ご質問の投稿から10日も経っているので、このコメントに気づいた下さるかどうかは分かりませんが、男性の場合からコメントいたします。
私も先月の初釜の際、ウールの着物しか持ってないが構わないかと先生に尋ねたところ、構わないということでした。最も厳格なお家元のお教室ではありませんから、それでも構わないのでしょうが。
昨年秋、日本橋高島屋で行われた「江戸・東京茶の湯展」で、呈茶席のお運びをなさっていた男性の師範の方に、正式なお茶席での男性の装いについて尋ねたところ、黒色か濃いグレー系の紋付お召がふさわしいとのことでした。「男性の着物」について書かれている実用書にも、一つ紋のお召がふさわしいと書かれておりました。
女性の場合は、No2様のコメントにある「訪問着」か「色無地」でよいでしょう。帯は名古屋がいいのですね?
しかし、「茶席での装い」に関するいくつかの実用書を、私が図書館などでいろいろ読んでおりますと、女性でも本当に正式な改まったお茶会に出る際は、やはり男性に習って、紋付のお召を着るのが正式だそうですね。それもそのはずで、もともと茶道は男性の嗜みだったわけで、お召を着ることもそうですが、紋付を着るのでしょう。
ただ、茶道と言うのは、「茶室の入口(にじり口)」を見てもわかるように、世俗の身分制度を超越した所に存在する総合芸術です。従って、紋付と言っても五つ紋にするほどのことはないから、一つ紋なのではないかと、自分勝手に考えております。
お教室で着物でお稽古なさっておられる方のお着物がどのようなものかや、何種類の着物を着て来られるかは、ある程度の期間その方の様子を見ていれば、おのずと分かることでもありましょう。やはりご当人に直接お尋ねになるか、先生に尋ねるのが一番ですね。
元々の質問が、着物で稽古に出る方の、和装品の所有アイテム数なので、お答えになっていないと思いますが、稽古の時はともかく、正式な茶会に備えて、お召しをお誂えになられても、今後の不足にはならないと存じます。
詳しくは質問者様のお教室の方針によりますので、いずれにしても、こちらのサイトでコメントを募るより、お教室のお仲間さんや先生にお尋ねになるのが一番早道であり、間違いがないと存じます。
私どもではそちらの事情は分かりかねますので・・・。
それでは失礼いたします。お気に障りましたらご容赦ください。
お礼
長い事インターネットを見れずお礼が遅くなりました。 ネットや催時を利用すればいいんですね。ありがとうございます