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盛土の土地の基礎工事はべた基礎で良い?
購入希望の新築木造建築のss式地盤調査の結果を見せてもらいました。 地盤調査の結果から,べた基礎でOKとのことで地盤改良なしで建設されたそうですが,農地(もと田,数年放棄地)の盛り土土地なので少々心配しています。 次のようなデータなのですがどうでしょうか。 是非買いたいと思っているのですが,他の建設会社に聞くと(当たり前ですが),もと田で盛土後は杭打ちが当然だから良くないといわれ悩んでいます。 データをもって専門家に相談してみたいとも思いますが, どこに相談してみたいのかもわかりません。 1m程度まで(盛土部?)砂質土 N値10~15 1~1.5m 粘質土 N値3~5 2m 粘質土 N値 10~15 2~4m 粘質土 N値 3~5 4m 粘質 N値10~15
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今日は cyoi-obakaです。 元田んぼの宅地ですか! チョット2m部分の換算N値10~15に疑問が有りますが? この値は無視するべきでしょうね~! また、粘土質地盤の換算N値3~5は自沈する程では無いが、圧密沈下は進行中と判断すべきです。 ベタ基礎であれば不同沈下は生じないかもしれませんが、圧密沈下は生じるでしょう。 このデーターが敷地内の複数ヶ所で同様であればですが……… 仮に、一ケ所だけのデーターでしたら信頼性は低いので、判断し難いですから、無条件で地盤改良でしょうネ! 尚、#1さん指摘の液状化は粘土質地盤では、先ず起きませんからその危惧は必要ないでしょう! ただ、4m以下の土質が不明ですので断言はできませんが、表層に3m以上の粘土質地盤があれば、流動砂質土の吹出しは考え難いです。 判断は、他の建設会社の考え方が適切だと思いますヨ! 以上、参考意見です。
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cyoi-obakaです。 私的見解ですが、粘土質地盤の場合N値=8以上ある場合は安心して支持地盤とします。 それ以下の場合は、圧密試験(三軸土質試験)を指示します。 この試験結果から、圧密沈下量を想定して設計します。 砂質地盤の場合は、ここまでは考慮しませんが、液状化の判定だけは行います。 地盤は、設計士にとって最も判断の難しい事項です! 安易な判断は禁物ですネ!
お礼
ありがとうございます。営業の方に,設計士のコメントをいただいてくださるようにお願いしました。 納得できるまで説明をもらい,あきらめるか,万が一のため保険でカバーできるか考えてみます。
#3のcyoi-obakaです。 粘土質のSS試験の換算N値3は、1kNの荷重で無回転という状態です。 つまり、1kNで自沈した事になり、長期許容応力度q=30kN/m2以下と判断できます。 ただ、0.5kNの荷重ではどの様な値であるのか? が判らないので、正確な地盤耐力は判定不能です。 地盤としては、圧密沈下の危険性は高い! とだけは言えるでしょうネ! 基準法では、地盤の長期許容応力度が20kN/m2以上あれば、ベタ基礎で設計して良し!としていますが、 これは、あくまで指針であり目安です! 従って、JIOや調査会社の判断がどうであるかは、包括的な判断でありそれぞれの地盤の状態を個々に判断するものではありません。 この点を注視して頂きたいと思います。 JIOや調査会社の判断が、即その敷地に適応するものではありません。 後は、あなたがどうするか? を決定するしかありません。 基準法に準じても、絶対安全の保証はどこにも有りません! ただ、この様な地盤は、圧密沈下を覚悟する必要性は常に存在している事、理解しておく必要が有ります。 もしこの建物を購入するのでしたら、瑕疵担保責任保証をしっかりと締結しておく事だけは忘れないで下さい。 以上、追加の参考意見です。
お礼
許容支持力30kNだそうです。 診断書には但し書きとして※必要設計支持力が許容支持力を超える場合には地盤改良が必要と書いてあります。 この必要設計支持力というものをメーカーに聞いてみようかと思うのですが,このどの程度ならまあべた基礎でOKといえるでしょうか? 数字だけでは何ともいえないものなのでしょうか。 営業マンが地盤のことがいまいちわからないみたいで・・・。 先ほどのいただいた回答をぶつけてみたところ,わからないので設計に話を聞いてきますとのことでした。
- dekacho
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建物の高さや形状(アスペクト比)にもよりますが、ベタ基礎では不同沈下が心配されます。置換するか、改良するか、杭を打つか、建設費が2~3割UPになります。 手始めにその土地の近くの家でどのような対策をしたか聞いてみる。 行政や協会などが行っている無料相談を調べてみる。
お礼
近隣の地盤改良は必要なかったと聞いています。ただし同じ建築会社が改良しているので・・・・。
- kawakawakawa13
- ベストアンサー率25% (514/2010)
盛り土と言うことは、通常の土地の上に盛り土をした場合でも、地震等で崩壊する例が知られています。 普通の土地と比べて、強度が劣るのです。 更に、元水田と言うことは、数年耕作を放棄していたとしても、土地の組成が他の土地よりも弱くなっていると思われます。 そこを地盤改良も無く、盛り土をして家を建てるというのは、手抜き工事のような気がします。 粘質土の上に砂質土を盛り土した場合、沈下も予想されます。 液状化現象等を考えれば、避けるべきと思います。
補足
表層はすきとったとのことでした。田んぼの盛り土ばっかりの地域なので悩んでいます。
補足
建てる家に合わせて調査した5か所(4か所と中心点)調査でどこも似た傾向です。 JIO地盤保障にのっているのと,自社ではなく地盤調査では大手の別会社の調査結果で考察がべた基礎となっているので大丈夫ではと思いたいのですが。 心配しすぎでしょうか。