先般、ニコニコ動画でですけど、アマチュアバンドがアップロードしたファイルが削除され、謝罪するという事件がありました。
また、角川ですけどYouTubeに勝手にアップロードされた自社コンテンツで、一定の基準を満たすものは公認マークをつけ、スポンサーをつけて、収益を得るという方針に転換しました。
つまり、ルールが曖昧なのが原因で、著作権者とアップロードする人間とのルールが確立されれば、非常によい場と思います。
ゲーマーが自分のプレーをキャプチャーしてアップロード、それを見た人が自分もやりたくなってゲームを購入、アマチュアバンドやマイナーなクリエーターが気楽に発表の場とできるなど。
それと、TVの映画の再放送など権利関係が複雑で、できないことが多いんです、例えば私が見たいと思っている映画に「初恋時代」というものがあり、昭和50年代を代表する3人の女性歌手が競演していますけど、所属の問題でDVDなどには絶対にならないと言われています。
でも見たいですよね、もしこれがYouTubeに登場し、ファンの声が高まれば、権利者間の利害が一致してDVDやGayoなどに出る可能性もある。
著作権違反ですけど、権利者間の角逐で世に出ない名作が日の目を見るというきっかけになるという意味もあるのではないかな。
私が見ていると、往年の歌手や俳優などの非公認ファンサイトから当時のビデオをアップロードしており、著作権者も見て見ぬふりをしているような動画もあるので、一概に悪とは言えない存在と思います。
また正当な著作権者も、忘れられたコンテンツの宣伝になるので、黙認という可能性も高いと思います、何かルールを作り、共存できると良いですね。