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現時点で最強の暗号は何ですか?
1:現時点で最強の暗号は何ですか?またNSAなどで解読不可能な暗号はありますか? 2:ゴルゴ13で佐久暗号(最終暗号)というのがありましたが、事実ですか?(存在しますか) よろしくお願いいたします。
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現在最強の暗号は、楕円曲線暗号 だと思います。 日本の現在の法律では、 暗号のソースコードをインターネットに掲載することは 違法ではありませんが、 ソースコードを公開しないで 実行形式の暗号ソフトだけをインターネットに掲載すると違法になります。 (鍵の長さが短いものは掲載してもかまわない。貿易管理令?) ゴルゴ13では、 ソースコードをインターネットに掲載した形になっていましたが、 たぶん、アメリカの法律では違法だと思います。 RSAの作者たちは違法性を避けるために いったん、ソースコードを印刷して、その本を 外国に輸出して(これは印刷物の輸出なのでアメリカでも合法) 外国での法律の違いを利用してソースコードを インターネットに掲載したのです。 法律は国によって異なります。意味の無い法律もかなりあります。 RSAの解読方法で不可欠なのは因数分解の技術の向上です。 この技術が向上するので、安全とされる鍵の長さが 1024から2048ビットになってきています。 エシュロン について調べてみると面白いかも?
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暗号の解読についてNo1さんの書いたように総当りを行えば解読できることは当たり前です。 では、暗号の解読研究とはなにを行っているかと言うと、 暗号文の中から鍵の一部を推測する方法の研究や、 1秒間に試せる鍵の回数を増やす方法、 1台のコンピュータでだめなら数百万台のコンピュータで同時に解析する方法 等です
お礼
なるほど。NSAは相当な数のコンピューターがあるんでしょうね。
補足
ありがとうございます。
- Kon1701
- ベストアンサー率24% (1445/5856)
暗号の総当りでの解読時間、これは近い将来のコンピュータの性能向上も見込んで想定しています。それでも非現実的な解読時間をもって安全、とします。 関数電卓でちょっと計算してみてください。 2^128通りの鍵があり、1秒間に1億回計算ができるとします。 2^128 / 100000000=> 3402823669209384634633746074317.7 秒 1億回は現時点でも(単独のコンピュータでは)無理がありますが、これが更に1万倍10万倍になっても現実的な時間ではないですね。宇宙の歴史を軽く上回ります。暗号で言う”時間がかかりすぎるので簡単には破れない”というのはこの程度の数字のことです。また、実際の暗号通信では毎回鍵を変えます。このため、ある通信で偶然解読できても次の通信ではだめ、ということになります。 ただ、演算速度は飛躍的に向上する可能性がありますから、○兆年がある日突然○年になるかもしれません。その時点で現在の暗号は無意味になりますね。 佐久暗号ですが、物語の中の話では、RSAと似た意味の解説をしていたらしいです。その意味で、RSAの知識を踏まえて書いた仮想の暗号となるかもしれませんね。
お礼
ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
- Kon1701
- ベストアンサー率24% (1445/5856)
現代の暗号、多くはアルゴリズムが公開されています。ですから、秘匿するのは鍵のみ、となります。鍵はたとえば128bit、256bitですから、総あたりをやれば必ず破れます。ただ、現在のコンピュータでは時間がかかりすぎるので簡単には破れない、ということになります。 ということで、鍵が長いものが強い、ということになりますね。多くの暗号、アルゴリズムが公開されているものは、研究者が解読を試み、明確な弱点は見つかっていないようです。 佐久暗号、式を見てRSAかな? と思ったのですが、その中での回折などは違うようですね。考えは似ているような気がしましたが・・・。詳細は覚えてないです。
お礼
ありがとうございます。 暗号素人なんですが、教えていただきたいのですが、 >>現在のコンピュータでは時間がかかりすぎるので簡単には破れない、ということになります。 NSAのようなプロだと、凄い速いPCを使ってるので、すぐに破られてしまうんでしょうね。NSA解読不可能な暗号はあるのでしょうか? やはり佐久暗号は漫画のお話なんですかね。 よろしくお願い足します。
お礼
なるほど。参考にさせていただきます。 ありがとうございます。