破綻しそうになれば、ありとあらゆる方策を使って回避するはずです。
なぜなら、年金破綻した場合、対外的な経済的信用は地に堕ちます。
年金が支給出来ないということになりますから、受給者からは当然非難ごうごう、政府に抗議の嵐が来るでしょう。
ということは、破綻した場合、時の政府与党は次の選挙ではほぼ負けて
下野することになる可能性が極めて高いです。政治家にとって、高齢者は選挙の票田として大事な「お得意様」だからです。高齢者にそっぽを
向かれた政党は選挙で勝つのは難しいでしょう。だから、高齢者に負担を強いるよりも、現役世代に負担を強いる政策に走りやすいのです。
年寄りは働けず、収入が少ないから負担が軽いわけでは決して無いのです。むしろ現役世代よりも軽すぎるくらいです。
マスコミは役所が悪だということで年金の問題点をあれこれ報じていますが、これにより年金を納めなくていい、加入しなくて良いという結論に至るのは早計です。このマスコミの人たち、高い給与と厚生年金基金で老後は実はかなり恵まれた生活を送れます。公務員の比ではありません。そういうことは一切開示せず、公務員叩きや、年金は不安だと
報じているのです。
年金だけでは老後は暮らせないからけしからんという人もおりますが、その他の資産、預貯金などと組み合わせて生活していけばいいのです。いまの年寄りは貯め過ぎて使いやしない。だから景気も回復しないのです。年寄りに資産を吐き出させるすような政策を打ち出せば、年金財政も安定するような気がします。たとえば、60歳以上の人間の預貯金にマイナス1パーセントの逆金利をつけて、それを年金財源に充てるようにすればいいのです。
お礼
ありがとうございます。 支給開始年齢や支給額の変更はありそうですね。 こんな若いうちから老後の心配をしないといけないなんて寂しいです。