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サブプライムと不動産業界は関係があるのですか?

宜しくお願いします。 金融業会には疎いものです。 新聞や友達と話していると不動産業界が大変になっていると聞くのですが、一連のサブプライム問題と不動産業界は関係あるのでしょうか? 不動産の証券化は勉強したのですが、不動産が将来生み出す利益を元に資金を貸し出す、という事は勉強しました・・・。 不動産が証券化され、将来の値上がりで期待できなくなり、打撃をこうむったのは、資金を貸し出した金融機関や投資家だと思うのですが調達した側の不動産業界はなぜ打撃を受けるのでしょうか? 特に日本の証券会社も打撃(不利益)を受けたと言う事を聞きましたが、日本の不動産もサブプライムローンに関わっていたのですか? 教えてください。宜しくお願いします。

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  • eroero1919
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回答No.1

先日のテレビでこんなことをやっていました。名古屋で建設したあるマンション、完成したら10億円で外資系投資グループがまるまる買い上げることになっていました。しかしリーマンショックで完成直前に投資グループは「資金が集まらないから」と購入契約を破棄しました。 しかしマンションは作ってしまったので不動産会社は仕方なく自ら販売します。ところが景気が後退局面に入り誰もが購入に慎重になって売れない。けれど実際に建築した業者などに賃金などを支払わなければなりません。 とはいえ、その業者にはそれなりにまとまった金を支払わなければなりません。そのためには銀行から運転資金を融資されなければなりません。けどリーマンショックで銀行は一斉に貸し渋りと貸し剥がしを始めました。来月に業者に5000万円払わなければならないのでマンションを担保に5000万円貸してくださいと銀行に頼んでも銀行からは貸せませんの一言です。ですから不動産業者は資金繰りが悪化して手元に現金がなくなり倒産するってわけです。 かくして、各地にはぼこぼこと「売れないマンション」や「売れないビル」が発生します。これらはどこかで売らなければなりませんから、今までなら5000万だけど4000万ええい、いっそ3500万でどうだとなるのですが消費者は「まだ底が見えないしもしかしたら自分の給料もどうなるかわからないから今は待ちだな」と誰も買おうとしないのでますます売れ残り、売れ残れば資金繰りに窮した不動産業者がまた倒産し、それによって価額が下落するので消費者は底を見極めるため待ちになり・・・のスパイラルにハマっているのです。 証券会社の事情はあまり詳しく知りませんが、不動産の影響というより株価が下落してしまっているので証券会社が保有している株券の含み益が吹っ飛んでしまっているのと世界同時株価暴落で投資家が一斉に資金を引き上げているので商売にならないという部分が大きいんじゃないでしょうか。

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  • gungnir7
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回答No.2

日本の不動産業界がサブプライムと直接関わっている事案は少ない筈ですが、 個別の取引については各会社に委ねらるますので詳細は回答できません。 サブプライムローンは俗に金融派生商品といわれるものですが、 既に日本はバブル崩壊を経験して、何倍もレバレッジ(要は賭け金のレートです)を 利かす投機的な行為は土壌的にできなくなっています。 各証券会社が扱っている金融派生商品は海外向けが中心になっています。 そういう意味で証券会社や金融機関は直接的な打撃を受けるわけですが、 激震地である欧米が全身複雑骨折なら、日本は片腕の骨折で済んでいます。 さて、サブプライムの取引には直接関わっていない不動産業界ですが、 しかし、全世界同時バブルですから影響を受けないわけがありません。 そこには全世界に流れるあり余ったお金が流れて土地が買われ、ビルが建てられます。 おまけに日本は二大マネー潮流の供給地の1つですから、不動産業界は融資には不足しませんでした。 以上のように不動産業界が潤ったのは全世界同時バブルの恩恵です。 ですからバブルがはじけて資金が枯渇すれば打撃も大きいわけです。 現在、この影響が最も顕著に現れているのがドバイです。 景気の指数には先行、一致、遅行の3つがあります。 当然ながら景気が悪くなると無駄な出費を控えるようになります。 それは額が大きいものが優先されるので、土地や建物などの額の大きいものは 先行指数として真っ先に浮上してきます。 これから景気の流れに一致した奔流の流れがやってきます。