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大人のピアノ演奏で目的別の練習法
- 大人のピアノ演奏で目的別の練習法を紹介します。ポピュラーの弾き語り譜や比較的難易度の高くないソロ譜に取り組むための練習方法や、中難度のクラシック曲を弾けるようになるための練習方法について解説します。
- 具体的な練習方法として、ポピュラー曲のピアノ譜を初見で弾く練習や、ハノンを使って指の能力を高める練習があります。また、レッスンに通うことも効果的かもしれませんが、短期間の通いでは効果が得られにくいため、継続する必要があります。
- 自分の演奏レベルや目標を踏まえて、平易な曲や比較的難易度の低いクラシック曲を選び、繰り返し練習することも重要です。継続的な練習を通じて、初見能力やテンポの維持能力を向上させることが可能です。また、音楽理論の勉強も演奏に直結するかどうかを考えて続けるか検討してください。
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ほぼ独学8年でそれだけ弾ければたいしたものです。 初見能力のための練習は(1)の方法で大丈夫です。 楽譜は、今の自分の実力で(両手での)初見が可能なものを選びます。 一曲が短くたくさん曲が載っているものなら、なおGood。 (子供用の曲集が良いでしょうか。一応初見用の楽譜もあるにはあります)。 初見では弾けず+αの練習が必要になるものは、実力オーバーなので、 もう少し難易度を落としましょう。 練習時間は1日10~15分くらいで構いません。 それから、初見がなかなかできない原因のひとつに、 ヘ音記号の譜読みが苦手ということが考えられます。 ヘ音記号の楽譜に書かれている音符を見たら、瞬時にその音の鍵盤を押さえられますか? 確認してみてください。 (2)の練習に関しては、初見などに必要な鍵盤の距離感も身に着けたいということなので、 もしかしたら(独学だとちょっと危険ですが)リトルピシュナという曲集の方が 合っているかもしれません。 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%94%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%8A-48%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%B7%B4%E7%BF%92%E6%9B%B2%E9%9B%86-60%E3%81%AE%E6%8C%87%E7%B7%B4%E7%BF%92%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%B0%8E%E5%85%A5-piano-library/dp/4111040306/ref=cm_cr_pr_pb_t 質問を読んでいてひとつ気になったのは、ミスタッチが多いということ。 原因は2つ考えられます。 1つは、技術が足りないこと。これはテクニックを磨くしかありません。 もう1つは、焦って練習している可能性があることです(重要)。 ミスタッチがあるということは、正しい動きを脳が覚えていないということでもあります。 そのまま放置していると、いつまでたっても上手く弾けないばかりか、 間違った動きを脳が覚えてしまう可能性があります。 (毎回同じような間違いをしている場合は要注意) 練習の際、もちろん初めはゆっくりしたテンポで曲をさらっていると思います。 しかし、早く弾けるようになりたいと焦って、 ミスタッチがまだある・打鍵が曖昧になる箇所があるなど、 まだ上手く弾きこなせていない状態なのに すぐにテンポを上げて曲を弾こうとしたりしていないでしょうか? まずは「自分が<絶対に>間違えない最大の速度で、ゆっくり弾く」練習をしてみましょう。 一本一本の指の打鍵をしっかり意識しながら弾くと、 脳に動きがインプットされミスタッチが少なくなるほかに、各指の独立も養われます。 実はハノンのような練習曲もただ速く弾けば良いというわけではなく、 各指の独立を意識しながら弾かないと効果半減なんです。 超絶的な技巧で知られるある有名なピアニストもこの練習をやっているのを 目撃したことがあります。まずは焦らずゆっくりゆっくり練習していきましょう。 その他に、 音楽理論に関しては、 楽譜が読める程度の知識があるのでしたら、 もう少しレベルアップするまでは、無理してやらなくても問題ありません。 ただ、将来アレンジやアドリブなどしたいということであれば、 早めにやっておいた方がいいことは確か。 そうでないのならば、必要になったときに必要に応じて勉強していけばいいです。
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- ushinose
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両手での初見の練習はぜひお勧めします。 これが少しでも出来るようになると、レパートリーの習得が格段に速くなります。 なぜなら、楽譜を見ながらいきなり両手で練習することが可能になるからです。 実際、「片手ずつの練習は非効率である」という科学的な研究もあります。 (もちろん、いきなら両手で練習する場合も、 初めは間違えないように超スローテンポで弾き、徐々に速度を上げていきます) 以下、初見練習に取り組む前に、役に立ちそうなサイトです。 さらっと読んでみて参考になりそうなところは、参考にしてみてください。 http://www.happypianist.net/music/oto-syoken2.htm http://piano-advance.com/read/read02.html ショパンのワルツなどの跳躍で音が外れるのは、 やはり脳が動きを覚えていないからです。 弾けないところは、絶対に間違えないスローテンポで何回も練習してみてください。 弾いていて「間違えそうだな」と思ったり、「次どの音だったっけ?」と思ったら、 ぐっとテンポを落とし、楽譜を見て音を確認しながら弾きます。 また、広域のアルペジオを弾く際のミスを減らすには、 最高音を弾いているときに、次の最低音に向かって手を目いっぱい広げてください。 「あらかじめ次の音を弾く準備を早めにする」ことがミスを減らすことにつながります。
お礼
再度のご助言どうもありがとうございます 弾きたい曲の暗譜段階を初見両手でやるのは、かなり先のことになるかとは思いますが 少しづつ初見の練習をしていこうと思います ミスに対するアドバイスも気を付けるようにしてみます 非常に為になるご回答をありがとうございました
お礼
非常に為になるご回答をありがとうございます ご回答者様のおっしゃる通りに、なるべくゆっくり焦らずに取り組んでいこうと思います 初見については、どうしても面白みに欠ける練習になってしまうと思うので 続けられるか不安ですが、まずは楽譜探しからやっていこうかと思います リトルピシュナについては実は随分前に独学テキストを調べていた時に買って以来本棚に眠っていたりします ハノンのように一瞬ですぐに取り組めるほど平易でなく取っつきづらいと敬遠していました しかし最近では楽譜を音程の差で見れるようになりつつあるので、それのいい練習になるかもしれません 実はこれについては、音楽理論と弾き語りのコードバッキングの恩恵だったりします より鍵盤間隔を養うために、少し試してみようかと思います どれもこれもでは時間的にも厳しいと思うので、色々試してみようと思います
補足
ご丁寧な回答をありがとうございます お礼とは別に、ご回答頂いた中で気になる所を自分でも考えてみて補足とさせて頂きます まずヘ音記号の譜読みについてですが、ヘ音記号譜単体ではト音記号と遜色なく読めると思います ただ、両手分の2段を同時に見ることが全く出来ません これも初見が出来ない理由だとは思うのですが、それ故に両手分見れないのでそもそも両手での初見は試すことすらしたことがないのが現状です これについてはご回答者様のおっしゃる通り、両手分合わせて初見でもなんとか弾けるような楽譜を探してみようかと思います 右手だけなら、メロディ+αの和音なら初見でそこそこいけるのですが 両手ということなら右手分もより簡単なのを探してみようと思います ミスタッチについてですが、自分で振り返ってみて(実際今弾いてみて) ご回答者様のご指摘の通りだと痛感いたしました まずテクニック 手持ちのレパートリーの中では、例えば右手三連譜+右手付点8分と16分のような所など かなり怪しいままとなってる箇所が多々あります、装飾音符なども そして練習のテンポについて 自分の今までの練習方法として、まず完全に全ての音符を暗譜するのを最低条件としていたため (譜面を見ながら弾くということ自体を諦めていました) ミスをしがちな箇所があっても、覚えさえしたら次に進めて 最後までいったら苦手なところをピックアップして仕上げるという方法を取っていました 一度通せるようになったら(暗譜が終わったら)どうしても曲想通りのテンポで常に弾きがちになってしまうため ご回答者様のおっしゃる通りなのだと思います 今まで以上に、遅いテンポでの確実性を求めて、その上で早くしていこうと思います しかし弾きたい曲が多すぎて、どうしても早くある程度のところまで持って行って次の曲の暗譜に入りたいというのも原因なのだと思います あとミスについて思うのは、上記のようなテクニックを要求される場所以外で多いのは というより殆どのミスは、ポピュラー系のピアノ曲に多い左手の広域アルペジオです これはいくら練習しても一定確立のミスをしてしまいます 遅いテンポならば左手の上昇後、次の最低音への着地を確認しながら出来てミスはあまりしないのですが この悩みは、ショパンのワルツの左手でもあります 飛ぶところはある程度仕方ないと、もう割り切ってしまっている面はります 音楽理論にていては 弾き語りのベース作り意外に、実は上記のような左手広域アルペジオをアレンジして平易にできたらいいな という面もあり、基礎理論や曲解釈、JAZZらへんのことを調べてたりするのですが 初見強化していくならば、後回しかなと一段落しようかと思っています