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かつて殺意を持った人に会いたい
初めての質問です。少し長いのですが、聞いてください。 僕は大学4年生で、4月からは法科大学院に進む予定です。 とりあえず今僕は、進路が決まって、ふと、昔殺意を持つほど憎んだ人に会ってみたくなっています。 それは、中学時代の教師、僕が所属していた野球部の顧問です。 僕は中学時代、野球をやっていて、中学二年の春には三年生に混じってレギュラーを取り、試合に出ていましたが、一年生の時には背番号ももらえなかったので、成り上がりに同級生からの恨みを買い、部活内で嫌がらせを受け、そのことで野球部内はトラブルが多く起こるようになりました。 そんな時に、部員の財布からお金を抜き取られるという事件が起き、真っ先に僕が疑われました。当時13歳の僕は必死に否定しましたが、部の顧問は自分の監督不行き届きになることを恐れ、毎日生徒指導室に鍵をかけた密室で僕を殴り、内申をかさに脅し、僕に全ての罪を着せる自白を強要しました。当時の僕は野球バカで頭も悪く、恐怖におびえ、わけもわからず自白して、野球部をクビになりました。後に知りましたが、お金を取られた、というのは、同級生が気に入らない僕を追い出すための狂言でした。 その後も校内で泥棒扱いされ、野球部の同級生の流した噂のために、校内ではいじめのようなものも受け、学年唯一の帰宅部となった僕の後の中学校生活は惨めなものでした。 僕は当時、「あの時こうしていれば」という、自分の頭の悪さが、こんな不条理なことを許したんだ、と激しく後悔し、同時に野球部の部員および顧問を殺したいほど憎みました。他の教師も、僕は成績が悪かったので、馬鹿の遠吠えとばかりに、必死に訴えても薄ら笑いを浮かべるだけで、誰も話を聞いてくれませんでした。何より腹が立ったのは、僕を追い出してまで続けてる野球を、部員達は真剣にやっていなかったことです。 そして僕は、いつか頭がよくなって、野球部に復讐してやることを目標に、必死に勉強し、3年の春には学年トップ、県内模試の上位にもなり、それをきっかけに校長室に「話し合いの場を設けろ、無視した場合教育委員会に訴える」という直訴文を叩きつけました。 そして2年ごしで、僕は顧問と話し合う機会をもらったのですが、僕一人を顧問、校長、教頭、学年主任、生徒主任2人、1~3年の僕の担任、生徒指導の教師の計十人が雁首揃えて僕を囲み、数の理論で僕の意見を、理屈もないのに突っぱねました。結局教育委員会に訴えたのですが、教師達は調査に来た委員会のおっさんを、茶を出してもてなしで、すぐに帰してしまい、おっさんもろくに調査もせず帰ってしまいました。 僕はその帰り、自分があんなクズのために、全てを捨ててやってきたのか、という悔しさで、号泣しました。 その時の経験がきっかけで、「この世には不条理なことで、上のバカな権力者からひどい目に合わされ泣き寝入りしている人がいっぱいいる。自分はそれを助けて「金なんかいらない」って言えるような仕事がしたい」と思い、僕は法曹の道を志しました。 そして来年の春から、僕は一橋の法科大学院に通います。 まだ司法試験に受かっていませんが、その過程として、夢に手が届く距離まで来ることが出来て、最近ふとその中学の野球部顧問の顔がよく頭に浮かびます。 今考えると、僕はあのまま野球部にいたら、卑屈でつまらない同級生と馴れ合って、人間的な成長はなかったと思うし、初めて人を殺したいと思うほどの悔しさを知れて、なにくそって頑張れたこと、おまけに将来やりたいことまで明確に見えた中学時代は、無駄ではなかった、と思えてます。その時の経験が、今の道を迷わず進ませる原動力ともなりましたし。 うまくいえませんけど、もう一度その顧問と会って「あぁ、こんなつまらない人間だったな」って再確認して、殴られたり、いじめも受けた中学の過去と決別するとともに、顧問を見て、もう一度初心に帰って「俺は絶対こいつに恥じる生き方は出来ない。また頑張ろう」と思えるように、一度顧問と会うことで、全ての過去にけりをつけたい、と思うようになりました。 でも、いまさらそんなことをしても何もならないのか、僕にはよくわかりません。「あんたのおかげで俺はゴミにならないで済んだ。ありがとう」とでも言って、菓子折りのひとつでも叩きつけて終わりにしてやろう、くらいな思いはありますが、それが安っぽいのか、カッコいいのかさえ、当事者の僕は客観視出来ません。 なので、僕はその顧問に会うべきか、会わざるべきか、客観的な意見をいただけたら嬉しいです。 長くて語彙の変な文ですみませんでした。
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補足
小説ですかぁ。確かにそれは面白そうですね。自分には文才もないですけど。てか、ただの大学生の自分なんかの自叙伝が売れるのやら… ただ、顧問に送りつけるのは、下手したら墓穴を掘る可能性がありますね… 僕自身は読んでないんですけど、芥川賞作家の柳美里さんの小説(石に潜む魚だったか?)で、小説の中に知人女性を無断でモデルにして書いた登場人物が出ていて、その知人女性の訴えで裁判になったケースもありますしね…最高裁まで争われて、僕も学校で習うくらいの結構有名な判例です。 僕が小説書いたら、その顧問は漫画の悪役並みの外道キャラクターになりますし、それを送りつけて、モデルはあなたですって公表したら、効果的ではあっても、その後どうなるか読めないですね…だからといって、顧問に「あなたを小説のモデルにしたいんで、書いていいですか?」とか断ってたら、アホか、って感じですしね… まあ、あの顧問にそこまでの頭があるかはわかりませんが。僕の場合、13歳の時に殴られた顧問の強大なイメージと、15歳になっての、ただのバカっていう印象が強すぎて、顧問の正確な知力を測定しきれてないんですよね。 でも最悪裁判になった場合、そこまでして争いたくはないかな、こいつとの新しいかかわりを増やしたくない、って感じですね。柳美里さんの場合、その知人女性の訴えが認められてますし、それで顧問に負けてもつまらないですし。 ちなみに、今売れてるその柳美里さんの小説は、初版と違う改訂版だったはずです。僕の場合、小説書いたら、その顧問の人物描写変えたら意味がないですからね…