ks_at_09さん こんばんは
#1さんが言われる通り、「“ブルーホーンハンドル”から、“ドロップハンドル”に変更したい」だけでは現状の部品の何が使えて何が使えないのかが解かりません。したがってどう言う形状のシフトレバーとブレーキを使っているかだけでも記載がないと値段の答え様がないです。そこでシフトレバーの形状別に簡単にまとめてみましょう。
1)シフトレバーが「Wレバー」と言うフレームのトップチューブに固定してある場合
この場合は、現状のシフトレバー・ブレーキレバーがそのまま使えます。この場合の必要な部品は、ドロップハンドル・ハンドルバーテープだけ準備すればドロップハンドル化する事は可能です。低価格で揃えればドロップハンドルが5000円位~・ハンドルバーテープが1500円位~ですから、6500円位~で必要な部品は揃えられます。
2)シフトレバーが「バーエンドコントローラー」を使っている場合
シフトレバーに「バーエンドコントローラー」と呼ばれるブルーホーンハンドルの先端に取り付けるタイプのシフトレバーが使われている場合は、1)同様に現状のシフターとブレーキレバーを使う事も可能です。ただしこの場合はドロップハンドル化する場合は、バーエンドコントローラーをハンドルのアンダーバーの先端に取り付ける事になりますから、シフト毎に手の位置をアンダーバーに持ち変えないとなりません。これは好みの問題にもなりますけど、一般的には使い難いと感じる方が多いかもです。ですから「バーエンドコントローラー」でシフトする形状の場合、一般的にはSTIと呼ばれるシフトれーバーとブレーキレバーが一体化した物を使う場合が多いかと思います。
このSTIを使う場合、どう言うブレーキを使っているかが問題になります。STIはブレーキワイヤーの引き量の関係でVブレーキには対応しておりません。したがって現状の自転車がVブレーキだった場合は、「トラベルエージェント」と言う部品を中間にかまして引き量を調整するかSTIに対応したミニVブレーキかキャリバーブレーキ・カンチブレーキのいずれかにブレーキを交換しないとなりません。それとリアが何速かによって使えるSITのグレードが違ってきます。リアが8速の場合旧型のSORか2200のSTI・9速の場合は最新型のSORAかティアグラのSTI・10速だった場合は105以上のグレードのSTIが対応します。もし7速以下だった場合はどのグレードのSTIが購入出来るかの確認から始まります。
この場合の必要な部品は、極力現行の部品を流用するとしたら1)の価格です。極力使い易いと言う事を考えてSTIを使った場合は、ドロップハンドルが5000円位~・STIが15000円位~(これはリアの段数によって使えるSTIのグレードが違うので値段が違います。)。後はブレーキをどうするかですけど、「トラベルエージェント」で引き量を調整する場合はトラベルエージェント2個で約6000円。ブレーキを交換する場合は、ミニVブレーキ2個で約6000円位~です。
以上を纏めると「バーエンドコントローラー」をシフターに使っている場合は、リアの段数やブレーキを交換するかどうかの問題もありますけど26000円位~と言う事になります。
以上がブルーホーンをドロップ化する為の最低の部品代です。後はks_at_09さんご自身で取り付け・調整を行えるなら取り付け・調整料は掛らない事になります。取り付け・調整を全てショップ任せにするなら、取り付け・調整料が1万円位~だと思います。
したがって全てショップ任せにするとして、シフトレバーが「Wレバー」の場合で17000円位~、シフトレバーが「バーエンドコントローラー」の場合は36000円位~を想定していると良いと思います。
後通常はブルーホーンとドロップハンドルはクランク径(フレームにハンドルを取り付ける部分のハンドルの径の太さ)が同じものが販売されいるとい思いますけど、お使いのハンドルの径が特殊径だった場合はハンドル取り付け部分の加工が必要になり、別途費用が必要です。
以上が大まかな費用です。何かの参考になれば幸いです。