もちました。 そして、近くのレンタル店で貸し出しがあったので借りようと 思ったのですが、ネットで調べると、かなりショックをうける、 との事でした。 公式ブログを見たりはしたのですが、今ひとつ、中学一年生が見て、 大変なショックを受けるのか、また、どのような映画の内容なのか わからないので、この映画を見たことがある方に、【どの様な内容か】と、【中学一年生が見て、大丈夫な映画か】を聞きたいです。 回答によっては、明日にでも借りに行こうと思っているので、 回答、お願いします。
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セリフや説明的な映像は皆無で(たしか作品中は音楽も無かったかと)、野菜や動物など人間の食物にされてしまう”命あるモノ”を育てたり、収穫したり、あるいは屠殺する様子と、それら仕事の合間に食事をする従業員たちを淡々と撮り続けたドキュメンタリーです。 刺激はかなりあります。辺境モノや戦争を題材にした残酷なドキュメンタリーもかなり見てきましたが、この作品の中では、食材を生産するということが、欧州のどこかの農場で生活の一部のごとく、とにかく日常的に当たり前に行われているということに気付かされ、それが毎日の自分たちの食卓に廻ってくる、ということにショックを受けざる負えません。 硬派な内容なので見ておいて損はありませんが、電気ショックによる屠殺場面や皮むき、生きているそのままの状態で手術のようなことをする場面(説明が一切ないのでいったい何を目的に何をやっているのかよくわかりませんけど……)などは、お子さんがデリケートだとちょっと辛いかもしれません。 ただ残酷描写を音楽で盛り上げたり、不必要なほどアップにするなど、派手に描いているわけではありませんけど。 まあ、逆に取ればそれがあまりにも日常的な風景になっていることが驚きであり、こういった行為が行われなければ、自分たちの食卓に食物は並ばないというジレンマに言葉を失いますが。 ただ難点は牛なら牛の描写がつづくわけではなく、突然植物の採取の場面に飛んだり、ひよこの雌雄の識別に場面になったり、とまた牛になったりで、一貫性をもった描き方になっていないことでしょうか。 こういった構成なので返って日常的な中の残酷さが浮き彫りになっているんでしょうけど。 「いのちの食べかた」は05年の作品ですが、その前年の04年に製作されたこちらもどうぞ。 いわゆる”白身魚”を題材にした悪夢のようなドキュメンタリーです。刺激はもっと強いので中学一年生にはお勧めしませんけど。 「ダーウィンの悪夢」 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=324304
お礼
回答ありがとうございました。 やはりショックはあるんですね; しかし、真面目な内容で、真剣に食べ物と向き合っている、 というのには好感が持てました。 多少のショックがあっても、ちゃんと自分達の食べている物の 事を考えるのはいい機会だと思ったので、一回見てみる事に しました。 細かく、分かりやすい説明ありがとうございました。