ブリティッシュ・エアウェイズ9便の酸素マスク
2014年3月19日にテレビ東京系で放送された「世界の衝撃ストーリー」という番組中で、1982年6月24日に、マレーシアのクアラルンプールからオーストラリアのパースへ向かってインドネシア上空を飛行していた、ブリティッシュ・エアウェイズ9便のボーイング747-236型機に起きたインシデント(危機)に関する話が紹介されていました。
その番組中では、ブリティッシュ・エアウェイズ9便は火山灰が舞う空域に入り込んでしまったため、全エンジンが停止しまった上に、複数ある高度計の表示も一致しなくなり、更には、エンジン停止によって機内の与圧が低下したため、酸素マスクを使用しようとした際に、副操縦士用のマスクが壊れているとともに、客室のマスクも酸素が出て来ないという状況に陥った事が紹介されていました。
そこで質問なのですが、高度計や客室の酸素マスクは何故正常に動作しなかったのでしょうか?
火山灰を吸い込んだエンジンが停止してしまうのは当然ですし、副操縦士用のマスクが壊れていたのは偶然という事も考えられます。
ですが、客室の酸素マスクは機内にあるのですから、火山灰に直接曝されたりはしませんし、重要な装備である上に、酸素ボンベに繋がった配管を通して酸素を供給するというだけの比較的単純なシステムなのですから、そう簡単に故障する様なものとは思えません。
何故、客室の酸素マスクから、酸素が出て来なかったのでしょうか?
後、ついでに高度計に異常が発生した原因についても御教え頂ければ幸いに思います。
【参考URL】
ブリティッシュ・エアウェイズ9便エンジン故障事故 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BA9%E4%BE%BF%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E6%95%85%E9%9A%9C%E4%BA%8B%E6%95%85
世界の衝撃ストーリー 2部: 週間番組表 : 番組情報 : テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/22135_201403192052.html