お持ちのPCが具体的に分かるとより説明しやすいですが、
取りあえず概念的な部分を。
通常、PCで作業を使用とすると、
一時的な作業を行うデーターの置き場としてメモリーを使用します。
(この場合のメモリーを物理メモリーと言います。)
しかし、メモリーの搭載量が少ないと作業できなくなってしまうので
それではあまりに不便だろうと言うことで、
ハードディスク上であいている部分をメモリーの代わりに使用します。
(この場合、仮想メモリーと言います。)
メモリーは電気信号でやりとりするため高速にアクセスできますが、
ハードは磁気で記録していくため、それだけアクセスに時間がかかります。
メモリーの量が少ないPCの起動が遅いのはこのためです。
例えばVISTAですと起動するだけで1G以上のメモリ量を
必要とします。
1Gのメモリーが無い場合、ハードディスク上で作業をするわけですが
そのハードの空き容量も少なければ、あいているところを探しながらになるので
より遅くなっていくわけです。
ハードも500Gとかいった大容量、デスクトップによく使われる
高速回転タイプですとアクセスも若干速いです。
しかし、ノートでは低速回転で低容量の物が多いので
デスクトップよりもノートの方が速度的には不利です。
(それ以外の要因もありますが、ここでは省略します。)
ハードの空き容量が少なくなってくると、PCはいろいろと苦労することになるので
その分エラーも出しやすくなり、最悪の場合起動しなくなる恐れもあります。
私の主観ですが、最低でもシステムの入ったCドライブは10%ほどの
空きはいつも欲しいところです。
こんなところでしょうか。