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ヒンデミットのオススメ作品を教えて下さい
こんにちは。 よろしくお願いします。 以前 ヒンデミットの金管とピアノのためのソナタのオススメCDを教えて頂き とてもヒンデミットの作品に興味を持ちました。 上記の作品以外にも 是非聴いてみたいと思うのですが『これはオススメ!』という作品がありましたら 教えて頂ければ幸いです。 ヒンデミットにお詳しい方是非よろしくお願いします
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こんにちは。 詳しいとはとても言えませんが,知っている範囲でのオススメを。 管弦楽系ばかりですが。 ☆ブロムシュテット/サンフランシスコ交響楽団・ライプツィヒゲヴァントハウス管弦楽団 管弦楽曲集 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1937554 決して作品を選ぶのが面倒だからまとめて入っているのを紹介したのではありません(笑) 管弦楽という分野でのヒンデミットの仕事ぶりは,このアルバムでほぼ網羅できると思います。ブロムシュテットらしい非常にマジメな演奏で,ヒンデミット自体もわりとそっけない(?)作風の人なので,もしかするとちょっと味つけ不足に感じるかも知れませんが,作品を素直に鑑賞するにはよいのではないかな,と思います。 普通に有名なのは交響曲「画家マチス」「ウェーバーの主題による交響的変容」あたりですが,ごく個人的な好みでよろしければ,「弦楽と金管のための演奏会用音楽」がオススメです。 一方,ヒンデミットの作風おかまいなしにロマンの香り?を求めたい方にはこちら。 ☆バーンスタイン/イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 http://www.hmv.co.jp/product/detail/434912 ちょうどいい具合に私のオススメ三作品が一枚に(笑) それから,ヒンデミット自作自演モノ(指揮を担当) http://www.hmv.co.jp/product/detail/1911424 私が持っているのはこれの分売と思われるものですが,それは在庫切れになっているようでした。 『ピアノと弦楽のための主題と変奏曲「4つの気質」』あたり,質問者さまはムラムラ来るのではないかと(笑) #ところで,私の聴いたことがない曲をいくつか発見して,私がムラムラ来ています(爆) ホルンの神様デニス・ブレインと協演したホルン協奏曲もいいです。 http://www.amazon.co.jp/dp/B0000896N4 最後にひとネタ♪ ☆Ouverture zum "Fliegenden Hollander", wie sie eine schlechte Kurkapelle morgens um sieben am Brunnen vom Blatt spielt 「さまよえるオランダ人」序曲 - ある二流の湯治場楽団が朝七時に井戸端で初見で演奏した
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こんにちは。 詳しいわけでは決してなく、ヒンデミット初心者ですが、初心者同士、手の内を見せあう(?)ということでうかがいました。 私が初めて買ったのがこれ↓ 交響曲『画家マティス』 ウェーバーの主題による交響的変容 気高き幻想 (アバド&ベルリン・フィル) http://www.hmv.co.jp/product/detail/485961 「画家マティス」が欲しかったのですが、このCDくらいしか店頭にはなかった、という現実を前にして購入。通の方なら演奏について色々なご意見がおありかと思いますが、私自身は大変気に入っています。3曲ともヒンデミットの人気のある作品です。 「交響的変容」は御存知かもしれませんが、ヒンデミットのなかでも一番聴きやすい、「誰にでもわかる」音楽だと思います。私が中学の音楽の先生だったら(いや、能力的に言って、なれないんですが)音楽鑑賞の時間にはこれを聞かせてクラシックに誘ってしまうんですけどね。 もう一枚はこれ↓ 室内音楽(Kammermusik)全7曲 (アバド&ベルリン・フィル) 「白鳥を焼く男」 (T.ツィマーマン/D.シャローン/ベルリン放送響) http://www.hmv.co.jp/product/detail/2619686 「室内音楽」はバッハの「ブランデンブルク協奏曲」を意識して書かれたことになっていたはずです。それぞれにソロの楽器があってヴィオラ・ダモーレなんて意表を突くものもあります。とにかく楽しい! 「白鳥を焼く男」はヴィオラ協奏曲で、これも人気がある作品かと思います。 (私は未聴ですが「室内音楽」はシャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウも録音していて、これは大変評価の高い盤です) 上記の2枚はヒンデミット入門としてはかなり「普通」ではないかと思います(と、いつでも「自分」が基準なんですが)。ヒンデミットのポリフォニーも十分に味わえるし、バロック、古典派、民謡、ジャズ等、いつの時代の音楽にも開かれた作曲家の豊かさを感じることができます。 もう一枚はヒンデミットの代表作かどうか良くわからないのですが、質問者さまはピアノのご専門家なので、もし未聴でいらしたらいかがでしょうか↓ 『ルードゥス・トナリス』 『1922年』 (ベレゾフスキー) http://www.hmv.co.jp/product/detail/1249389 私の持っている「音楽史」の本ではアナクロ扱い、「ピアノ音楽」の本では「20世紀の平均律クラヴィーア」と持ち上げています。素人耳には、ショスタコヴィチの「前奏曲とフーガ」ほどはバッハに寄っていない気がいたします。 なにしろ他の演奏を聞いたことがないので何の比較もできないのですが、このベレゾフスキーも個人的には気に入っています。 (・・・こう書いていて、ヒンデミット好きだったグールドの録音でソナタを聴いてみたいなあ、とふと思いました) 実際にヒンデミットにお詳しい方の回答があれば、私も是非参考にさせていただきたく存じます。
お礼
こんにちは。 質問を見つけて頂きありがとうございます(涙)&(笑) ヒンデミットの作品は交響曲『画家マティス』とウェーバーの主題による交響的変容が代表作なんですね。それすら知りませんでした(オハズカシイ…他の事も含めて.爆)交響的変容が一番聴きやすく誰にでもわかる…となれば私も大丈夫ですね~(笑) 「気高い幻想」って私の性格にはぴったんこ?な感じがします。(厳密に言えば気高い妄想かしら?私の場合^^;) 室内音楽…バッハのブランデンブルグ協奏曲を意識して書かれたんですか!それは非常に興味深い作品ですね。指揮者音痴の私にしてはアバドは『好き』と言える指揮者なのでアバド/ベルリンフィルというのも 私にはぴったんこです♪ 出ましたね!(笑)『白鳥を焼く男』これは前々から題名に非常にインパクトを感じていて 一度聴いてみたいと思っていた作品なので 焼き鳥を食べながら(爆)聴いてみたいと思います。 ヒンデミット入門にしては『普通』というところが何とも(汗)ですが(笑)ヒンデミットのポリフォニー!!そうなんです!以前ご推薦頂いたアルバム(ピアノはグールド)を聴いて おお!ポリフォニー♪という印象が強かったので(グールドの演奏もポリフォニーの要素が強いところが なぜかとてもグールドらしいというか イキイキして聴こえました)ヒンデミットのポリフォニーを十分味わえるとなると興味倍増になります。 『ルードゥス トナリス』もちろん初耳ですとも!(どこかの誰かさんと同じく 開き直り^^;)ベレゾフスキー(この方も馴染みがありません.汗)20世紀の平均律とは是非とも聴いてみたい作品です。 私もグールドでソナタも是非聴いてみたいと思っています♪ いつも興味深く見識の広いご意見を聞かせて頂き 本当にありがとうございます 1日に入退会して 元に戻れなくなるようなふつつかものですが(爆)これからもよろしくお願いします。 ご回答ありがとうございました。
補足
すみません(汗)「気高き幻想」でしたね。昨日の一件で動揺が激しくて…ではなくて(^^; 尊敬すると変なところまで似てくるような(こら)…というか 変なところだけ似てしまったようです(爆)
お礼
こんにちは。 いつも大変お世話になります。 以前ご推薦頂いたアルバムは 本当に嘘のようにツボにハマり 大切な宝物になりました。 今回も怪我の功名とはいえ(爆)未知の傑作?をご紹介頂けてワクワクしています。 最近は頑張って?管弦楽の分野にも挑戦しようと思っていますので 管弦楽曲集はありがたいご紹介です。作品を素直に鑑賞するのに良いものが私にも良いものです(なんだか意味不明?) ちょうどオススメ三作品が一枚とはラッキー!(笑)Ta595さまにご紹介頂くと 全部聴きたくなってしまうので お財布と相談するのにありがたいです(^^; 『ピアノと弦楽のための主題と変奏曲「4つの気質」』…はい。非常にムラムラきます(笑)「4つの気質」というタイトルの意図が良くわからないですが なんとなくヒンデミットらしい感じですね。 ホルンの神様…ですか。こういうコメントを拝見するとやっぱりTaさま=マニアック!って感じで。(すみません.ホントの事言っちゃいました.爆) 最後のひとネタ♪のドイツ語は 後で必死に辞書とにらめっこして訳します(爆) 湯治場楽団ってなんでしょね?湯治場の楽団?当たり前かな(笑)朝7:00から井戸端で初見演奏ですか。全然想像つきませんが… 大変お忙しいところ色々教えて頂きありがとうございました。 少しずつ楽しみながら聴いていきたいと思います。 ご回答ありがとうございました!