多くの方がこちらで書かれているように、基本的には今までの復習です。これは秘策でも何でもなく、ごくごく当然の作業です。ノートの復習、過去問の復習、模試の復習、塾のテキストの復習・・など。これらをしっかりやっているだけで2週間なんてあっという間に過ぎると思います。
さて、なぜ復習が重要かお分かりでしょうか。
つまりは今まで勉強したことの記憶チェック、つまり「インプット情報のチェック」が試験には重要だからです。記憶したことが試験場で出てこないと、悔やんでも悔やみきれません。そうならないようにするためのものです。
で、もう一つ重要なのは、「アウトプットのチェック」つまり自分が記憶した事を正しく答案に書けるか、ということです。実際、英単語のスペルを間違えた、とか、数学の計算を間違えた、など、いわゆるケアレスミスですが、結局これをするとバツで、分かっていなかったのと同じ。非常に悔しいですね。
具体的には、今までの試験(定期テスト、実力テスト、模試、塾の演習など)の採点ずみ解答用紙をざーっと見て、間違えた箇所を見て「なぜ間違えたか」を確認してください。その原因がいわゆるケアレスミスならば、本番では絶対に間違えないように、チェックリスト(ノートでもなんでもいい)にその間違えたパターンと反省点をメモして、試験直前にざっと目を通して、意識を高めてください。そして試験のときは「終了10分前には必ず見直しをする」とルールにして、実行するようにしましょう。
試験とは1点2点を争うものなので、最後はこういう「調整期間」にあてるべきです。
桜咲きますように!