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ピアノの上達法
こんにちは。 ピアノを弾き出して一年くらいなんですが、所々で指がついていかず困ってます。まったくの独学なので、弾いてきた曲は好きなものばかりです。 月光ソナタの第一楽章→ショパンのノクターン2番→同じくノクターン20番。これらはある程度弾けると呼べるものにはなっていると思います。ただ、2番に関しては、左手の和音が崩れますし、20番は最後の右手が、流れるようにうまく弾けないのです。 今は幻想即興曲に挑戦してるのですが、やはりぎこちなく、弾いていてとてもストレスを感じます。 そこで相談なんですが、現時点の弾ける曲で指の運動も含め、全体的にスキルアップしていくのと、またはなんらかの練習曲集で基礎を固めたほうがよいのか。また、後者がよいのであれば、その効果はどの程度期待できるのかを教えていただけたらと思います。
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こんにちは。♯1です。 ご丁寧なお礼ありがとうございました。 大切な事を言い忘れていましたので 再回答させて頂きました。すみません。 まず 質問者さまは弾き始めてまだ1年という事で しかも独学で幻想即興曲にも挑戦できるのですから 決してセンスがないなんて事はありません。むしろセンスがあるのではないでしょうか。まだ始めたばかりなのですから 指が思うようにならないのはごく当たり前の事です。ローマは1日にしてならず…です(笑)。 で、テクニックの事ですがもうサイトで勉強なさったかもしれませんが『指の独立』がとても重要です。 これを言い忘れてしまいました。ごめんなさい(汗) 人間の指は物を掴むような組織で出来ているので 指一本ずつ使うような構造ではなく その為特に4の指などが極端に動きにくいのです。指の腱の結合が強すぎたりすると 指が固く柔軟に動きにくいとか。【指のストレッチ運動…テレビを見ながらでもできますので、指を前後・左右に一本ずつストレッチしてみて下さい。スポーツをされる方ならおわかりと思いますが、やりすぎると指を痛めますので、痛いと感じたらすぐやめて下さいね】 それで 指一本一本が独立して動かせるように訓練するのです。前に挙げたハノン 又はピシュナ(こちらのほうが 効果てきめんなんですがキツいです.笑) エチュードは譜読みに時間もかかりますが ハノンやピシュナは譜読みに時間も取られないので あまり練習に時間が取れない方には好都合です。 毎日少しでも良いので コツコツ指の独立のために ハノンやピシュナを練習してみて下さい。その際肩から腕全体に力が入っていないか 脱力に十分注意して下さい。(ゆっくり弾かないと脱力が意識できないので、慣れるまでゆっくり弾いて下さい)又 スタッカートやリズムを変化させて練習すると効果的です。 指は第3関節から(指の付け根)動かします。訓練のためにハイタッチと言って 指を高く上げ下ろししたりしますが 実際弾く時は鍵盤に指をつけて 出来る限り無駄な動きをさせない弾き方をします。 もう一つ。手の構えですが 普通に手を置くと指が横に寝てしまいます。ほんの少し親指に重心を置く感じにすると 指が鍵盤に対して真っ直ぐになります。この時も親指に重心を置く為に力を入れないように注意して下さいね。 ☆後は短気を起こさない事!です。ピアノは一人で孤独に?黙々と練習するので ちょっとうまく行かなかったりするとイライラしやすいです。そんな時は無理をせず練習を休み気分転換して 又弾きたくなったら練習する…ことですかね♪ せっかく良いものを持っていらっしゃるようなので やめてしまったらもったいないです!!気長に取り組んで下さい。お願いします(本当にもったいないと思うので 思わずお願いしちゃいました.笑) なんちゃってツィメルマン目指して?頑張って下さい。何度も失礼しました。
- tanktan
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個人的にはピアノを上達させるポイントとして、以下の3点が挙げられると思います。 1.必要な筋肉をつける。 2.テクニックを上達させる。 3.譜読みを向上させる。 1.の段階であれば、比較的簡単に解決できます。 高速な同じ曲を限界スピードで毎日沢山弾くことにより、筋肉をつけることです。脱力しないと高速でひけるようにならないので、脱力も自然に身につきます。 ショパンがお好きな用なので、やはりエチュードをお勧めします。 10-1、10-2、25-6、25-11がよいのではないでしょうか。 はじめは難しいかもしれませんが、毎日弾いているうちにコツがわかってきます。他の方と違う意見ですが、音楽的云々なことは筋肉がついてからの話だと思います。 月光ソナタの第一楽章、ショパンのノクターン2番など、譜読みの練習にはなりますが、筋肉の鍛錬にはまったくなりません。 幻想即興曲を弾いているときにぎこちなく感じるのも必要な筋肉が不足していることから生ずることなのでしょう。 2.は、筋肉がついた段階でのテクニックの訓練となりますが、やはり、練習曲のような曲を地道にこなすことです。 3.は、沢山の曲を弾いた経験に左右します。
こんにちは。 もちろんエチュードなどを使わなくても 正しい奏法を身につけていらっしゃるなら問題ないとは思いますが 独学となると推測ですが正しい奏法が何か…という観念が少ないのでは?と思います。闇雲にハノンやツェルニーを練習したから凄く上達するというものでもないのですが ピアノの奏法に関する正しい知識を得た上で ハノンやツェルニー 又はピシュナ(これはとても効果のある指作りの教材だと思います。特に弱い指の強化はハノンより効果的です)を練習されると 指は驚くほど自在に動くようになります。私が特に気をつけて頂きたいのは *脱力 *指のフォーム *手首の使い方 *音楽的に弾く事 です。脱力の原理は腕の力を抜く→腕が重くなる→その重みを指にかける…なんですが サイトで『ピアノ・脱力』を検索すれば詳しく説明されています。 指のフォームなどもピアノに関するサイトで 色々説明されていますので 研究して下さい。特に親指の使い方はほとんどの方が間違っています。親指をどこから動かすか タッチポイントはどこかなど。 手首の使い方を代表するものは*ローリング*シュッテリング*オクターブ奏法に使う上下運動などです。指だけに頼った弾き方をすると 必ず限界がきますので手首の運動はしっかりして下さい。 そういう諸々の正しい奏法を研究して ハノン(これはスケール・アルペジオ・オクターブ奏法は必ずやって下さい)ツェルニーや他のエチュードでも…極端に弱い指があればピシュナなどを根気良く練習する事で 相当な効果が得られます。 最後に。いつも音楽的に弾く事を忘れずに。 機械的に弾いてもテクニックは上達しにくいです。 『技巧は機械的な練習からではなく精神によってつちかわれる』…という リストの有名な言葉の通りだと私も思います。 ピアノ(音楽)は奥の深いものですので 一歩一歩確実にステップアップしていって下さいね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても親切で具体的なご回答にとても感謝します。今後はいただいたアドバイスを参考にして、良い意味でピアノを上手に弾いていきたいと思います。 僕は長年スポーツをやっているものですから、何らかの物事に取り組むときには必ずその道の上達者のフォームを研究します。その点では、仰るピアノの奏法には、少しは意識して取り組めていたところではないかと思います。 どうせ練習するのなら、ある程度は自分のものにしたいので、レイフ・オヴェ・アンスネス、ユンディ・リ、クリスティアン・ツィマーマンなどの演奏を録画して、イメージトレーニング(単なる憧れのような気もしますが)などもしているのですが、如何せん時間もなく、練習曲集に取り組むのが億劫で、センスのない僕には限界なんだろうと、ピアノ(音楽)を中途半端に終わらせてしまうところでした。 仰られたことを忘れずに、早速取り組んでいこうと思います。上達するのが楽しみです!