回答の前に。
私が知っています地区では、消防吏員が勤務する事を「当務(とうむ)」を呼びます。
体を鍛えることを、「体力練成(たいりょくれんせい)」と呼んだりもします。
さて、当務時間は、大きな自治体の消防組織は別として、通常24時間です。
その時間中に「仮眠」をとることもあります。
当然、食事や、トイレ等々、日常生活を、消防署のなかで、行っています。
昼間は、デスクワークもしている事もあります。
そのような中、いつ、「出動」がかかるかのか、わかりません。
119の電話が入れば、署内、関係署等に、電話が入っていることが、館内放送で告げられます。
その時点で、出動すべき、警防(けいぼう)担当の、消防吏員は、トイレやその他、現在行っている事を、中断し、出動の指令に備えます。
昔は、2階から、棒で降りてきましたが、危険なので、今では、執務室から、小走りで、車庫の各乗務すべき、車両に乗りこみます。
出動車両に乗り込むのは、おおむね3名から4名で、はやい人の乗り込みから、遅い人の乗り込みの時間差は、10~20秒くらいでしょう。
1分近く遅れるようなら、その、消防吏員をおいて、車を走らせます。
消防学校(消防吏員研修所)での研修中には、指導教官は、時折、非常呼集をかけます。
風呂の時間に非常呼集をかけるのが、好きな教官がいたようで、
風呂にゆっくり入りたい、新任消防吏員は、その教官と同じ時間に、風呂にはいるようにしていたそうです。
その指導教官も、「人が悪い」ので、放送装置にタイマーをかけ、自分が風呂に入る時間に、録音で、非常呼集がかけられるようにも、するらしいです。
まわりで、あわてて風呂から、屋外に飛び出してゆく、新任吏員をみながら、自分は、ゆくり、体をふいて、出てゆくそうです。
こんな、訓練も、「非常」に備えるためです。
また、各消防組織では、年に幾度か、全職員の非常招集訓練も行っているようです。
ある日、消防署にゆくと、その日の、早朝5時頃に、訓練の非常招集が行われ、少し、寝不足ぎみだと聞いたこともありましたから・・・。
お礼
回答ありがとうございます。 消防官の方は指令から出動までがすごく早いと聞きますね。 それも訓練をして備えてるからなんですね。 また何かありましたらよろしくお願いします。