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「友髪」とは?
先日子供が産まれ、知り合いから出産祝い金をいただいたのですが、 その祝儀袋の表書き(通常「御祝」等と書かれているところ)に 「友髪」と書かれており、さらに袋の右上に穴が開けてあり、 そこに藁のようなものがくくりつけてありました。 この意味を訊いたのですが、 その人も「昔からこういうふうにしているから・・・」 という程度で、あまりよく知らないようなので、 ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。
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坊さんです。推測ですがそれは「友白髪」の間違いではないのでしょうか? ご出産のときに(本来は出産祝いとは別なことが多いのですが)、お紐銭・紐銭やお紐下げという習慣がある地方(たしか関西から九州)があります。 金封の端っこをちょっと穴をあけてに水引を通し、または紐銭用のこよりや麻糸を通して、赤ちゃんの帯紐に通してお金をぶら下げるという慣わしがあります。中でも赤ちゃんの祖父母が贈る水引は特別長いものにし赤ちゃんの長寿を祝います。 表書きは、「御紐扇」、「友白髪」または「扇」などと書きます(扇は銭の意味で用います) 5の倍数のお金を入れることが多いです。 産着に付けてお宮参りに行き、一部を神社にお供えして残金で履物を買って、その子が最初に履くものとしたりします。 これらが変化して出産祝いに「友白髪」を贈るということになってしまっている地域もあります。 「友髪」は「友白髪」の間違いだとすれば理解できます。 ご参考まで。
お礼
回答ありがとうございます。 「友白髪」の間違い・・・! この回答を読んで、そうなのかもしれないと思いました。 相手は目上の人なのでいまさら確認しにくいのですが、 機会があればきいてみたい思います。 括りつけてあった藁のようなものは紐銭の紐の意味だったのですね。 五穀豊穣の縁起物か何かだと思っていました。 (赤ちゃんと五穀豊穣はあまり関係ないですね。) いろいろ教えていただき大変勉強になりました。 うちもこのお金で履物を買おうかな。 ありがとうございました。