- ベストアンサー
「スパーキャップ」とは具体的にどのようなものでしょうか?
コンポジット(複合材料)関連の翻訳をしており、その中で"Spar Cap"と言う単語が出て参りました。 航空英和辞典などをみると"Spar"は日本語で飛行機などの翼にある曲げモーメントを支えるビームで「スパー」ないしは「桁」と呼ばれている事がわかりました。 しかし"Spar Cap"は「スパーキャップ」と呼ばれ、「スパーの上部・下部のフランジ又はアングル部」と書かれておりますが、具体的にどの部分かピンと来ませんし何の役割を果たす部品なのかも今ひとつわかりません。 どなたかご教授頂けませんでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
模型飛行機の場合で宜しいのでしょうか? スパー (主桁)というものが、主翼の長手方向に入っていますが、これの上下に、引っぱり&圧縮強度を向上させる意味で補強材的に覆うように貼ったり、リブ(翼断面の形状を保つ為の骨)との段差を無くすために貼ったりするキャップ(カバー?)です。 模型飛行機の分野では、比較的新しい工法、部品ではないかと思います。 Iビーム の上下の部分に相当するかと思います。 ー ← ここ || ← 桁 ー Spar Capで googleの画像検索をすると、主桁の上下にカーボン材を貼っているものが見られると思います。 参考) リブの段差を無くしたり、強度を持たせる為のキャップはリブキャップと呼ばれます。
お礼
とてもわかりやすく丁寧なご回答大変有り難うございました。 おかげさまで何とか理解出来たと思います。 実は質問前に自分でSpar Capをグーグルの画像検索でみてみたのですが、画像のどの部分がそうなのか分かりませんでした。 今教えて頂いた情報をもとに再度画像をみて納得する事ができました。