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暴行(未遂)を受けた娘・妹へ、どう接しますか?
後述の内容について、以下のどれかのご意見をください。 ・あなたが当事者の家族(父母兄姉)なら、どうするか ・あなたが当事者なら、どう家族と接するか ・後述の内容の感想 元々男性嫌いの節があった末っ子の女性(当事者)が、暴行を受けました。大事には至らなかったものの、男性の割合が高い学部への推薦がきたとき、 「私は男性恐怖症だから、その学部へはいきたくない」 「大事には至ってないから、本当に暴行を受けた女性より自分の感じている恐怖は少ないだろう。でもすべての男性が暴漢ではないとわかっていても怖い」 と嫌がりました。 ・ 彼女の家族の反応 「その考えは男性に対して失礼だ」 「その学部への推薦を断るなら学費は出さない」 「本当に男性恐怖症なら、男性恐怖症の定義を調べて病院にかかるはずだ。しかしこの子は調べもせずに自分が男性恐怖症だと言う。元々男性嫌いだったから、暴行を受けたことを言い訳にしているのではないか?」 ・ 末っ子の女性の反応 「どうして理性ではどうしようもない恐怖を理解してくれないのか」 「わかってても怖いのに『失礼だ』といわれたら、余計追い詰められる。ひどい」 ・ ↑に対する家族の反応 「たとえひどかろうと、あなたのことを思って言ったこと。それがなぜ許せない? 家族の一度の失敗を許せないのか?」 「時間がたった今でも、以前言った言葉は正しいと思う」 「それで彼氏と一緒にいても、人気がない道を通るのを嫌がって道を変更させたと? 正直めんどうだと思う」 暴行から15年以上たっても、未だに彼女と家族との間でその件でケンカになっています。 皆さんなら、彼女の言い分はただの言い訳だと思いますか? 彼女の家族がひどいと思いますか? 相手の言い分を理解するために、どういう行動をとりますか? それとも理解する/してもらうことを諦めますか? お返事は遅くなってしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。
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性犯罪の被害(それがたとえ第三者から見て「未遂」に見えたとしても)に伴う恐怖は、被害者本人にしか分からないものです。 このような被害に遭ったことのない幸運な方には、この種の恐怖を知る能力はありませんし、その必要もありませんが、自分はこの種の恐怖を共感も理解も出来ないのだ、ということだけは知っておいた方が良いかも知れません。被害者が拒むなら、家族だけで専門のお医者様に相談する、という手段も有効かと思います。 このような恐怖を早く忘れたい、思い出したくない、という心理の故に、被害者が他人に医学的・法律的な相談をする気になれないなら、それは被害者の心情を考えれば極めて自然であって、被害者を守る立場にある家族がこれを非建設的または非論理的と断ずるのは、無知・無理解を越えてあまりに冷酷と言わざるを得ないでしょう。 被害者がトラウマに苛まれている結果に対して、家族が被害者を責めるのは、お門違いも甚だしいと考えます。被害者本人に残されたトラウマが原因で、その家族が苦しみを覚えるなら、家族もまたその性犯罪者の間接的な被害者なのです。被害者の家族が追い詰めるべきなのは、守るべき家族の一員である被害者ではなく、その性犯罪者の方なのです。 仮に、その性犯罪者に適用される法的な罰則が無かったとしても、世間はその性犯罪者を未来永劫許してはなりません。家族の手でその性犯罪者を去勢してしまえ、とか、社会的に抹殺してしまえ、とまでは口が裂けても言えませんが、被害者のトラウマが完全に癒えるまで、これらの復讐行為に匹敵するくらいの恨みを家族一丸となって持ち続けるのも、一つの家族愛の形ではないかとさえ思います。 理想論かも知れませんが、被害者の家族の皆様は、被害者が抱え続ける恐怖を理解出来いのは仕方無いとしても、被害者を信じ抜いてあげることが肝要だと思います。それがもしも被害者の甘えだとしたら、それでも出来る範囲で甘やかしてあげれば良いではないですか。家族がどんなに頑張ったとしても、そのくらいしかしてあげられることはないのですから。
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- dell_OK
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彼女の言い分はただのいい訳だと思う。 彼女の家族はひどいと思う。 相手の言い分を理解しようとは思わない。 諦めはしないが、理解してもらおうともしない。
お礼
大変遅くなりましたが、お返事ありがとうございました。 ご意見から察すると、家族と会話を持たない、ということでしょうか? 最後のコメントは特に「理解することを諦めないけど、理解してもらおうともしない」というのは、反対のことを言ってるように見受けられます。申し訳ございません、読解能力はある方ではないもので… 頂いたご意見は、これもまた人との接し方の例として参考にさせて頂きます。 ありがとうございました。
補足
簡潔なお返事ありがとうございます。 正式なお返事は2月末以降(締め切った後)にさせて頂きます。
- pick-chan
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>彼女の言い分はただの言い訳だと思いますか? 思いません。 全ては受け手側(被害者側)の気持ちが、最優先されるべきもので、 それを無理やりこちら(未経験者)の価値判断でそういう風に断定することは、 思い上がりも甚だしい、と思うからです。 >彼女の家族がひどいと思いますか? 全てのやりとりを知っているわけではないので、一概には言えないと思いますが、 「彼女の言葉の表現が『目上の人間に対する発言』として適切でなかった場合は、彼女の意見自体を「討論する価値なし」と判断します」 「感情論を許さない」 ということをこの出来事(事件)について語る際に、彼女に強制することは、 家族としての根本がズレているように個人的に思います。 家族(特に親)は、時には立ち直らせるために、厳しい意見を言うべき立場にもありますが、 それ以前に「言葉にできない苦しさ」を理解する努力と、 「どんなことがあっても味方である」という安心感を与えるのが、 何よりの役目だと思うからです。 どんな小さな暴力であっても、暴力を受けた経験のある人にとって、 無条件に甘えられたり、認められたり、肩の力を抜ける場所はとても大事なものです。 よほど強い人でないかぎり、大部分の人は、そういった場所が得られて初めて、 客観的に自分の中の苦しさや身に起こった出来事を考えられるようになります。 心理学的な面から言えば、このご家族の場合、 「無条件のプラスのストローク(彼女の言い分が言葉足らずであろうと肯定すること)」が必要な場面で、 「条件付きストローク(彼女の言動や行為と引き換えに理解を示すこと)」を持ち出してしまっている、と言えるでしょう。 この状態は、極めて危険とも言えるものです。 条件を満たさないから言い分を認めない、理解してあげない、ということは、 彼女の存在や人格自体の否定にもつながりかねなく、 ただでさえ暴行という、人格を無視した行為に遭ってしまった後では(例え未遂でも)、 不安定な状態を、本来頼れるべき家族によって、ますます不安定にさせられてしまっている、 と言っても過言ではないかと思います。 そんな状態でなんとか理論的に説明しようとするためには、 彼女は「傷ついている自分」を置き去りにして、 全く別の「嘘の自分」を作り出さなければならなくなります。 自己防衛の一つとして、表面上取り繕う「自分」を作ることは、 時として必要になることもありますが、 それが家族という一番信頼して抱きしめてもらいたい相手の前でも、ということになると、 精神的な負担は想像を絶するものになると思います。 また、事件当時は、上記に書いたように「無条件のプラスのストローク」で接していたけれど、 時間が経つにつれ、「条件付きストローク」になった、という場合もあるとは思います。 けれど、こういったことはどこかで期限を区切ればいい、というものでも、変化させてもいいものでもないと思います。 例え「付き合いきれない」と思うほど、なにも変わらず、ずっと同じ状態のままに思えても、 人格否定とも言える行為に遭った事について、人格否定につながる対応は、 少なくとも家族だけはしないでほしい、してはならない、と思います。 >相手の言い分を理解するために、どういう行動をとりますか? この場合の「相手」が彼女で、私が家族の立場であるならば、 まず、条件を一切排除して、例えうまく言葉にならなくとも、 抱いたままである苦しみについて無条件に肯定します。 そして、できるかぎりの事例やそれに伴って起こりうる精神的な症例など、 調べまくり、必要であれば専門家の意見や話を聞きに行き、 一緒になってどうして行けばいいか考えます。 実際にどういう状態で、どういう症例なのか、ということを考えたり、 判断するための努力をするのは、彼女一人に負わせるものではないと思います。 また、私が当事者で、相手が家族だとしたら、と考えたのですが、 すみません、正直なところ、私の家族の場合、 なにがあっても、無条件で味方してくれることがわかっているので、 想像が追い付きません。。。 そんな状態で無理やり考えてみると、おそらく心療内科や、 カウンセリングなどを受けに行って、自分の味方になってくれる事が前提で、 自分では説明できないことを理論的に説明してくれる専門家に相談すると思います。 >それとも理解する/してもらうことを諦めますか? 自分が家族であった場合は、同じような経験をした者がいたなら、決して諦めません。 例え苦しさから暴言を吐こうと、それをぶつけられていくら腹が立とうと、 とことん味方でありたい、と私は思います。 自分が当事者であった場合は、たぶん、諦めないというより、 諦めきれないまま、延々と理解してもらえるようあがくような気がします。 (ただ、壊れる一歩手前、と感じたら逃げだしてしまうかも…)
お礼
ご丁寧な意見、ありがとうございます。 お返事が遅くなりまして大変申し訳ございません。 > 家族は、厳しい意見を言うべき立場にもある 彼女の家族にとって、「安らぎの場を提供する」ことは家族を甘やかしてろくでもない人間に育ててしまうこと、と思っている節があります。 今回の件以外の例では(かなり種類が違いますが)、彼女の母親はいくら彼女が勉強しても成績が上がらなければ、棒で殴ったりもしたそうです。 > 不安定な状態を、本来頼れるべき家族によって、ますます不安定にさせられてしまっている まさにその状況です。 このため、彼女は家族にではなく、周辺の友人に頼っているようです。ただ、いくら友達とはいってもそういう話をしたがらない人も多いので、中途半端に相談して終わっているように見受けられます。 とりあえず周囲は彼女に、早く結婚して実家から離れることを勧めています。彼女は現在一人暮らしをしていますが、何かにつけて家族からの干渉があるので、まだ本当に離れているとは言いがたい状態です。 > ストローク なるほど、そういう考え方があるのですね。勉強になります。 彼女の家族は事件当時から「条件付きストローク」に徹しています。さすがに暴行(未遂)があった直後は、「可哀想に」と思っていたようですが… > 私が当事者で、相手が家族だとしたら~ それはとても素晴らしいことだと思います。どうかそのままご家族を大事になさってください。 > 専門家に相談 なるほど、専門家に頼るという方法もありますね。 客観的に説明してくれる誰かを経由する方が、当事者でない家族でも納得しやすそうです。 > 諦めきれないまま、延々と理解してもらえるようあがく おそらく彼女もその状態なのだと思います。 いつ彼女に「壊れる一歩手前」が来るか…心配です。 うまく言葉がまとめられず、補足と変わらないお返事になってしまっていました… お返事の内容は、頂いたお言葉と比べると短いものですが、非常に参考になりました。私もあまり言葉が得意ではないので、短くなってしまいました… 丁寧にお返事を頂いたので、彼女の家族の説得にも使えそうです。 私自身、今後の人付き合い・家族付き合いの中で気をつけていきたいと思います。 ご丁寧なお返事、ありがとうございました。
補足
お返事ありがとうございます。 > 条件付きストローク 彼女の家族は 「社会で失敗しないためにも、身近な家族関係から失敗しないように、常に厳しくする」 という考えをしています。 だから彼女が暴行未遂のときも、そのような行動をとりました。 正式なお返事は、2月末以降にさせて頂きます。
- Yommy-Ran
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娘、妹ではありませんが、実際に暴行を受けた経験のある者が家族に居ます。 なので他人事とは思えません。 ・あなたが当事者の家族(父母兄姉)なら、どうするか 心身共に傷付いた被害者を擁護し、サポートしてあげる為に、少々の不審な行動には目をつぶり、暖かい目で守ってあげたいと思います。 ショックの大きな出来事に遭遇し、トラウマにもなっているわけですから、血の繋がった人間として、優しく時間をかけて、ほんの少しでも本人の感情や行動を理解してあげる努力が必要でわないでしょうか。 家族とは、その為のものだと思います。 ・あなたが当事者なら、どう家族と接するか いわゆる「早く忘れたい出来事」ですよね。 もし体の被害が少なくても、心の傷は深いと思います。 普通に物事を見たり考えたり出来なくなって当然だと思います。 そんな時、そばに気持ちを理解し、支えてくれる人、兎に角そっとしておいてくれる存在が必要だと感じ、当たり前ですがソレを家族に期待すると思います。 しかしながら、済んでしまった出来事にこだわって自分の人生を無駄にするのは正しい選択とは言えないと思うので、出来るだけ夢や目標をつくり、少しずつでも良いのでソレを実践・行動に移して、嫌な事を忘れられる、幸せになれる自己努力をしたいですね。 それを実現する為に、じっくり家族に自分の心情を説明して話し合い、ハッキリと(曖昧な態度ではなく、自信を持って)意思の疎通を計りたいですね。 上記のお話で一番理解不能なのが、家族の方々の責任転換です。 被害者(当事者)本人でもないのに、心の痛みを理解する努力もせず、一方的に当事者の方をコントロールしようと無理強いしているように感じます。 誰でも、自分の家族には「普通」に生きて欲しい、と期待するものです。 でも、「普通ではない」出来事を体験してしまった人には、それは無理です。 その部分が、家族の方々には全く見えていないのですね。
お礼
御礼が遅くなりまして大変申し訳ございません。 お言葉のひとつひとつにお返事をしたい気持ちではありますが、長すぎてしまうため、全体的なコメントと、一番私にとって心に残った言葉についてお返事させて頂きます。 頂いたご意見は、Yommy-Ranさんご自身がなさったことなのですね。私にとって、家族にとってほしい理想の態度です。 すぐに『普通』に戻ることではなく、ゆっくりと時間をかけて『待つ』こと。 それが大事なのですね。 > 誰でも、自分の家族には「普通」に生きて欲しい、と期待するものです。 確かにそうですね。Yommy-Ranさんのこの言葉を見て、私の中にもそういった気持ちがあることに気づきました。 彼女の家族も『普通』に生きてほしいから、彼女をコントロールしようとします。どんな状況になっても『普通』に生きることが当たり前、できない人間は異常だから切り捨てる。 そこで切り捨てずに受け止めることができる人に、私もなりたいです。 では彼女の家族は欠点がないのかというと、強引に隠してしまうか、決して認めないか、他の人に責任転嫁するかのどれかのようです。それによる矛盾が、家族の中で一番年下の人(彼女)にしわ寄せがくるようです… まずは自分の弱さを認めること。それができなければ他人の弱さも受け止めることはできないのでしょうね。 言いたいことがうまくまとまらず、とりとめのない言葉になってしまいました。 貴重なご意見、ありがとうございました。
補足
最初のお返事(No.1の方への補足)から時間が空いてしまって申し訳ございません。即座のお返事ありがとうございました。 正式なお返事は、2月末以降に記入させて頂きます。
お礼
大変申し訳ございません。しばらくネットに繋げられない状況が続いたため、お返事が遅くなりました。 > 自分はこの種の恐怖を共感も理解も出来ないのだ、ということだけは知っておいた方が良いかも知れません。 まさにそのとおりだと思います。 経験していない人は、経験した人と本当の意味で共感できないのだと思います。 彼女の母はなまじ「痴漢にあった」等、暴行とまではいかなくても、女性としての被害を経験していました。だから「自分は理解している」と判断し、彼女が感じた男性への恐怖を否定しました。 他の家族は、その母親の意見を信じました。 理解しているつもりで、本当は理解していない。 それが今回のすれ違いの原因のひとつだと思います。 このようなことは、性犯罪に関わらず、人との付き合い全てにおいて言えることだと思います。 私の意見も、yumitsukiさんのご意見と同じです。 このような家族のあり方が、他の人にとって「普通」と思えるかどうかが知りたかったのです。 私はこの件を、今後自分が同じ失敗をしないための戒めにしたいと思います。 真摯なご意見、ありがとうございました。
補足
早速のお返事、ありがとうございます。 回答日時からすると、私が質問した直後に見て頂けたようですね。深夜にありがとうございます。 この件については、私個人の感想を記入すると私のほしい回答が明確になってしまい、意味をなさなくなります。 このため補足という形でお返事させていただきます。 ○ 彼女の家族の考え方 参考として、この家庭での考え方のを追記致します。 ・年功序列を重視 このため彼女の言葉の表現が「目上の人間に対する発言」として適切でなかった場合は、彼女の意見自体を「討論する価値なし」と判断します。会社での上司と部下の付き合いのようなものです。 ・感情論を許さない 「非建設的または非論理的」との発言について。 彼女の家族は「理論整然とした説明」ができなければ、意見を受け付けません。つまり、うまく説明できなければとりあいません。 ○ この件の問題点 ・彼女は相手への意見の言い方が下手 ・彼女の頭の回転は速くはないため、言いたいことがまとめられずに会話が終わる (うまく言わなかったらとりあってもらえないから) ・この暴行が未遂であった ・彼女は家族にそこまでの心配をかけさせなかった ○ 医学的・法律的な相談をする気になれない 彼女は相談しませんでした。理由は以下のとおりです。 ・彼女は当時女子校に通っていた ・頻繁に発生する問題ではないことがわかっていた ・公衆の面前では発生しないことがわかっていた ・自分が男性におびえるのは正常な精神状態であることがわかっていた ○ 家族だけで専門のお医者様に相談する 彼女の家族は彼女の意見を信用しなかったので、相談しませんでした。 ○ 家族は自分たちなりに彼女を心配している 暴行直後は、心配して最寄駅までの送り迎えをしたり、夜中に家族で話し合ったりということをしていました。