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モーツァルトならこの指揮者!
最近モーツァルトの曲ばかり聴いています。 美しすぎるメロディーに涙が出るほどです。 人それぞれでしょうが、モーツァルトを振らせたらこの人が一番! という指揮者を教えてください。
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- anchan1
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私もブルーノ・ワルターとカール・ベームおふたりが ぱっと思いつきました。 既に詳しい回答がいっぱいついてますね。 特にワルターの優美さ(おおらか)と清清しい気品は モーツァルトの音楽~その天性の美しさととても合っている気がします。 作曲家違いですが ワルターのベートーヴェン”田園交響曲”を聴いて 田園が好きになったくらい優美で聡明で美しいです。 次点でオススメは はオットー・クレンペラーかアーノンクールです。 皆さんの解説がついてるので しません 理由はほぼ同じです(笑) 参考までに
- hossannpap
- ベストアンサー率55% (213/384)
基本的な評価としては、先輩回答者様お答えのベームやワルターが、最も支持率の高い指揮者だとは、私も思います。 あくまで、私の独断と偏見と言う事をお断りした上で書かせて頂きます。 ベーム指揮のレコードは、三十数種類(VPO & BPOや再録を含みます)程度は持っています。 若かりしベーム、最盛期のベーム、晩年のベーム、で、私の評価は、かなり違ったものになりますが、それは、この際置いておいて、通期の彼のイメージは、アーティスト(芸術家)と言うよりも匠(名工・名人芸)と言う感じを持つに至っております。 誤解されそうで真意をご理解頂けるか心配なのですが、そして、ベームには大変失礼な表現になりますが、「超高級なBGM!」と思うのです。時期に因って出来不出来は確実に有ります。特に、晩年の最後の来日公演では、正直申し上げて、「金返せ!」「行かなければ良かった」と思いました。 今思えば、朝比奈隆の晩年の指揮とは、精神力・集中力・曲への思い入れなどで、大きな差が有ったと感じています。ですが、その中にも、確実にベームの世界が存在しました。 ワルターはベーム程には所持していません。精々十種類位です。 彼のモーツアルトには、優しさや愛おしさを感じ、苦難の中から育まれた、ワルターの人生訓と申しますか、他者への愛・世界平和へ繋がるような優しさを感じます。特に「レクイエム」ニューヨーク・フィルでは、その感を強く感じております。例え録音が古くMONOであろうと、それを感じた時から、他の演奏の「レクイエム」(勿論モーツァルトの)を聴く時に、どうしてもその事を比べてしまっています。 さて、話が長くなりましたが、ここまでが、前置きでした。御免なさい! そこで、上記二人とは又違うキャラクターの指揮者を一人思い付きました。 ●「オットー・クレンペラー」! 所持盤の中から抜粋で、私の好きな数枚の印象を述べさせて頂きます。 交響曲 ◆25(フィルハーモニア)影深く、スケール感、大!迫力満点! ◆29(ニューヨーク・フィル)ゆったりと泰然自若。色彩も影も濃い! ◆35(フィルハーモニア)ゆったりとして堂々たる響。雄大なスケール感! ◆38(フィルハーモニァ)重々しく、奥行き深く、曲の影部分を抉り出す。 ◆39(フィルハーモニア)<初録音>重厚さの中に柔らかさを感じる。 ◆39(フィルハーモニア)<再録音>力強く、個性的! ◆40(フィルハーモニア)深く、激しく、悪魔的! ◆41(フィルハーモニア)重厚で「重々しく、陶酔的・激情的! 管弦楽曲 ◆序曲集(ニューヨーク・フィル)スケール感、大。中身濃く凝縮! ◆セレナード10「グラン・パルティータ」(ロンドン木管五重奏団)深遠な闇から響くたっぷりとした濃い色調。 ◆セレナード13「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(ニューヨーク・フィル)重厚で温厚。聴き慣れている演奏とはかなり異なるが、注目! ◆ピアノ協奏曲25(P:バレンボイム)指揮者の作る雄大なスケールとソロイストの若さとが絶妙! ◆歌劇「ドン・ジョバンニ」(ニューヨーク・フィル)厳しく統制された表現主義!彼が好んだ歌劇なのだろうか?時として、交響曲の中にもこの歌劇の雰囲気を感じる事がある。 ◆歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(ニューヨーク・フィル)陰影濃ゆったりとしたテンポ。個性強い! ◆歌劇「魔笛」(フィルハーモニア)指揮が生み出す線の太さが、不思議な程にこの作品にマッチ! 思いつくままに挙げてみました。 もう、お解かりかと存じます。曲想が偏っています。彼は多分モーツァルトの全てをカバー出来るキャラクターでは無かったと思っています。又、他の演奏に耳慣れたまま聴くと違和感が有るでしょう。2~30年前でしたか?「モーツアァルトしか聴かない」と言い切る団塊が出現した事が有りました。女性に多かった様な記憶が有ります。その方々は、多分、耳障りの良い、優しいく、肩の凝らない、BGM的モーツァルトをお望みの様に感じました。そう言う方々までもを含んで、評価すれば・・・・・ ご質問の趣旨 >モーツァルトならこの指揮者! には、相応しくないのかも知れません。 が、SP・LP・STレコード全盛の頃の大巨匠時代の中でも、その時代の表現の権化の様な指揮者です。そんな時代であっても、他の指揮者のモーツァルトは、クレンペラー程に超重量級を感じさせはしなかった。それを好むか好まぬか、出来れば一度聴いて頂きたい思いがあります。 私は、ベームもワルターもクレンペラー以上に好きですが、高級な次元で違うモーツァルトも浴びてみて下さい。 近年に於いては、ピリオド奏法も定着して、オーケストラの音色・音質が当時のものとは違ってきています。アーノンクール/ノリントン/ラトル/ヤルビー/ハーディングなどの、現代音色・音質も今では好きになりましたが、スピード感や音の直線性などとは、別次元のクレンペラーの響は、今だからこそ大切にしたい思いです(苦笑)! 独断と偏見のみで、御免なさい!
- ASAYOSHI
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ベームのモーツァルト、いいですねえ。 ワルターもほっとする感じでいいです。 でも。 あまのじゃくな私のイチオシは、 「ニコラウス・アーノンクール」です。 カーラジオから流れてきた交響曲40番に聞き惚れました。駐車場に入れて、曲が終わるまでラジオを止められませんでした。 さっそくCDショップに走り、買いました。カップリングの25番も文句なしでした。 アーノンクール指揮で、私の好きなギドン・クレーメルがヴァイオリンを弾いている協奏曲全集もあります。 あらためて、他の演奏者のものと上記を聴き比べると、これがまためっぽう面白い。面白すぎます。 ※クセはあるので、最大公約数的なモーツァルトをお求めの方には合わないかもしれません。
カール・ベームに尽きます。
お礼
確かに。定番中の定番ですよね。
お礼
アーノンクールですか。確かにクセがありますよね。 以前ブランデンブルク協奏曲を聴いてガッカリして以来、彼の指揮した曲は聴いていませんでした。 モーツァルトはまだ聴いたことがなかったので、今度聴いてみますね。 ワルターは低音がやや強すぎるかな…と思います。 回答ありがとうございました。