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卵管造影検査の影響とは?
- 卵管造影検査とは、不妊治療の初期段階で行われる検査の一つです。卵管に詰まりがないかを確認するために、造影剤を流し、レントゲンを撮影します。
- 体内に流した造影剤は、排泄されるまで体内に留まることはありません。通常、尿や便として排出されます。
- 造影剤には一般的な薬剤と同じく、副作用リスクがありますが、アレルギーや過敏症のない場合、通常は安全に使用されます。卵管や子宮への影響は短期間で終わり、通常は正常に戻ります。
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#1です。 >なみに、この造影剤を使った卵管造影検査というのは、いつ頃から行われているものなんでしょうか。もし、ご存知でしたら教えてください! 実はね、手元に昭和33年発行の「妊娠から出産まで」という本があるんです。その本から抜粋しますと... 「卵管の通過の良否を定(き)めるには、卵管通気法、通水法、通色素法、卵管造影法等の検査法があります。これらの検査法にも一利一害があつて一定しませんが、近頃卵管造影法に用いる薬が改良せられて、刺激もなく、吸収もよいものが出来ました。この方法は閉鎖の場所とか、状態がはつきりするので便利であり、かつ一方には治療的効果もあります。」(本文ママ) こっ、これは?! いつ頃から行われているかは存じませんが、今から半世紀以上前から全く同じコトを言ってるって、どうなんですかねぇ...(^_^;) >そもそも、今の段階でそこまで必要だろうか。。と悩んでいたところでもあったのでますます考えてしまいます。 それは違いますよ。どうせするのなら早いうちにするべきです。卵管が閉塞していれば、タイミングも人工授精も全てが無駄になりますから。
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こんにちは。 >体内に流した造影剤はその後、どうなるのですか?? 卵管の疎通性に異常がなければ、造影剤は卵管を通って腹腔に散らばります。 造影剤には水性と油性の2種類あり、水性のものは周囲の組織に簡単に吸収代謝されてしまいますが、油性のものは半年から1年に渡って体内に残留します。 卵管の疎通性に問題があると、卵管内に長期間に渡って残留する可能性があります。少しずつは子宮口からも体外に排出されるとは思いますが。 >この造影剤というのはその後の生活でからだに悪影響をおよぼしたりしないものなんでしょうか? 造影剤に含まれているヨードが残留することによって、一時的に甲状腺機能低下症が起こることがあり、子宮卵管造影後に出生した赤ちゃんにも同じように胎児甲状腺機能低下症が一時的に起きることが、稀ですが報告されています。 また、卵管の疎通性が良くないと、異物性の炎症や肉芽腫形成が起きることがあります。 ということで、全く何も心配がないということではないですが、子宮卵管造影検査、ことに油性剤を用いた検査は、得られる情報が多いことと卵管のブラッシュアップ効果も期待できるため、検査的治療的価値が大きいのです。 ただ、最近では水性でも精度の高いものや、レボビストを使用して外来のエコーでも卵管の疎通性検査ができるものも登場しています。 http://kodomo-kenkou.com/info/list?category_id=1#info-27 http://okawa.xrea.jp/Okawa%20ART/ART%20index/HSG/HSG.html
補足
たいへん詳しいご回答、ありがとうございました。 卵管の通りが悪いと、残留する可能性もあるんですね。。 先ほど、検査を受ける病院へ聞いてみたところ、油性のものを使っているとのことでした。油性だと半年から1年も体内に残留するんですね。 ちなみに、この造影剤を使った卵管造影検査というのは、いつ頃から行われているものなんでしょうか。もし、ご存知でしたら教えてください! そもそも、今の段階でそこまで必要だろうか。。と悩んでいたところでもあったのでますます考えてしまいます。
お礼
再三、ありがとうございました。 昭和三十三年ですか??そんなに前から行われていた検査だったとは驚きです。でも、それほど前からリスクはゼロではないにしても、いちおう安全に行われているのであれば、それほど神経質にならなくてもいいのかもしれないですね。 >どうせするのなら早いうちにするべきです。卵管が閉塞していれば、タイミングも人工授精も全てが無駄になりますから。 そうなんですよ。実は昨日、夫とも相談していて「万が一、卵管が詰まっていたらこの1年が無駄になってしまうんだなぁ。。」って考えると怖いけど、受けておいたほうがやっぱりいいなと思いました。 ともあれ、ameyoさんのていねいなご回答、参考になりました。私ももっと本などで勉強してみますね。