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閉経と排卵出血
閉経後の少量の出血は、病的な原因ではない場合排卵出血である可能性があると知りました。排卵があって月経がないというのはどういう状態なのでしょうか? その場合排卵した卵はどうなるのでしょうか?
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ameyoです。 サイトの紹介ありがとうございました。理解しました。 私の方からも、↓のURLを御紹介しますので、よくお読みになってください。 http://www.k-lc.net/cgi-bin/k-lc/siteup.cgi?category=3&page=1 http://www.yc-tsu.jp/kounenki/2/main.html#6 まず、上のサイトでは「機能性出血(#2で回答した排卵出血の原因です)」の内訳として「無排卵性(出血)」と「排卵性(出血)」に分けられる、としていますね。 で、「排卵性」の中に「排卵期出血」がある、と書かれていることに注目です。ここ重要ですよ。つまり何が言いたいかと申しますと、「排卵性出血」と「排卵期出血」とは別のものを指しているというところです。 質問者さんのご質問文には「閉経後の少量の出血は、病的な原因ではない場合排卵出血である可能性があると知りました」と書かれていますね。一方、御紹介のサイトには「排卵性出血」となっていますね? 「排卵出血」と書いた質問者さんは、その意味もそのまま「排卵期に特有の出血」のことと解釈していますよね。それでこの質問をされているわけですから。 次に私が貼った下の方のサイトをよくご覧下さい。 「卵胞の反応性が悪くなり、途中で発育が停止するようになり閉鎖するため、更年期出血(機能性出血)をきたすようになります。」とあります。これは、私が#1の中で書きました機能性出血の原因、つまり「排卵はなくとも、卵胞ホルモンの多少の増減で消退出血が起こり、少量の不正出血が起こる」ことを言っています。ある程度の卵胞発育があった時点で分泌されていた卵胞ホルモンレベルが、卵胞閉鎖(→消滅)によって一時的に下がり消退出血を招くのです。不正出血の機序としては排卵期出血と同じなんですが、結果的には排卵していません。ところが、御紹介のサイトではこれも「排卵性出血」に含めているようなんですね。もちろん、排卵していませんので高温にはなりませんし、待っていても月経は来ません。 御紹介のサイトや他の閉経期前後の月経について書かれているサイトにも出てくるものに「黄体機能不全」というのがありますが、閉経期の場合、生理開始から排卵までの期間(卵胞期)も短縮するとともに排卵後から次の生理までの期間(黄体期)も短縮します。しかし、そのように不完全な排卵ではあっても排卵していますので、必ず高温にはなります(短い・低めということはある)。 ということで、同じような言葉なんですけど「排卵出血(=排卵期出血)」と「排卵性出血」は意味が違う、しかも、結果的には無排卵に伴う閉経期の機能性出血を「排卵性出血」に含めることがある。そんな結論になりそうです。 ややこしぃぃぃ(^_^;) ちなみに、御紹介のサイトの「閉経までの月経パターン」の表で言うと、 パターン1、3、5、6、7、9は無排卵、パターン2、4、8の一部は排卵していますね。その下に「また、自分では閉経したと思っていても、1~2年経過してから、排卵性の出血があったりしますので、年齢的にも卵子の着床は難しいにしても、妊娠を望んでいないのであれば注意が必要です。」とあるのは、閉経後も稀に卵胞がある程度発育する可能性があり、どういうはずみか閉鎖して終わらずに排卵に至ることがある、という意味でしょう。
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#1です。 >月経が普通にある時期の排卵なら高温期を経て月経が始まるはずなので、低温が続いたままというのはどういう状態なのでしょうか。 排卵すれば、排卵後の卵胞に「黄体」というものが形成されます。その黄体から黄体ホルモンが分泌され、脳の視床下部にある体温調節中枢に働いて体温のセットポイントを上げるので高温になるのです。たとえ黄体機能不全などで卵の成熟度が低く不完全な排卵であっても、ともかく排卵がありさえすれば、このシステムが働きますので必ず高温にはなります。従って、低温のままということは排卵していないことを意味します。 >月経が途絶えた後の少量の出血は月経ではなく排卵出血であることが多くその場合、基礎体温は低温のままだとあります。 「排卵出血」とは、排卵前々日から前日に卵胞から分泌される卵胞ホルモンレベルがピークに達した後に急激にレベルダウンすることで引き起こされる消退出血です(他にも原因があります)。排卵はなくとも、卵胞ホルモンの多少の増減で消退出血が起こり、少量の不正出血が起こることがあります。この場合、排卵とは無関係ですので当然、体温は上昇しません。閉経前後にもこうした不正出血(病的でない機能性出血)なら起こり得ると思いますが、不正出血の起こるメカニズムは同じ種類のものであっても、「排卵出血」とは別のものですよ。 ...どうぞ、その不正確な情報のソースをお示しください。
お礼
わかりやすく教えていただいてありがとうございます。 排卵出血であればその後に月経があるし、月経がなければ排卵に無関係なので、不正な出血である場合も考えられるという理解でよいでしょうか? 情報は一カ所からのものではありませんが例えば以下のサイトで、排卵性出血で基礎体温は低温のままという場合があるとうけとりました。 http://www.bbtemperature.com/ps/03pattern.html
こんにちは。 基本的な部分ですが...排卵があるのなら閉経ではありませんね。 排卵があれば、妊娠した場合以外は必ず約2週間後に月経があります。 本当に閉経後なら不正出血は要注意ですよ。
お礼
回答をいただきありがとうございます。 閉経というのは確実な表現ではなく、更年期というのがあてはまるのかもしれません。閉経に至る過程は色々な形があると知りました。月経が途絶えた後の少量の出血は月経ではなく排卵出血であることが多くその場合、基礎体温は低温のままだとあります。月経が普通にある時期の排卵なら高温期を経て月経が始まるはずなので、低温が続いたままというのはどういう状態なのでしょうか。
お礼
繰り返し丁寧に説明していただきありがとうございました。 やっと理解できた気がします。異なるものをひとつに勘違いしていたのですね。こうしていろいろ教えていただくと、月経のおこるシステムって偉大だと思います。それがなくなると、自分の体のリズムとか変化、異変を何をよりどころにしていいのかわかりにくいです。