上書きされずに同名のファイルが2つできて、しかも元からあったファイルが0→4バイトに
容量が変更されたということですか。これは私の想定外の結果ですね。
本件のような、開くことも削除することもできない容量0バイトのファイルは、
ファイルとしては不正なもので、Windowsが認識できず扱えないものです。
それ故に、他のファイルに連動してその容量が変わることもないはずなのですが・・・
Windows OSレベルで削除できないということになれば、DOSレベルでやるしかなさそうですね。
以下にその手順を記しますので、お試しください。
なお、これはWindows XP Home Edition SP3 日本語版の入った日本のPCでの例です。
また、ユーザー名を hideki と仮定し、削除するファイルをCASDMNCPとします。
1. 〔スタート〕→〔プログラム〕→〔アクセサリ〕→〔コマンドプロンプト〕を選択して
DOS窓(背景が黒く、白い文字だけの画面)を開きます。
→最後の行は C:\Documents and Settings\hideki>と表示され、
カーソルが点滅して入力待ちの状態になっています。
2. Altキー+半角/全角キーを押して、DOS窓の中で日本語入力が使える状態にします。
(同じ操作を繰り返すとオン/オフが切り替わります。)
そして
cd デスクトップ
と入力してEnterキーを押します。
デスクトップは全角文字、cdとデスクトップの間には半角スペースを入れます。
cd はchange directoryの略で、Windowsでいえば
hidekiフォルダ→デスクトップフォルダに移動することを意味します。
→最後の行が C:\Documents and Settings\hideki\デスクトップ>となり、
カーソルが点滅して入力待ちの状態になります。
3. dir
と入力してEnterを押します。これはディレクトリをとるという作業で、
Windowsではフォルダの中身を表示させる操作に相当します。
→ <DIR> . と <DIR> ..の他に件の5つのファイル名が表示されるはずです。
最後の行が C:\Documents and Settings\hideki\デスクトップ>となり、
カーソルが点滅して入力待ちの状態になります。
4. del "\\?\C:\Documents and Settings\hideki\デスクトップ\CASDMNCP"
と入力してEnterを押します。
del と "(”の半角)の間には半角スペースが入ります。
Documents と and、 and と Settingsの間にも半角スペースを入れて下さい。
→削除できない場合はエラーメッセージが表示されます。
削除できた場合は特にメッセージは出ず、入力待ちの表示になります。
3.と同様の操作でディレクトリをとってファイルが削除されたことを確認しましょう。
5. exit
と入力してEnterを押すとDOS窓が閉じます。
以上の方法で削除できなければ、残念ながら、現在の私の知識ではお手上げです。
上手く削除できることを祈りつつ・・・。
* Cドライブ→〔プロパティ〕→〔ツール〕→〔チェックディスク〕で、オプション2つに
チェックを入れて実行すると削除できることがありますが、今回の症状はレア
ケースだと思いますので、効果の程は分かりません。
お礼
dosレベルでも試したのですが変化ありませんでした。アドバイスに対し残念な結果で何だか落ち込みそうです。