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伊東由紀さんが米国のトーナメントでたらかなり勝てそうな気がしますが、
変な文章ですみません。 偏見かもですが、イメージ的にはアメリカ人より日本人のほうがすべてにおいて繊細で、格段に釣りがうまそうです。 メガバスなどルアーもとても計算されていて、アメリカのheddon(大好きですが)とか見た目かなりおおざっぱって感じです。 動きはいいですが。 もちろんリアルならいいってわけではないですけど。 主観ですが、日本は竿、リール、ルアー共に世界一の技術だと思います。 アメリカのトーナメントだと賞金が何千万だかですごい額でそれで食っているバサーもいるみたいです。 そっちの事情にあまり詳しくないので質問です。 アメリカより道具も釣りの技術も上のわりには(あくまで主観です)日本人はあまりアメリカで活躍しているイメージはないですが、実際は優勝とかしているのでしょうか? もし伊東由紀さんが出たらかなり勝ると思うのですが? あと、日本のバスプロもメジャーリーグを目指すようにいつかはアメリカで、、って感じなのでしょうか?
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どうも、釣りバカです。 > 主観ですが、日本は竿、リール、ルアー共に世界一の技術だと思います。 おっしゃる通り。実はアメリカでもヨーロッパでもJapanese fishing tackleっつーのは最高水準のものとしてあちらの釣りバカ達から絶対的な支持を得ていますわ。例えばカーター元大統領は大の釣り好きで来日した際山形の平尾ロッドっつーチャイチーな工房のバンブーロッドもらって大はしゃぎしたとかインディ・ジョーンズのハリソン・フォードはとんねるずの番組で日本のタナゴ竿をもらった時カメラを忘れて素で唸ったとか、例を挙げるとキリがないんっすわ。なにしろ日本の釣りは徳川家光の頃から続く、世界でも稀な高度な釣り文化を育んでいますから。 ただしこれが本題の「もし伊東由紀さんが出たらかなり勝ると思うのですが?」という根拠になるわけではありませんわ。 っつーのも、基本アウェイでしょ?雰囲気がまるで違いますわ。 例えばアメリカのトーナメント会場に使われる湖なんか琵琶湖よりカイデー(でかい)、それもゴイスー(すごい)カイデーで「海かよ」っつーノリっすわ。ここのどこにポイントがあんだよっつって、ストラクチャー探す事が不可能とすら思えちゃう。日本のフィールドは基本チャイチーな(ちいちゃい)ところにいろんな変化があるからパッと見て戦略を立てやすい、こんなやり方が習慣になるとだだっ広くてパッと見変化に乏しい湖なんかだとフリーズしちゃう。 で、ポイントを見つけたらすんげえ厄介っす。例えばウィードだって見つけたら実は大阪ミナミほどの面積があった的な、面積がハンパないっすわ。ブッシュエリアを見つけたと思ったら江ノ電の藤沢~鎌倉間くらいあったり、そうかと思えば大草原の中にひとつだけボート屋があってそこの桟橋がひとつきり的な両極端なポイントを攻めなければならない。こんなスケールの違う場所で、それもアウェイで戦うとなると…勝手が違って『釣り場に呑まれちゃう』のが当たり前っすわ。それにホームにしている連中だって、日本の釣り的なチャイチーなルアーでネチネチやっていたらいつまでたっても釣れねえよ、広くガンガン探って交通事故的にこちらから当たっていかなきゃっつってよく飛ぶカイデーなルアーを使っていくようになるっつーわけ。で、目立なきゃ食ってくれねえから派手な色っつってカラーも派手になる。釣りは同じサカナを狙っていても地域が違えば釣り方は変わってきて当たり前っすから。 それこそバスしかやった事がない人が前知識なしでイキナリ海に連れて行かれるようなモンで、砂浜に連れて行かれて何が釣れる?釣り方わかんねえだろっつークッチャクチャな感じになっちゃいますわ。メガバスのサーフ専用ロッドって、売ってないでしょ?サーフでも使えそうなロッドはあるけど。 それにトーナメントの質もまるで違いますわ。アメリカのトーナメントは賞金が桁違い、それに基本キリスト教社会では『契約』が全て、っつー事でルールブックなんか日本とは比べ物にならないほど分厚くて制約が多いんっすわ。それにズルしないようにジャッジの数もハンパない、テレビカメラもヘリコ付でハンパなく導入する(日本でもCSでクラシックを見ることができるんだよね)、だからズルするのは絶対無理っすわ。で、もしルールブックに反した事をしたら…完全追放&観衆の罵声と軽蔑付っすわ。でも日本のトーナメントは(アメリカと比べたら)仲良し釣りクラブ的で(プラで釣ったサカナを隠しておいてさっき釣ってきました的に提出しちゃうとか)かなりズルして上位入賞する奴らが後を絶たない。今江とかモリゾーとか「あいつはあかんわ」的にしょっちゅうその辺の事文句言っている通り、日本では(アメリカと比べると)ユッルユルでフェアじゃない。だからモリゾーなんかアメリカ行っちゃうんだけどね。 っつー事で本題の伊東由樹の実力からすると…商売人としての実力は十分だけど、釣り場に飲まれないフレキシブルな適応力と制約の中で思い切り行ける大胆さとアウェイの空気の中で抜きん出るだけの図太さとフェアプレイ精神と通訳なしでジャッジと口論できるだけのボキャブラリーが揃っているかっつったら…本人が良くわかっているんじゃねえの?アメリカのトーナメンター雇っているんだから。 ここまで来ると釣りが上手い下手っつーより、その人の勝負度胸と柔軟性っつー問題っすわ。
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- mentos555
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間違いなく偏見だと思います。 確かにあの人は釣る事は釣るんですが、トーナメントに向いているかは別の話だと思います。 あのキャスティングの上手い村田基氏がトーナメントに参戦していない。 昔釣具店経営者がトーナメントに参加できないとかそんなルールがあったとか無かったとか記憶が曖昧ですが。 本人はキャスティングプロというか、デモンストレーターとして割り切っていてトーナメントに興味ないんじゃないですかね。 道具は確かに先端を行っているとは思います。 私自身プラグ類は一部を除いてほぼ国産を使いますがワーム類に関しては逆に国産が少ないです。 理由は釣れるから。 アメリカの湖は果てしなく広いところもあります、琵琶湖なんてレベルじゃないです。 その広い湖で釣れる場所・パターンを突き詰めるのは用意ではないはずです。 かなり前にJBの某プロの人がライブウェルを二重にして不正を行っていたと言う事がありました。 日本のトーナメントは一人乗りですからね。 アメリカでは不正を防ぐ為に2人乗りのシステムシステムを用いたりします。 ノンボーターの方が同船したりもするのですがどうしてもフロントに立ってる人が好き勝って打てるので後ろの人は難しいです。 それでもノンボーター部門で優勝したが桐山孝太郎さんだったと記憶しています。 クラッシックなどの大きな大会はカメラマン等の取材陣が同船します。 古くは下野正希・田辺哲男さんが参戦し、田辺さんは優勝経験もあります。 並木敏成さんは力尽きて?帰ってきていますが優勝経験はあります。 バスマスターエリートでは大森貴洋・桐山孝太郎・清水盛三、FLWツアーでは深江真一が確固たる地位を築いています。 中でも大森さんはBASS第34回バスマスターズクラシック優勝(米国人以外では初)という快挙を成し遂げていて、 バスプロ界ではイチロー的存在でしょうか。 他のバスプロと決定的に違うところは何もスポンサーを受けていない裸一貫から始めてる事。
お礼
釣りがうまいのとトーナメントはまた別なんですね。 村田基さん好きです。 >大森さんはBASS第34回バスマスターズクラシック優勝(米国人以外では初)という快挙を成し遂げていて 日本人も優勝しているのですね! バスマスターエリートとバスマスターズクラシックは違うのでしょうか? トーナメントにも何種類かあるということですか?
お礼
なるほど。。 なぜ伊東由樹さんかというと、あれだけすごい道具を開発しているから、バスのことを知り尽くしている=どんな状況でも釣れる=トーナメントでも勝てる、みたいに勝手に思っていました。 そうでもないんですかね^^; こっちと向こうだと全然違うのですね。 広く探るということは、体力もかなり使いそうですね。 かなりわかりやすい説明ありがとうございます。