>脳死のかたの骨髄は移植できるのでしょうか。
骨髄バンクは、生存者からの骨髄移植を基本にしています。
が、この骨髄バンク制度が誕生した時点は「脳死体からの移植」制度がありませんでした。
ですから、過去に脳死体からの骨髄移植実績が無かったのです。
ところが、最近は「脳死者から人体の移植が可能」になっています。
今回の場合は「法的な整備は、何も無い」のが原状です。
脳死者が生存中に「骨髄バンク」に登録していた事実があれば、遺族の方が判断するだけでしようね。
ただ、骨髄は「鮮度が命」です。
脳死段階でも、脊髄・内蔵は生きています。
脳細胞が死亡すれば、確実に全細胞が順次活動を停止します。
法的には、何ら違法性はありません。(法整備の遅れ)
前例がないなら、前例を作ればいいでしよう。
一人の命が失われても、一人の尊い命が助かります。
医者の中にも、教科書通りの医者と現実認識の医者がいます。
複数の医者と相談した方が良いでしよう。
(同じ大学を卒業した医者は駄目です。系列があり回答は同じです)
余談ですが・・・。
法整備・学会の怠慢で、多くの方が苦しんでいますよね。
「病腎臓移植」がEU諸国では認められているのに、日本では認めない。
毎週3回前後・一回6時間前後の人工透析を必要とする方々には、「病腎臓移植」は「命に直結する重要な問題」ですが、健康な高級官僚・医師会重鎮は・・・。