- ベストアンサー
DTM用モニター(スピーカー)の選び方
DTMを始めようと思うのですが、モニターの選び方(スペックの見方)がわかりません。 モニターを選ぶ際に必ず見るべき項目や、作る曲のジャンルによって適したモニターは違ってくるのかが知りたいです。 また、モニターなどのDTM機材の選び方が詳しく載っているサイトや本を教えていただけると助かります。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
絶対そうじゃないとダメ…とまでは言いませんが、DTMのモニターという用途に重きを置くなら、 「モニターとしての性能の高いもの」 を選ぶべきではあります。 これは、まぁ言ってみれば「再生音の隅々までぎっちりハッキリ聞こえる」タイプのスピーカとでも言いますか…その意味で、よくオーディオの世界でで言う「ジャズ向き」とか「クラシック向き」「ロック向き」と、「**向き」と定評のあるスピーカは、そのジャンルの音楽がよく聞こえるような色づけというか癖が付いている物が多いので、逆にそういうスピーカはモニターには向きません。 その意味では、ジャンルで「**向き」なんていうことを「売り」にしているモニターは無いということです。明らかに「**向き」だったら、モニターとしては低性能ということになってしまうのでね。 また、そういう「モニター向きの性能」というのは、スペックでは知り得る項目は無いので、特に予算が2~3万円くらいであれば、その予算内で「DTMモニター用」として定評のある製品を買う方が堅いですね。 ただ、敢えて「自分の再生環境でちょうど良いDTM作品を作る」というポリシーで、「**向け」のスピーカを選ぶというパターンもあることはあります。何を隠そう、私がその方向性で、自宅のDTM用PCのモニターは小型のPA用スピーカ(普通の人は、モニターにPA用スピーカはまず使わない)を使っています。 でも、思う所があってそういうスピーカを使ってはいますが、逆に実際にDTM作業をする時には、自分のスピーカに癖があるのは承知の上なので、自分のスピーカで確認できない点をきちんと再生できるモニター用ヘッドフォンや、また別の再生環境も同時進行で使用して、最適な音質音場感を模索しています。 (そのため、ある意味、ジャンル癖のあるスピーカをモニターにしたら、かえって高く付くとも言える) 予算が2~3万円のモニターなら、個人的にはこのあたりが無難じゃないかと思います。 http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=301%5EMA20D%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=485%5E9900%2D52843%2D01%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=738%5EVLA4%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=344%5ENF4A%5E%5E 等々… ただ、この手の「モニター用スピーカ」という奴は、各音の位置感、距離感をできるだけカチッと正確に聞かせる…みたいな傾向がありますから、この手のスピーカで普通に音楽を聴くと、スカスカしたような隙間感が出たり、響き感があまりなくなってよく言えば引き締まった、悪く言えば量感のない音になりがちなので、音自体はミニコンポなんかに比べて「楽しくない」感じがします。 でも、実際にいろいろな音源を重ね合わせていく作業をする時には、そういう音色でないと位置感や距離感が狂ってうまくいかないです。 なので、モニターの場合は、ある程度は「音を楽しむスピーカではなくて」「音の計測用スピーカ」と割り切る必要がありますね。
その他の回答 (2)
- hanakuso10
- ベストアンサー率30% (34/112)
昔、買うときに店の人から言われたのですが、可もなく、不可もなくの程度で、特性があまり偏っていない平均的なものが良いそうです。 モニターにあまり良いものを買うと、安物のスピーカーや、普通のヘッドホン、ファイルに落とすときの劣化で再現できない音が多くなり、違った曲になってしまう感覚が大きくなるからのようです。 ちなみにそのときに私が買ったのはローランドのMA-15Dでした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 良すぎるモニターを使うのは考え物とは知りませんでした。 2~3万くらのモニターにしようと思います。 参考になりました!
どんなに素晴らしい性能のスピーカーを買ったとしても経験が無ければ生かせません。DTMのモニターは音作りをするためのモニターですので音声データを完璧に音にしてくれるモニタがあればいいのですがそれはあり得ませんので結局は経験を元にして自分が作っている楽曲の音の状態に見当をつけられるようにならなくてはならないからです。 たとえば周波数特性なら理想的なモニターなら聞こえるまま調整すれば自分好みの特性になるところが、手に入れるモニターの音のクセが逆になってデータに反映される分を自分で補正する必要が出てくるという考え方ができます。 そういう意味では自分のお気に入り(よく聴きこんでいるもの)のCDをかけて一番自然に聞こえるものがベストという選び方ができます。スペックを見て見当をつけるにはたくさんの製品を聴いて自分が何をどう感じるかという面を知った上でスペックと突き合わせて整合性を考えるべきですので、現時点ではスペックはそれほど大切とは思えません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 スペックを見る前に、まずは実物を見ることが大事なのですね。 明日にでも秋葉原あたりに行ってみようと思います。 参考になりました!
お礼
ご回答ありがとうございます。 モニターに音楽のジャンルは関係無いのですね。 あえてそのようなモニターを使ってらっしゃるというのは凄いですね! 自分は初心者なので絶対無理です^^; やはり、予算内で定番製品を買うのが良いのですね。 実物を見て、じっくり検討しようと思います。 参考になりました!