- ベストアンサー
麻酔が効きにくいのは体質？
帝王切開の時、 麻酔が効きにくいというか、痛みを完全に消せない体質？がある、と 帝王切開体験者の話などを読みました。 これは、「体質」なのですか？ それとも、同じ人でもケースバイケースですか？ 私は一回、緊急帝王切開を経験しています。 麻酔の効きは、すこぶる良かったようです。 麻酔の効き具合の確認のために、しめった脱脂綿を押し当てられても 全然、「冷たさ」を感じませんでした。 しかし、緊急になる前に、途中から無痛分娩の麻酔も 背中にしており、ホントの所、どの麻酔が効いてたか判りません・・・ （無痛用麻酔をされても、足はわりと動かせてましたので、 手術台への移動がラクだった、と看護士さんには言われました） おそらく、次の出産は予定帝王だと思われます。 （まだ、妊娠していません、予定の話） しかし、「麻酔の効きにくいこと」の話を読んでから、 もし、私もだったら・・・と恐くなりました。 麻酔に詳しい方、教えてください。
- blueyellow
- お礼率93% (1123/1205)
- 妊娠
- 回答数8
- ありがとう数13
- みんなの回答 （8）
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
長文失礼いたします。 ひとくちに帝王切開の麻酔と言っても、いろいろあります。 大きくわけると全身麻酔と局所麻酔（腰椎麻酔～いわゆる下半身麻酔～や、背中に細い管を入れてそこから麻酔の薬を入れる硬膜外麻酔など）に別れますが、局所麻酔でも薬によって意識を取ったり、全身麻酔の薬を一緒に使ったりする事もありますので、実際の方法は千差万別と思っていただいて良いでしょう。 で、帝王切開の麻酔は一般に、難しいです。 全身麻酔の場合、赤ちゃんになるべく麻酔の薬の影響を与えないようにしないといけません。また、赤ちゃんが出た後も麻酔の薬の種類や量によっては子宮の収縮が悪くなって出血が多くなったりします。 一方、腰椎麻酔も妊婦さんは普通の人より麻酔の効きが良いために、普通の量を入れると血圧が下がり過ぎたり呼吸が出来なくなったりします。かといって、量を減らし過ぎると今度は効きが悪くなります。しかも、この麻酔は時間制限がありますので、不測の事態により手術時間が長くなると「最初は効いていたが最後は痛い」という事も起こります。 いずれ、麻酔をかける先生は患者さんや赤ちゃんの状態や自分の技術、施設の状況など様々な点を考慮して、確実な正解が無い中から少しでも「より良い」と判断された方法で麻酔を行います。例えば、緊急性が高かったり、胎盤の位置の関係で大量出血が予測される場合などは全身麻酔が選択される事が多いです。 さて、局所麻酔で麻酔が効かなかった、効きが悪かった、という場合の多くは、個人的には麻酔をかける側の技量の問題も大きいと思います。で、その時の言い訳として古典的な方法が、「私はちゃんとやったけど、あなたが特殊だったから効かなかった」。正直、医師の麻酔技術の差には歴然としたものがあります。普通の麻酔の時などはあまり問題にならなくても、難しい患者さんの麻酔の場合は技術の差がハッキリしてしまいます。とはいえ、麻酔で10年程飯を食べている私だって、（患者さんの前では絶対言いませんが）100%絶対確実に帝王切開の腰椎麻酔を成功させる、という自信はありません。ただ、「もし効きが悪かった場合」、次に行う対処方法はいくつか持ち合わせておりますし、痛がっている患者さんを放置するような事はいたしません（というか、もちろん、最初の麻酔で100%完全だったら問題が無い訳で、それを目ざして頑張ってはおりますが）。 体質については、確かに慢性アルコール中毒の患者さんや薬物を常用している患者さんなどには、全身麻酔の効きが悪い人は居るようです。しかし、それだって麻酔の量を増やせば良い事です。そもそも、赤ちゃんがお腹に居るのに麻酔が効きづらくなる程アルコールを飲むというのも相当問題があるような気がしますし・・・（笑）。歯科治療の回数は、ほとんど問題にならないと思います。体質と言っては何ですが、背骨にズレや変型がある場合、腰椎麻酔や硬膜外麻酔の効きが普通の人と違ってくる場合はあるかもしれません。あとこれは体質と言うより精神的な問題かもしれませんが、腰椎麻酔の場合、痛みは取りますが感覚は残ります。で、そのお腹の中をいじられている不快な感じを「痛み」と表現してしまう人もたまに居られます。手術中「痛い、痛い」と連発していても、手術が終わって胸を針で（!）突いてみても全然痛がらなかったりとか・・・・。この場合、麻酔の技術そのものには問題が無いわけで、なぜ患者さんが痛みを感じたのか私にはわかりません。 これはどの手術の場合もそうなのですが、特に帝王切開の場合は産婦人科の先生の事のみで無く、麻酔をかける先生の事にも気にかけていただけるとよろしいかと思います。
その他の回答 (7)
- yamahaseca
- ベストアンサー率45% (182/401)
麻酔科医のひとりとして、言いたい事はいっぱいあるのですが（笑）、 時間が無いのでちょっとだけ。 帝王切開の麻酔、と言ってもいろいろあります。 患者さんも、いろんな人が居ます。 それぞれについて、多くのファクターが絡んでくるので、一概に麻酔が 効きやすいとか効きにくいとかは言えないと思います。 数日後、まだ書き込みができたならいろいろ書き込みます。
お礼
お待ちしております（笑）。 ありがとうございます。
- oat
- ベストアンサー率25% (27/108)
はじめまして。 私は予定帝王切開で双子を出産しました。 局部麻酔でしたが、4時間近くの手術中ずっと痛かったです。 某総合病院での出産でしたが、予定帝王切開でも麻酔の効き具合を前もって検査なんかはしてくれませんでしたよ。 ちなみに、私はお酒にはとても弱いです。 ただ、鎮痛剤の常用はあったといえるかも・・・ 生理痛がひどかったのと偏頭痛持ちで、毎月1回はのんでました。 あとは、歯の治療で２０回近く麻酔を打っているのは関係あるのかなぁ。 私の場合、遺伝はよくわかりません。 帝王切開は二度としたくないです。
お礼
予定でも？？う～・・・・・ん。 月１の薬程度でも影響あるもんですかねぇ？ 歯医者の麻酔は回数多いから関係ありそうな？？ 麻酔なしで腹部切開って、考えれば、「切腹」ですよねぇ（脂汗）。 少子化防止のためにも、どうにかしてほしいですよね、ほんとに。 回答ありがとうございました。
- rotty
- ベストアンサー率3% (1/32)
私も帝王切開で出産しました。でも痛かったです。今でも思い出すのがイヤなくらいです。子供が大きかったので、急に帝王切開になりましたが、手術中ずっと「イタイ・イタイ」って言ってました。私は子宮口全開まで普通分娩と同じ経過をたどってますので、友達に「陣痛と手術とどっちが痛かった？？」て聞かれるけど、必ず「手術の方が痛かった」って答えます。 もう一人子供を欲しいなって思いますが、手術のことを考えると、とても無理です。5年ほどまえに流産して、手術を経験していますが、そのときもかなり痛かったです。（このときは本当にヤバかったです。） 予定帝王切開だったら、麻酔とかちゃんと調べてもらえるんでしょうかねえ。私も知りたいです。
お礼
大変な手術を何度も・・・・（泣）！ ほんとに、きちんとしてもらえないと 妊娠する気に・・・・というか、ＳＥＸそのものにも 影響してきますよね・・・ どうなんでしょうね、ほんとに。 回答ありがとうございました。
- orijun
- ベストアンサー率27% (12/43)
こんにちは。 回答になっていなくて申し訳ないのですが、、 私も３年前に緊急帝王切開で出産をしました。その時、麻酔が効かなかったです。以前、友人が盲腸破裂寸前でやはり麻酔が効かなかったと聞いています。私の場合もさんざん陣痛を苦しんだ後だったので、痛みを受けた後の局部麻酔は効きづらいのかと思っていました。。でもblueyelloさんは緊急でも麻酔が効いたのですね・・。私は特にお酒に強いわけではありませんし、もう２０年以上前に目を手術した時にはきちんと麻酔が効いていました。 緊急帝王切開は時間が無いので、あまり麻酔に時間をかけることができないので、そのまま切られましたが（途中から全身麻酔に切り替えました）、次回は予定帝王切開になるのできちんと検査をして時間をかけられるので大丈夫じゃないでしょうか？と信じたいです。病院によっては帝王切開の後に普通分娩をさせてくれる所もありますけどね。 ちなみに私は４月の上旬に第２子を予定帝王切開で出産する予定なんですよー。今度は麻酔が効いてくれると信じています！
お礼
うわぁ～・・・ドッキドキですね、それは（汗）。 そう聞くと、私はホントに効きやすい体質なのかしら？？ 緊急帝王はある意味、選択の余地も待ったもなしですが、 予定帝王は、また、違った恐さというか・・・じわじわ来るような・・・ （まあ、効きズライ場合は、全身麻酔しかないですよね。） 局部麻酔が効き、出産後すぐの産声やご対面ができるとイイですね、 帝王同志として、お祈りしております！！ 回答ありがとうございました。
私も聞いた話なんですが・・・ 麻酔が効きにくい体質の人で ・お酒に強い人 ・薬（鎮痛剤など）を常用している人 の他に ・遺伝 というのを聞いたことがあります。 お母様が麻酔が効きづらい体質（私が会った人は局部麻酔が効かなかった。全身麻酔は大丈夫）だったらしく、その人のお子さん２人とも成人してから 局部麻酔をする手術をしたところ、２人とも局部麻酔がぜんぜん効かなくて、全身麻酔に切り替えた、ということでした。 それ以来、そのお母様・お子さんは手術の際は必ず毎回全身麻酔だそうです。 質問者さんのお身内の方で、「麻酔が効きづらい」という方がいらしたら、もしかしたら質問者さんもそうかもしれませんが、特にそういうことがなければ大丈夫じゃないでしょうか？ また、これから酒豪になったり、鎮痛剤を常用しなければ大丈夫だと思いますが・・・ 医学的には素人なので、自信なし、です（^^;
お礼
遺伝も関係あり、ですか・・・ アルコールに弱いのは母ゆずりですが・・・ 局部が効きにくい場合、全身にするんですね。 帝王なら、赤ちゃんとのご対面が少し遅くなるから さびしいような・・・ どうもありがとうございました。
- haruru007
- ベストアンサー率28% (86/298)
こんばんは。 定かではないですけど、よくお酒（アルコール）に強い人は麻酔が効きにくい、とは聞きます。 全部が全部そうだとは言えませんけど、麻酔（全身麻酔以外）をかけるとき、効きづらいときには、医師がよく患者さんに「お酒が強いでしょ？」とか聞いてたので。 私も虫歯の治療をするときにそう言われました。 別に酒豪ってわけでもないですけど、そんなに弱い方でもないです。 あとは普段から薬（鎮痛剤など）を常用していると効きづらいかもしれませんね。 でも無痛分娩や帝王切開などは腰椎麻酔（または硬膜外麻酔）になると思うので、それが効きづらいとなると悲惨ですよね。 私の知人は子宮外妊娠の卵管破裂で緊急手術になって、かなりの出血で意識障害があったため、非常な緊急事態だったようで、麻酔なしでOPになったそうです。 あの痛さは忘れられない、と話していましたが、こんなのあり？？ってかんじです。 余談でした・・・・
お礼
医者が言うくらいだから、本当の事っぽいですが・・・ 麻酔なしの手術・・・（脂汗）・・ それだけはカンベンして欲しい事態ですよね・・・ どうもありがとうございました。
- wako3001
- ベストアンサー率22% (18/80)
ききかじった話なので自信はありませんが、 お酒に強い人は麻酔や薬がききにくいというのを聞いたような。 根拠ははっきりとわかりませんが、 アルコールが効きやすい（弱い）のは、 麻酔や薬が効きやすい（効率良く効く）のと同じだと…。 いいかげんな話ですみません（汗）
お礼
アルコールにはめちゃめちゃ弱いです。 私もなんとなくは聞いた事ある話ですが 本当なら安心なのですがね・・・ どうもありがとうございました。
お礼
大変勉強になりました。 お忙しい中、詳しく教えていただき感謝です。 麻酔というのは、微妙で難しいものなのですね・・・ 個人の技量の差がある、とのことで 腕のいい麻酔科医さんの存在がもっと情報として 流れるようになったら良いのに・・・と思いました。 どうもありがとうございました。