- ベストアンサー
携帯GPSの感度は山道での使用で実用になりますか
- 登山用のガーミンのGPSの感度について不安があります
- 以前のガーミンのGPSは家の中では受信できず、使えなかった経験があります
- 車のナビでも山道を通ると位置表示が正しくなくなることがあり、GPS受信の失敗が心配です
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
現行の eTrex Vista HCx を使っています。 受信感度、精度については満足していますよ。 そもそも質問者さんが挙げた2点は、GPSの受信感度とはあまり関係がない話です。 屋内で受信できないのは当然の話です。GPSの原理、すなわち衛星からの電波受信と位置決定の仕組みから言って、屋内では受信できなくて当たり前ですし、仮に反射波等を受信できても、正確な位置決定は不可能です。受信機と衛星が直線で結ばれている前提で計算しているのですから。 また、車のカーナビはGPS電波の位置情報だけでなく、道路情報も加味して位置決定を行っています。「車は常に道路上にいる」はずですから。そうしないと誤差が大きくなった時に「車が道の横の田圃を走っている」ような表示をしかねないですからね。 なので道路情報がない場所を走った時にナビが混乱するのは、ある意味仕方ないことですし、それは「GPS受信感度」ではなくナビのソフトウエアの問題です。 なのでこの2点を根拠にハンディGPSの使用を躊躇っていたというのは、ずいぶんもったいない話(口が悪い言い方をすればピントがずれている)と思います。 むしろハンディGPSの使い勝手を左右するのは、速度と精度です。 現行のVistaでも、屋内ではロストします。 ただ、以前よりはずいぶん感度は上がっているようで、前機種では屋内では完全にダメだったものが、窓際でならなんとか使えるようにはなっています。少し誤差は大きくなりますけどね。 私は飛行機の室内で使って、航路のログを取ったことがあります。窓際の席で窓の近くにGPSを置くと、誤差半径7mくらいでちゃんと位置表示ができます。(離着陸の時はちゃんと電源をオフにしましたよ) 樹林帯でも普通の森くらいでは誤差半径3mは変わりません。この半径3mが最大精度です。深い谷間では当然苦しくなるのですが、以前の機種だと完全にロストする谷でも、なんとか拾えています。誤差半径20mとかにはなったりしますが。 上空が開けている場所では常に半径3mの誤差範囲です。 表示上は誤差半径は3m以下にはならないのですが、実際はもっと高精度かもしれません。 というのも、ネット上の友達が私に「テニスコートをラインに沿って歩いたログ」を送ってきたことがあるのですが、かなり綺麗にテニスコートの形になっていました。ダブルスとシングルスのサイドラインをきちんと分解していた、ということは、この時の誤差は1m以内ですよね。 東屋の中くらいでしたら、その東屋が建っている場所の上空が開けているか、によりますが、いずれにしろ東屋の外より少し誤差範囲が大きくなるくらいでしょう。東屋の外でギリギリくらいの谷間だったりすると、当然東屋の中ではロストすることになりますが。 速度は古い機種を使ってないので比較の対象がないのですが、かなり速いと思います。 車の助手席に置いて車を走らせても、カーナビよりも正確に自車位置を表示しますね。走行に対する追従性が高い、という意味で、カーナビより常に数mは先行した位置をVistaは表示しています(もちろん実際の自車位置に近い)。まあこれはGPSそのものより「地図の書き換え速度」が速い、ということなのでしょうが。 トレッキング専用と言うことでしたら、ColoradやGPS map60系より、eTrexの方が良いでしょう。バッテリーの持ちが良いのと、操作性がeTrexの方が良いので。自転車取り付けでしたらmap60の方が操作性が良いでしょうが、eTrexは左手に持った状態で全ての操作ができる操作系なので、トレッキングだとこちらかなと。 あと、VistaとLegendがありますが、これは気圧高度計と電子コンパスの有無が違いです。VistaがありでLegendがなしです。 これは私はVistaの方をお奨めします。気圧高度計はどうでも良いのですが(笑うくらい精度が低いです)、電子コンパスは便利です。 地図上で自分が向いている方角が分かる、というのは大きいです。山座同定もできますし。 高度は、気圧高度計なんていらないんですけどね。腕時計のを持っているし、地図表示GPSですから地図から読んだ方が早いし正確です。
その他の回答 (6)
Jagar39です。 >但し、GPS使用における、今一つという点をお伺いしたかった。 ということなので。 私は基本的には感度、精度面には不満は持っていません。少なくとも「現在位置を知る」という点においては、人間が紙の地図とコンパスでどんなに頑張っても精度、速度共に太刀打ちできませんから。 あまり深い森林内ではまだ使ったことがないのですが、普通の樹林帯ではロストは経験していません。せいぜい精度が5mとか7mとかに低下するだけです。 深い谷間でロストしたり精度が極端に低下するのは、もはや感度の問題ではないので仕方ないでしょう。深い谷間から見上げる狭い空で捕捉できる衛星が10個に増えたところで位置測定の精度が飛躍的に向上するとも思えませんから。ロストしなければマシという程度でしょう。 まあ、この問題でしたら、GPSの機種は同じでも衛星の数が増えれば測距精度は向上する理屈ですし。 なので私がGPSユニットに対して持っている不満は、主に使い勝手の面になります。 地図表示ができるのは確かにGPSユニットにとって大きな変革でしたが、これは小型化とのトレードオフとはいえ画面はやはり小さく狭い。 なので「現在位置を知る」というだけの目的であれば用は完全に足りているのですが、「この先の行程を知る」ために使うには、ちょっと不便です。 地図って、狭い画面に狭い範囲だけが表示されていると、尾根と谷の判別も難しいんですよね。紙の地図だと水線や三角点or標高点などから尾根と谷を識別し、そこから全体の地形をイメージしているのですが、そのような識別可能なポイントなしに等高線だけ表示されていると、地形のイメージが極めて困難です。 現在位置の表示であれば、画面内に現在位置が表示されますし、自分が今いるところが尾根か谷かくらいは判るので、そこを起点に画面内の地形がイメージできるのですが、そこから単にスクロールさせていくと唐突に地形を見失うことが多いです。 なので表示縮尺を変えながら地形全体のイメージをキープしつつスクロールさせていくといった、ちょっとしたノウハウが必要になります。 まあこのあたりは馴れですし、eTrexに関してはそういった操作性は抜群に良いので、すぐ飲み込むと思いますが。それに休憩中とかであれば、紙の地図を出した方が早いですし。 また、GPSユニットの狭い画面に表示される等高線から地形を把握するには、そもそも「読図能力が高い」人でないと難しいでしょう。 というわけで、「地図表示機能付きのGPSユニットを使いこなすには、高い読図能力を持っていないと難しい」というわけで、そもそもそんな人はGPSなしでもそのルートを踏破する力は持っているわけです。 だからGPSユニットなんて持つ意義が薄いのかと言えば、そうは思いません。 その現在位置を決める「速度」と「精度」と「頻度」が人間の限界を遙かに超えているからです。 4年ほど前、北アで登山道のない山の中腹をほぼ水平に14時間かけて目的地に到達するという行動をしたことがあります(帰りはもう少し効率が良いルートを見つけたので8時間で済んだ)。 その時はパーティーにGPSユニットを持っている人がいなかったので、地図とコンパスと高度計を駆使して現在地とルートを決めていました。 まあそれで大きなロスもなく行って帰ってきているわけですから、十分な読図能力さえあればGPSなしでも困らないことは確かなのですが、GPSがあればきっと1時間は行動時間を短縮できたでしょう。 そもそもヤブが酷いときは3m離れると本気で「はぐれて」しまうほどでしたから、そんな中で地図なんて出せませんし読めません。 その手前のまだ少し見通しが良いところで位置とルートを決め、あとは覚悟を決めてヤブに突っ込むわけですが、「この尾根を○m下ったら北斜面を谷に下りる」と決めていても、極端に濃いヤブの中では距離感も狂うし方角が合っていることを確認するのが精一杯でした。 GPS持っていれば、「方角を確認する」のと同じ手間で「現在位置とこれまでのルートと目的地の方向」が判るわけですから。 少し見通しが良いところに出るたびに地図とコンパスを出して現在位置を確認していましたが、これもGPSを持っていればそのために立ち止まる必要がないわけですから、圧倒的に有利ですね。 樹林帯や谷間で、例え誤差が30mになっても、ロストさえしなければそんなことは全然問題ではありません。地図とコンパスで30mの誤差で現在位置を決めるのはかなりの手間と技術が必要ですし、そもそも多くの場合は誤差30mならまったく問題ないわけですから。 冬山で視界のない中で小さな枝尾根を間違いなく捕まえなければならないとか、ちょっと"だらしない"地形の目標物(テントとか山小屋とか)に辿り着かなければならないとか、そういう場合は10m以内とか3m以内の誤差が必要にもなりますが。 そんなわけでまとめると、私は現在のGPSユニットに対して、GPSアンテナの感度や精度に対しては不満はない、ということです。 不満があるのは主に使い勝手ですが、別にそれも「十分な読図能力」があればたいした問題とは感じません。 あ、そうそう、バッテリーの持ちも大事ですよね。 今私が使っているVista HCxは、アルカリ電池で公称25時間です。再充電が可能なニッケル水素電池にも公式に対応していて、それを使った場合はもっと持続時間が延びるようです。 ただ、使っていると頻繁に"操作"をします。現在位置を登録したり地図をスクロールさせて行程の先を見たり。私の場合はほとんど紙の地図とコンパスはザックから出さなくなったので、なおさらGPSを操作することは多いです。 なのでバッテリーの持ちは25時間とはいきません。操作するとバックライトが点灯するのですが、その設定(バックライトの照度を落としたり点灯しないようにもできる)を変えればもう少し持つかもしれません。 私はバックライト関係の設定は変更していない(操作と同時に最大輝度で点灯する)のですが、フルに使って丸一日(まあ7~8時間の行動ということで)で電池残量が半分から1/3まで減っているくらいです。 なので1日ワンセットの電池が必要、という計算でやってます。余裕を見ているので実際は3日で2セットくらいですが。(使っている電池はエネループ) あまり「いまひとつ」という意見ではないかとは思いますが、これが私の使用実感です。
お礼
多くの方から頂いた親切な御回答により現行機種での感度は実用になりそうだとの感触が得られましたので、先日、"質問を締め切る" に設定後、早速GPSを購入してきました。 購入店で最新のカタログを確認したところ、末尾がx(例えばHCx)の機種は高感度GPSチップが搭載され、私が心配していた樹林帯や谷間でも受信できるようになり、測位速度も向上しているとの記載がありました。 購入機種は、GPSmap60CSxに(GPSモジュールがSiRF starIIIにこだわった、シリアル(カメラと接続できる)とUSB(PC接続が容易)が嬉しい、操作ボタンが正面で見易く操作ミスしにくい、等の理由で)決めました。 帰宅後、早速使用しました。室内(1階の窓から1~2m(開口約60°)でレースカーテンあり、壁(モルタル+アルミサイディング)、天井(上は2階があり屋根はカラーベスト+金属の屋根材))での使用結果は、充分満足の行くもので(以前のGPSでは全く受信できなかった)、窓方向に位置する衛星の感度は90~100%、壁や天井方向に位置する衛星の感度は5~30%だが不思議なこと(スペクトラム拡散変調方式のおかげか)に常に3~5個が30%以上の感度で受信でき、現在位置が常に特定できる。(さすがに、鉄板の雨戸を閉めて窓を覆うと、電源ONからのスタートはできないが、それでも、受信している時、雨戸を閉めても受信し続けている。但し、5~10分毎に1~5秒間、"衛星信号ロスト実行" となるが自然に回復する(各衛星が2分で1°もの速度で移動することによる現象か)。) さて、御回答頂きました内容について。 とても満足できる内容で、さも自分で操作した実感を味わえたようです。有難うございました。(今回は購入してしまっていたが) 今回のGPSの購入に当たっては、OKWaveのこのサイトを利用させて頂き確信して購入することができました。有難うございました。 (山行受信結果は素晴らしいものでしたが文字数の制限のため省きます)
- yama3192
- ベストアンサー率32% (8/25)
蛇足ですがカーナビはGPSのほかに地図情報、車の進行方向、走行距離を元に道路上に車の位置を示すように作られています。 そのため新しい道はお手上げです。 また初期時はGPSデータに誤差を入れて送信してました。 そのためGPS以外の情報もあわせて現在地を算出していました。 おかげでビルの陰やトンネルの中でGPS電波が届かなくても地図が 正確なら現在地を示してくれます。 ですからカーナビとハンディGPSとは全く同じものではありません。 今のGPSは米軍の借り物ですので非常時は電波を止めたりとんでもない 誤差を入れて敵国に利用されないようにする可能性はあります。 GPSは正確に使える範囲で利用しましょう。 地図と磁石は電池切れの恐れもないしバックアップに最適。
お礼
ナビの説明、恐れ入ります。 ナビの仕組みは知り尽くしています。(初期のころの現在位置を表示できないナビの使用経験もあります)(但し、GPSが正しく受信できる状態になっても既知の道路走行に回復できないことが、ソフトウェアによりありそうだとの意見には賛同しました。確かにソフトウェア(ファームウェアと呼ぶべきか)は複雑で、後から完成度をあげることが当たり前のようです。私の車の不具合もそのように感じました。ツヅラ折の山道では1段ずれることも納得できます。) GPSを山歩きに使用した時の感度(どういう場合に衛星の電波を捕捉できなるか)を知りたいために挙げた例が独り歩きしてしまったようです。 おかげでいろいろな方からの意見を頂けてありがたく思っています。この質問をさせていただいてから、インターネット検索も行いましたが、これらを通じていろいろ勉強できました。私が買ったGPS(10年位前のGEKO??)は、家の中では窓際でも使えなかったものが、最新機種では満足にクリアーしていること、送電線には引っ張られて位置が送電線方向に50m位もずれること、トンネル(昼尚暗い杉林もこの範疇か)の後でも衛星が補足できればすぐ(8秒とのこと)正しく表示すること、深い谷間(衛星の方向が遮られ、その場所・その時点の衛星電波の補足数が減る)ではトンネル内と同じく位置情報をロスする、など確信できる情報が得られました。こういう回答を期待していたのですが。 実用に支障なさそうなので、後は購入してから、どの位の深い杉林で使えないかを調べれば、持ち物チェックリストに追加したいアイテムになりそうです。
No.3のJagar39です。 私も登山歴は30年以上になります。GPSはもちろん、高度計も使わずにこれまでの登山歴の大半を過ごしています。高度計付き腕時計を買ったのは6年ほど前、GPSは1年前ですからね。 でも私はGPS、すごくあてにしてますよ。人間がどんなに頑張ってもGPSの現在位置測定精度には勝てませんから。 上空が開けている時のGPSの測定精度は半径3mです。これがどんな数値かというと、紙の2.5万図上での誤差が0.1mmあまり、ということです。どんなベテランも、地図とコンパスのみではそんな精度で現在位置を決めることはできません。 私は視界がほとんどない厳冬期の北アなどで地図とコンパスのみで方向を決めて行動したことが何回かあります。真っ平らな何の目印もない平原でテントに無事帰還できたこともありますが、その難易度は半端ではないです。進行方向が1°ずれれば、500mほど進むと10m近くずれてしまいますから。視界が10m以下ならテントに辿り着けません。 このような状況でも、GPSユニットを持つことで、特に読図に長けていなくてもかなり確実に目的地に辿り着くことができるようになるでしょう。 また、地図とコンパスで現在位置を割り出せるのは、視界が良くないと難しいです。当然不可能な時もありますし。 無雪期でも地形が細かくて地図とコンパスだけでは位置決めが難しい時もありますし(特に里山に多い)、そもそもどんなに読図に熟練していてもGPSのように瞬時には位置決定はできませんから、私はおおいにあてにしています。 ま、もう紙の地図とコンパスはいらない、とまで言うつもりは現時点ではありませんけどね。でも私はGPSを使い出してから、地図とコンパスはほとんど出さないようになりました。ルートの確認や山座同定もGPSユニットでやってしまえるので、地図とコンパスは1日に1回出すか出さないか、くらいですね。 まあ機械ですから壊れるかもしれないし(耐衝撃性や防水性は十分確保されていますが)、バッテリーがなくなるかもしれないし(特に冬は要注意)、手放しで頼り切って良いわけではないのですが、今からでしたら読図技術を覚えるよりはGPSの使いこなし方を覚えた方が良いでしょう。 ま、今のところはGPSの地図画面も小さく細かいので、紙の地形図をよほど見慣れていないと読み辛いとは思います。2.5万図を見ればそのまま立体的に見えるくらい地図は読み慣れていても、GPSの地図は時に尾根と谷すら判別しづらかったりします。表示範囲が狭いので仕方ないのですが。 自在に拡大縮小ができるので、却って2.5万図で染みついたスケール感が狂ったりもします。 ま、登山道が地図上と実際とでは違うことがある、というのは2.5万図の地形図も事情は同じです。地形図の登山道表記もけっこういい加減です。GPS使うと「インチキな地形図の登山道」も発見できるでしょう。 私のGPSにインストールしている地図のバージョンが古いので、登山道表示はありません。最新バージョン(ver.8)の地図は登山道表記があるらしいです。GPSが本当に威力を発揮するのは里山やヤブ山なので、私は新たに2万円出してまで新しい地図を買う気はないのですが・・・せめて1万円で優待販売してくれれば買っても良いのに。 新しい道具や技術が出現すれば、替わりに「もう不要になる」技術があるわけで、古くからのベテランほど心理的に抵抗しがちです。 私の仕事でもそうなのですが、日進月歩で新しい技術が出てきます。でも、ついていかないと、古い技術にしがみついて新しい技術を否定してしまうと、自分の生きる場所が狭くなってしまいますからね。 そういう意味では、私の登山歴の30年の中では、やはりこのGPSが最も革新的だとは思います。 ATCが出た時もこれでクライミングが大きく変わる、と思いましたが、GPSはそれ以上でしょうか。 それもカラー地図が表示できることや感度の問題から、本当に一般ユーザーが気軽に使いこなせるくらいに"こなれて"きたのは、この1~2年なのでは。というか私は"こなれてきた"と思ったから買ったのですが。これまでのは、使っている人は知り合いにもいましたが、自分で買おうとは思いませんでしたから。 ま、価格がこなれるのはもう少し先の話でしょうが・・・ あまりあれこれ考えずに買ってしまえば・・・と思います。
お礼
まったく同じ意見で、山歩きの先輩と尊敬します。 但し、GPS使用における、今一つという点をお伺いしたかった。
- petzl1968
- ベストアンサー率48% (39/80)
追記 あなたの回答を読むと地図は正確に読めると言う事でしょうか? 自分はGPSなど便利な機械がない時代から登山をしているのでGPSなど殆んど当てにはしていません。正確に地図とコンパスを使って現在地を割り出す事も出来ます。コースから外れていなければ高度計でもほぼ正確な現在地を割り出せます。 自分が登山を始めた頃は、まだ手軽に購入できる高度計もGPSもない時代でした。腕時計内蔵高度計などは20年ほど前で、ハンディーGPSは15年ほど前から発売される様になったと記憶しています。 現在でも、ハンディーGPSを登山で使っている人は日本国内の登山人口からすれば極僅かです。到底普及しているとは云えません。 最新機種でも上空が広葉樹などで覆われた樹林帯では受信感度は低下します。旧型と比べたらロストする確立は大分改善されていますが100%ではありません。 東屋でも屋根だけのものより壁の数が多くなればなるほど受信には不利になります。仮に屋根だけの東屋の場合、受信できる衛星が水平線上の低軌道を飛行している衛星ばかりになってしまうのと受信可能な衛星数が減少してしまうため位置制度の誤差が拡大します。 自分が現在使っている機種はeTrex Vista Cxです。 これに別売の日本地形図(TOPO10M) Ver.8 の地図ソフトをインストールして使っています。最新の地図ソフトは10m間隔で等高線が表示できて紙の地図と同じ様に登山道も表示できます。 ですが、いくら便利になったとは云っても機械に頼りきった登山は事故の元になるのであまり信頼しすぎるのも程ほどに。 実際の登山道とGPS上での登山道にズレがある場合もあります。 また、現在では使われていない登山道がGPSの登山道データとして載っている場合もあるので過信は禁物です。
お礼
有難うございました。 私はうっかり度が多く、判っているのにミスして気がついて確認することが多いので、まず自分で判断して機械の便利さ(突然故障しても不便に戻るだけ)を享受して、更に自分の判断で補正する行動を取っています。 確かに高度計がなくても現在の高度は大体把握して行動していますが、機械の表示があると時計で時刻を確認できるような安心感があります。高度計は登山口で合わせても1000m登って100mもの誤差が出ます(2時間しか経っていない気圧の安定した温度変化も少ない時)が、時計、心拍計、カメラと録音機、無線機と共に故障を承知した上での常時携行品です。(地図、コンパス、行動計画書はザックとポケットに2組) これにGPSを投資して価値が後の程度かを判断したいためです。 質問したように、安心するために確認しようと思った時にすぐ表示してくれるかどうかが価値判断の目安になりますので。
- tabi2007
- ベストアンサー率10% (80/740)
車用のナビは、「常に道路上にいるはずだ」という前提で作られていますが GPSは違います。 山道、舗装道路、関係なく自分の立ち位置を示してくれます。 船に乗って海上に出れば、海上の正確な位置を教えてくれます。 等高線地図を拡張すれば、登山道だけでなく、コンター上に歩いてきた軌跡が表示されるのでかなり便利です。
- petzl1968
- ベストアンサー率48% (39/80)
質問の件について、 自分は10年以上前からガーミン製GPSを使っています。 現在使用している物で3機種目です。 確かに、初期のモデルはコールドスタートだとGPS電波を捕捉しずらく、15分以上経っても捕捉出来ない事がよくありました。 現在の最新型では、上空の開けた場所ならものの数分でGPS電波を捕捉できます。室内では最新型でもGPS電波は捕捉出来ません。 また、ハンディーGPSをカーナビの様に使う事はあまりお勧めしません。 ガーミンの製品でもカーナビ専用機種がありますが、登山に使うeTrexシリーズ・GPSMAP60CSx・最新機種のColorado300でさえもカーナビ専用機と比べたらナビゲーション性能では足元にも及びません。 それに、ダッシュボード上に固定したハンディーGPSの小さな液晶画面を注視する事は事故の元になります。また、専用ソフトを入れればハンディーGPSでもカーナビゲーションは出来ますが音声案内がないのでとても不便です。特に首都高などの高架下では信号をロストして現在地が分からなくなってしまいますが、再補足できれば短時間で正確な位置を示します。 やはり自動車で使うなら自動車専用のカーナビゲーションが良いでしょう。それも、ポータブルタイプではなく据え置きタイプの方が全ての項目で性能は上です。 それから、最新のカーナビでもナビの地図データ上にない道路では自車位置を正確には表示できません。こればかりはどうしようもありません。
お礼
私の以前の機種も10年位前の物で、同じキャリアのユーザーの意見を伺えて感謝します。広告では毎回機能向上ばかりで、新機種での使用上の未熟度は本人が使用してみないと判りません。当然、メーカーも販売店も教えてくれません。 私の質問は、山道歩きに特化した機種がほしいので市街地使用時の便利機能は不要です。(当然、カーナビになどとても無理) 稜線歩きには不安はありませんが(GPSがなくても現在位置を見失う事はない)、山道歩きの問題は低いところで木が周りを遮っている所です(例えば青木が原の樹海内(行こうと思っているわけではない)では)。 獣道があったり、案内板を見落とし林道を進んでから引き返したりしました。高度をチェックするように(GPSに期待するものではない)現在位置を確認しながら進みのに使用したく思っています。 また、あずまやの休憩所のような2面位が解放された(屋根があるが衛星が補足できそうな場所だが衛星間の距離が近い衛星(4個以上)だけ解放された)場所ではどうでしょうか。
お礼
大変感謝します。 私が伺いたいことが充分な内容でした。(飛行機の窓からの電波の受信・樹林帯での受信、位置精度の変化など) インターネットの情報などを確認しましたが、今一つでした。おかげで私の情報機器に加える気になりました。(時計を確認するようにチラッとGPSを確認する。カメラ撮影時の位置・方向の記録用に接続する) Vistaのカラタログを2年程前にらめっこしていましたが、ガーミンもGPSモジュールをSiRF starIII(現Vista搭載のモジュールよりかなり高速・高感度になるとのこと。GPSmap60CSに搭載)に変えていく様だとのことで(カメラ接続はRS232C)、この点を考えて決めていきます。 まずは、お礼まで。