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ショパン ノクターン9-2 暗譜方法
ショパンのノクターン9-2を練習しているのですが、左手の和音が覚えられません。 技術的なことではなく単純に、次はどこだったっけ、と迷ってしまうのです。 独学でやっていて音楽理論などがわからないせいかもしれませんが、次の和音はこれ、次の小節はこう、という必然性というものを感じないので覚えづらいのです。 ひたすら暗記すべし! というレベルのものなのでしょうか、なにか覚えるコツがあればお教えください。
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はじめまして、ピアノをウン十年やっている40代前半男性です。よろしく。 ショパンのノクターン9-2ですか。いい曲ですよね。私も普段の遊びで弾く曲が無くなったら、馬鹿のひとつ覚えみたいにこの曲を弾いています。 「左手の和音」が、技術的なこと抜きにして、単純に迷うのですね。 う~ん。困りましたね。 アドバイスしてさし上げようと思ってコメントを始めたものの、「さて自分はどうやって覚えたか」と思い返すと、「気がついたら覚えてた」としか言えないもので・・・。「どうやって覚えたのか」自体を覚えてません。ごめんなさい。 「独学でやっていて音楽理論などがわからない(以下略)」と仰ってますが、私も音楽大学を出てるわけじゃなく、ただだらだらと何十年も弾いてきただけなので、音楽理論は怪しいものです。もっとも、ちゃんと10年以上は習っていますから、それなりの音楽知識は持ってるつもりです。 「次の和音はこれ、次の小節はこう、という必然性」があれば、確かに覚えやすいですね。でもそれでは、実際問題として、曲が平べったく単調になり、面白味のない音楽になってしまいます。おんなじようなメロディーでもところどころ変化をつけていくから、音楽の世界が広がっていくわけです。 今楽譜を見ながら、私も一緒に勉強するつもりで、わかる範囲で説明いたします。自信ないけど・・・。 まず、最初の5小節と次に続く4小節は、左手の伴奏がほとんど同じであることは分かりますよね?(右手は第1テーマが2度目に出る時に、少し「おかず」が入って細かくなりますが) ただし、1回目に出てくるときと2回目に出てくるときのベース音がところどころオクターブ違いなので、これは注意しなければなりませんが、それぞれの3連符の2つ目と3つ目の音は全く同じです、 楽譜に書いてある事を言葉だけで説明するのは非常に難しいので、私の言ってることがあなたに伝わるかどうかは疑問ですが、1小節目から5小節目までと6小節目から9小節目までの左手伴奏は、小指で弾くベース音を除き全く同じなので、要は1小節目から5小節目までの僅か5小節の伴奏をしっかり覚えて、あとはその和音進行と少しずつ違うところを覚えればいいのではないでしょうか? 違うと言っても全く音が違うのではなく、オクターブ上か下かの違いなんです。 例えば、左手小指で弾くベース音(ミ↓・ミ・ミ↓・レ↓/ド↓・ド・ファ・ファ~)の流れをまず覚える。それにそれぞれの三連符の2つ目・3つ目の音を足していく。なんて言う覚え方はどうですか? 説明がうまくできないから、よくわかんないですよね? あとは、耳にたこができるくらい原曲をCDなどでひたすら聞きまくって、頭に叩き込むしかないかな。 僕なんかは楽譜のオタマジャクシで覚えるんじゃなくて、耳で何度も聞いて耳コピーして、その後で、細かいミスを楽譜で直していくって覚え方をしたからね・・・。楽譜で覚えんじゃなくて、サウンドで覚えたな。僕の場合は・・・。 参考になんないよね。だって楽譜を言葉で説明すんのホント難しいですもん。(これじゃピアノの先生できないですね。) 頑張ってくださいね。
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♯3.5です。 たびたびすみませんm(__)m 訂正です。最初の8小節と2回目 3回目の和音進行は全く同じではなく 冒頭のメロディの2トトのミ♭.ラ♭レ.【ド♭レラ♭】が2回目と3回目では【シ♭レラ♭】に変化してます。簡潔に言えば変化音はド♭→シ♭だけですが。訂正させて下さい。又突っ込み入れられても困るので(笑)。 なかなか音符や指使いを表すのに 分かりやすい書き方が出来ず申し訳ないのですが 楽譜と照らし合わせてみて下さいね♪ それから 和音の最初の音の流れ自体が分かりにくく 暗譜し難いのであれば 少し反則気味ではありますが♯3で回答させて頂いた通り 和音の一番上の音をメロディックに覚えるのも 一つの方法かと思います。(私は生徒がどうしても覚えられない時は、このようにさせる時もあります。) ♯3で♭をつけ忘れましたが 和音2つの上の音を【ミ♭ソ・レラ♭・ミ♭ソ・ミ♭ソ】次の小節は【ミ(ナチュラルです)ソ・ミシ♭・レ♭ミ・ドファ】という感じで。でも和音の響きを良く聴く事もお忘れなく。 ♯3で9小節目なんて寝ぼけた事を書きましたが 12小節目の3トト4トトの右手がポルタートの部分の場所です。ここも訂正させて下さい。左手はポルタートの記号は書かれていません。で、運指ですが ♯3で示したのは『ヘンレ版』の指使いで『パデレフスキ版』では4.1・5.2・4・5・(の後は指示がありませんので5.2.1・3.1で良いと思います)でした。レガートに運指の癖をつけると覚えやすいです。 ちなみに。この曲は8分の12拍子です。1拍が8分音符3つの小単位で出来ていて 1拍が付点4分音符の4拍子ですので 数え方は一般的に 1トト2トト3トト4トトだと思います。 8分音符3つの3連符ではありません。(3連符なら左手だけ4分の4拍子になってしまいます。) これも質問者さまならお分かりだとは思いますが一応念のため。 何回もごちゃごちゃとすみませんでした。 納得のいく良き演奏ができますように。
お礼
いえいえ、何度も書き込んでいただいて有難いことです。 ここまで真剣に考えてくれるとは思ってませんでしたので感謝しております。 パターンをなるべくつかんで覚えていますが、細かいところはやはり覚えるのみ、というとこもあるようで。 運指、手の動きで覚えられるとこは楽なんですがね。 強弱のとり方、音符の意味なんかも考えながら参考にさせていただきます。
♯3です。 質問者さまならお分かり頂けると思いますが どこの世界にタイでない音をタイで弾いて下さいと言う人がいるでしょうか。 『鍵盤から指を離さない』というのは 『鍵盤に指を軽くつけておく』という意味で 弾き直さないという意味ではありません。 常識です。 あえて再回答する事もないかとは思いましたが 念のため。
- chopin7014
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再び「ショパン」です。 なるほど、「左手和音のコツは『2番の指(人差し指)を不動(軸)にする癖』です」か?確かにそうですね。私も今頃それに気が付きました。 確かに「ベース音を弾いた後の2つ和音はスラーで繋がれていて、 その和音の共通の音が必ず2番の指」ですが、その「2番の指」はあくまでも「『軸にして這うように』3つ目の和音につなげる」というイメージを頭の中に持つだけに留めて、実際は必ず人差し指は弾き直してください。 なぜなら楽譜をよくご覧ください。 あくまでもこの二つの和音は「スラー」でつながれているに過ぎず、「2番(人差し指)の音」は「タイ」で結ばれているわけでは決してありませんね? 従って、確かに「軸にして3つ目の和音を取る」と言う考え方自体は大変結構ですが、あくまでもイメージだけに留め、ここでは「人差し指は必ず弾き直し」ます。どこのピアノの先生に聞いても、「人差し指をタイでつなげて弾い」たら注意すると思います。 「人差し指は弾きなおしてください」と言うはずですし、そもそもこの楽譜を見て「タイ」でつないで弾く人はいないでしょう。楽譜に「人差し指の音をつなぐタイ」が指定されていない以上、必ず弾き直さなければなりません。現にこの音を「タイ」でつなげて弾いている演奏家を、プロでも聞いたことがありません。 それはなぜかと言うと、「2番の指を離さずに弾く」とは明らかに譜面に書いてないからです。(楽譜通りに弾くなら「意地でも離してください」と言いたいところです。) しかし、「そのようなイメージで弾くと覚えやすい」と言うのはあるかもしれませんね。 いずれにせよ、最初の5小節と次の4小節の「ひと塊り」は、何度出てきても、基本的に同じ伴奏パターンの繰り返し(「ベース音のオクターブ違い」や、「和音の構成音が一つ抜けている」などの細かい違いを抜きにして)なので、まずは大元になっている「最初の4小節のコード進行」をしっかり覚えましょう。あとはそれの応用です。 頑張ってくださいね。
こんにちは。 ☆ノクターンOp.9-2の左手和音のコツは『2番の指(人差し指)を不動(軸)にする癖』です。推測ですが1つ目の和音を取った後.次の和音を取る為に指や手のひらがうろついているのではないでしょうか? ベース音を弾いた後の2つ和音はスラーで繋がれているので 最初の音にアクセントを軽くつけ2音目は力を抜きます。その2つの和音の共通の音が必ず2番の指です。その2番の指を軸にする感じで(2番の指は意地でも離さないで下さい!)次の和音を取ります。コツは『這うように』。鍵盤から指を離さずに 指を暴れさせないで(手のひらや手首も余計な動きをさせないで下さい)最初の和音を5.2で取ったら 次の和音は必ず2番の音が同じなので 4.2(前と同じ音)1か.3.2.1で次の和音を取るようになります。(場合によっては4.1・3.1の2音のみの時もありますね♪)それから.和音の一番上の音(最初の小節ならミソ.レラ♭.ミソ.ミソ)を音で覚えると良いかもしれません。 *パターンを掴みましょう。最初の4小節が暗譜できれば次の4小節も同じです。その後の4小節を暗譜すればこの曲の3分の2は暗譜できたようなものです。(つまり8小節暗譜すれば良いのです)9小節目の3トト4トトの所は特に覚えにくいので ポルタート(ノン・レガート)で弾く前に 繋げて指の運びを指に覚え込ませて下さい。指は4.1-5.2-3-4-5.2.1-3.1が弾きやすいと思いますが 楽譜によっては指使いが違って指示されているかもしれません。この指使いの場合5.2で和音を取り3番で上からソ♯を弾く所がポイントですかね。 *同じパターンで2回目3回目を弾きますが 最初のパターンと違うのは12小節ではなく8小節.4小節という事で 使われている和音進行は全く同じです。 *次の7小節はほとんど 前に使った事のある和音です。感じが変わるので異質な和音を使っている感じがするかもしれませんが…。 *右手8連符が出てくる箇所は 左手は和音の転回形です。これも共通の音を軸に這うように取る癖をつけて下さい。 *次の2小節はこの曲の一番の聴かせ処です。ここは他の所よりも ベース音を強調して弾くと良いと思います。ここの和音も使った事のある和音がほとんどなので 最初の和音のパターンと比べてみて下さい。 頑張ってくださいね♪
- fff009
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音楽理論がなくても暗譜はできます。 私も9-2は暗譜していますが、理論ではありません。 僕が短期間で暗譜する必要があるときは以下の要領でやっています。 (1)右手を完璧に暗譜する(これは比較的すぐできます) (2)左手の楽譜だけを見ながら練習する。 (3)左手を見ながら演奏し、分からなくなったときだけ楽譜を見る (4)暗譜完成 ポイントは、左手に意識を集中させることです。 これは曲に関係なくです。 ま、結局ひたすら暗譜すべし!なのですが、 ・暗譜する前に一つ一つの音があっているのか(当然) ・小節毎に曲想はイメージできているのか は重要です。本来は完璧に演奏できるようになってから 暗譜することが大事です。 強弱記号やペダルのタイミング(自分で書き足したものも含めて)が暗譜の最後にくるので、鍵盤を弾くだけの暗譜であればすでにできている状態となるはずです。 暗譜ができていない曲はマスターできていない曲なので、 マスターするのが先ですよ。というのがアドバイスです。 やはりクラシックは譜面をなぞるだけでは・・・ と思いますので。
お礼
やはり、ひたすら、でしょうか。 左手に意識、これは気にしてます。 独学で始めてから、右手は見なくても平気なのに、左手って右手より単調なのに気にしてないと弾けないもんだなと、意外に思ったものです。 (1)~(4)の方法は今後の習得のためにも覚えておきたいと思います。 まだまだ曲想とか考えられるほどのレベルでないです。 とりあえず弾ける、というとこまで持っていきたいです。 しかし、そういうのを意識しながら練習したほうが頭に入っていくものかもしれませんね。
お礼
はじまめまして。 おっしゃること十分にわかります、こっちこそ質問の意味をちゃんと伝えられてるか心配だったのですが、丁寧なアドバイスありがとうござます。 ベース音で覚えていくのはいいかもしれません、同じことでもやり方を変えると印象に残りやすい気がします。 「少しづつ違う」これが覚えにくいんですよね~、大きく違ってくれればわかりやすいんですけど。 僕はサウンドで覚えらるほど達者な耳をしてないし、音楽理論的なことも知らないので、頼るは根性のみのようです。