こんにちは。
なんて大胆な議論をしようとしているのでしょうか。つまり、授業で「日本という国家は信用できるか」という議論をしようということですね(笑)。
国民年金は国民に課せられた義務です。20歳以上の善男善女(でなくてもいいんだが)は、国民年金に原則加入しなければなりません。
自営業その他は第1号、サラリーマンは2号、サラリーマンの奥様は3号という被保険者です。
日本の年金は自分で掛けたものを基金として後に受給するのではなく、現在掛けている保険料を現在受給している人に支払う、世代間扶養という制度です。
さて、この世代間扶養をどうやって維持するのかは移行期には大問題となります。
一方、401Kという制度があるのをご存知ですか?
これは、自分で保険料を払いその運用益で後に自分が貰うというもの。確定拠出年金といいます。運用によっては掛けた額を下回る事もありえます。
議論の一つは世代間不要か確定拠出かの議論。
もう一つは国家による社会保障制度なのか、自助努力による将来の備えなのかという選択です。
自助努力型とすれば「民間の資金運用をどう充実させるか」ですね。
日本は極めて貯蓄性向が高い国といわれている事はご存知でしょう。
資金の運用方法としては貯蓄のほかにも株の取引や金を含む商品取引、信託・国債などいろいろな投資方法もあるのですが、日本においてはそれらは一部の特殊な人の運用とみられがちです。
これは、学校の教育にそういったプログラムがないことも原因といわれているようですね。
また、将来が見通せないなら雇用を延長しようという事もありえます。生涯現役。
80まではみんな働け!とかね(俺らはイヤだけど)。
年金がなくなるというのは、将来がブラックボックス化するということです。
裾野の広い見方をして、その中で重要と思われるところを突っ込んでみたらどうでしょうか。
収穫のある授業になります事を願っています。
お礼
自分なりに調べたつもりだったのですが、知らないことが沢山ありました。 参考にさせていただきます。 ありがとうございました。