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トラックメイクに最適なMIDIキーボードを選ぶ
- トラックメイクに利用するMIDIキーボードの選び方について相談します。最近手に入れたMPC-1000でサンプリング&トラックメイクに挑戦していますが、自分で作った音源をMPCでサンプリングするためにMIDIキーボードの購入を検討しています。
- 選んだ候補はEDIROL PCR-300(SONAR同梱)とM-AUDIO AXIOM25(Live同梱)の2機種です。Nujabesのようなかっこいいベース音を簡単に作り出せるようなMIDIキーボードが欲しいです。また、DTMソフトの拡張性も重要なポイントです。
- 経験者の方からのアドバイスをお待ちしています。トラックメイクに適したMIDIキーボードの選び方や、ソフトシンセの使いやすさについて教えてください。
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はじめまして。 まず提示されているMIDIキーボードについて、 どちらも25鍵32鍵とミニサイズですがベロシティ・アフタータッチも備えた十分な性能をもったキーボードです。フレーズサンプリング再生や音階の確認をするには十分だと思います。どちらもUSB接続が可能で別途MIDIインターフェースを必要としません。また、どちらも多彩なコントロール端子(スライダー・パッド・つまみノブ等)を備えており、MIDI CC等をMIDIキーボードからリアルタイムに変更するのに適しており便利だと思います。 AXIOMは鍵盤がセミウエィテッド(重り入り)になっていて、ピアノの鍵盤の感触に少し近い感じで弾けるようです。ピアノの経験があったり、同じ音符を連続で入力する時等には慣れやすいかもしれません。 同梱ソフトについては、例として上げられているアーティストの音を聴いた限りではヒップホップ・ブレイクビーツ系の音楽を目指しているように見えますが、SONARもLIVEもどちらもループ素材・フレーズサンプリング素材を扱うのに長けた最適なDAWだと思います。もちろんVSTiやVSTも必要に応じて自由にインストールし使用する事ができます。 基本的にソフトシンセはPC上のDAW(もしくはPC上の個別のスタンドアローンソフトとして)で使用されるものなので、キーボードが何であれ拡張はできます。 どちらのソフトが良いか?と言われれば、上記の通り双方をもダンストラックメイクには長けたソフトなので、使ってみて操作感がご自分に合うものを選ぶしかないと思います。手に入れた同梱ソフトではないほうのDemo版などを雑誌の付録や公式メーカーのDLサイト等から手に入れて試用してみるのもイイかもしれません。 問題は2つ。 PCの性能とMPCの活用です。 ソフトシンセは内部的に音を合成して発音する手順を踏むので、意外とPCの性能を必要とします。性能が高ければ高いほど高性能のソフトシンセをサクサク使え、また同時にいくつもの数を使用する事もできます。 さらにPC上のDAWで発音される音にはレイテンシー(発音遅延)が必ず発生します。例えばMIDIキーボードから入力しPCで処理され発音される間の微小な遅れの事です。これもPCの処理性能に依存します。これは後述の機器で最小に回避する事が可能です。 もう一つMPCの活用について。MPCシリーズはハードサンプラーで外部の音声を取り込んでサンプリングし、トラックベースでプレイバック・再構築できますが、PCで作成した音色・フレーズを取り込むのにオーディオ端子を介してMPCに取り込まなければなりません。その際、PCに接続されたオーディオインターフェースが必ず必要になります。 PCにはなにかしらのオーディオインターフェースが内蔵されていますが(RealtechAudio対応機器等)、この性能はCPUでの処理に依存するので上記のレイテンシーに影響を与えます。また音質にも難がある場合があります。 そこでUSBやFireWire等で接続できる外部オーディオインターフェイスがあります。これはPCで行うはずの音声処理を外部ハードウェアを使い処理するもので、ASIOドライバー・CoreAudio等に対応したものならレイテンシーを極限まで切り詰め、高音質で外部の機器(サンプラーやモニターアンプ等)に出力できます。逆に外部音源(MPCやその他シンセサイザー、ギター・ベース・ドラム等)の音声を高音質でPCに取り込む事もできます。 (内蔵オーディオインターフェースでもASIO4ALL等の仮想ASIO対応機器ソフト等を使えばレイテンシーは回避できる事もあります。) 少し長くなって訳が分からなくなってきましたw 最近、安価だけど高性能なDAWやMIDI機器が増え、音楽を楽しむ人の裾野がどんどん広がっていて良い時代になりました^^ 難しい事はたくさんありますが、少しずつでも、機器をバージョンアップしたりソフト音源を増やしたり音ネタをゲットしたりして、長く楽しみ続けて素晴らしいトラックメイクをして下さい!
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- commus
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こんばんわ、rodneymullenさん。 まるで交換日記みたいになってしまって、申し訳ありませんw 自分は全くのアマチュアですよ~>< ただDTM歴は20年を軽く超えてしまっています........ 好きなものの情報は無意識に探しちゃうんですよね。 最近はネット周りが充実して、時間のある時にはDTMに関するサイトや掲示板を見て回っていますw 常にアンテナをはっていると、結構お得な情報や勉強になる事がサクサク入ってくるのは、本当に今のインターネットの普及のおかげです。 例えば、 http://www.bluecataudio.com/Products/Bundle_FreewarePack/ こんなフリーのエフェクトプラグインのVSTパックなんかを見つけたりできますw ソフトシンセの音に処理を細こしてMPCに掛け取りして、音に変わった効果をつけたり、MPCで出来上がったトラックをPC上に戻してマスタリングする時等に使えそうです。 DTM Magazinのサイトやその他情報サイトなんかも、細々とした情報が頻繁に更新されるので見ておくと自然と知識がたまるきっかけになりますね。 http://www.dtmm.co.jp/
お礼
こんばんは、回答ありがとうございます。 こちらこそ、何度も申し訳ないです:; 20年ですか!凄まじいですね! 常にアンテナを張っておくことが、最も難しいですよね。継続は力なりですね! フリーのVST、かなり有難いです; 早速ダウンロードさせて頂きました。 DTM Magazineも、かなり役立ちそうです!特にドラムのキック音源(?)何かは興味ありますね。ハイハットのみのソフトなんかあった日には即買いしてしまいそう。。以外と色付けに有効ですよね、ハットって。 それにしても今の音源(や、エフェクト)の種類の豊富さには驚きます。やはりDTMも面白そうだなと思ってしまいます! こうなれば、Demo版だけで飽き足らず、製品版のDAW+MAC何か買っちゃったりも。。w棒茄子吹っ飛びそうですね。。 一先ずは紹介して頂いたサイトで、MPCに有効な物を掘り出してみます♪
- commus
- ベストアンサー率54% (33/61)
>>今考えているのはPCのヘッドフォン端子からMPCに音を持って行ってみようかなと思っています。 できるとは思いますよ~♪ ただヘッドフォン端子からの出音は、レベルが低いと思うのでMPC側でノーマライズ作業、もしくはマキシマイザーを使って音量を均一化し全体的にレベルを上げなければならないかもしれません>< また、PC内部のノイズや、ラインを通る時に入り込むノイズ等も拾うと思うので、ノーマライズ等をするとそのノイズが目立つようになるかもしれません>< 外部の機器を使うと、その点でクリアな音質でMPC側に持って行く事ができるって事です^^b ただ考えようによっては、ヒップホップ・ブレイクビーツ系の音はロービットな音質が逆に「味」になる演出もありますよねw 自分もそうでしたが、色々な機械・手法を試してみて、物足りなくなった時に何を増設したら良いか・どのように手段を変えてみればイイかを考えるのも勉強になったので、まずは今ある環境から始めて行くのは凄く良い事だと思います~♪ >>外部の機器が音質を左右するということになるので、やはり良いものが欲しいっていう。。スピーカーを考えなければ。 高い機材は確かに内部のロジックや機械自体いいものを使っているので、さらなる高音質化を目指せますが、昨今の安価な機器(特にオーディオインターフェース等)は相当質は高くなっているので、いきなり高価格なものに手を出す必要は無いと思いますよ~ モニタースピーカーは大事です!w 一般に音質向上を目指すには、音の出口、もしくは入り口に近い機材から考慮するのがいいと言われています。 音の出口となるモニタースピーカーが低品質だと、いくらPCやDAW、オーディオインターフェースが高品質でも、「実際に聞こえる音」が「実際のデーター」と違う>< なんて事にもなりかねません。 ミックスダウン時にも当然音を聴きながらイコライジング・コンプレッション・パンニング等調整するので、実データーに近い音で聴ける方が便利です。 欲しいものは、考えれば考えるほど、どんどん増えて行きますよねぇw 自分も全く同じですw ただ予算と将来性を考えて、ご利用は計画的にです! 手に入れたソフトや機器を使いこなせるようになる頃には、次に何が一番必要かが見えてくるものですよ~^^b
お礼
間違えて補足してしまいました。。
補足
commusさん こんばんは! 度々の質問に答えていただき感謝感謝です。 PCのヘッドフォン端子からだと、ノイズが問題なんですね。。 今iPodからMPCへ繋いでいますが、やはりノイズというかビビリが発生しています。 ただ今の所あまり気にはなっていないので、やはり勉強という意味もふまえて、ヘッドフォン端子からスタートですかね! で、仰る通りそのサンプリング音の中のビビリがスネアと半拍ずれたりすると以外とかっこいいんですよね!当然そんな酷いノイズではないので、音を増やしていくと埋もれるんですけどね。。 そういうとこが生楽器には無い、というかMPCっていうハードの持つ最大の魅力ですよね^^話が逸れましたが。。 安い機材も良いものがあるみたいなので、そちらも色々とリサーチしてみます。特に、スピーカーは直近の問題ですので週末は聞き比べの旅に出かける機会が増えそうです。。バンドやってた頃は、いいギターとアンプがあればごはん3杯いけたんで、スピーカーの選択は慎重に太っ腹にいこうかとw commusさんは、そちらの方面の方ですか?情報が洗練されているので、非常に助かりました! 少しづつ耳も機材も揃えて行きたいですね^^
お礼
commusさんこんばんは。はじめまして。 返事が遅くなってしまい申し訳ないです。 まず、あまりに的確すぎる回答にビックリしましたwありがとうございます! >>ヒップホップ・ブレイクビーツ系の音楽を目指している その通りでございます。今はありがたいことにYOUTUBE等で色んなアーティストさんの音楽が聴けるものですから、様々な事に興味を持っている所でございます。Anticonのjelのように、神業リズムも叩いてみたいんですよね~。 さて、同梱のソフトが同じような系統で、同じような事ができるようですので、あとは実際にDEMO等で触ってみて長く付き合えるものを選択したいと思います。 VSTiやVSTはどちらも問題なく使えるようなので、一安心です!MIDIキーボードの用途がサンプリング目的っていう偏っている分、やはりソフトシンセやエフェクトの拡張性が最も重要な部分でした。 >>PCで作成した音色・フレーズを取り込むのにオーディオ端子を介してMPCに取り込まなければなりません。その際、PCに接続されたオーディオインターフェースが必ず必要になります。 とのことですが、今考えているのはPCのヘッドフォン端子からMPCに音を持って行ってみようかなと思っています。(今はPCでなくアイポッドを繋いでおります。) この考えは誤った考えでしょうか?(音出ますでしょうか?:;) それとも高音質・高レイテンシー?は外付けのインターフェイスが良い、ということでしょうか? PC⇔オーディオインターフェイス⇔MPC(or MIDIキーボード) となると、外部の機器が音質を左右するということになるので、やはり良いものが欲しいっていう。。スピーカーを考えなければ。 なのでレイテンシーについては、ひとまず今あるPCの環境で頑張ってみようと考えています。ASIO4ALLはダウンロードしていましたので、あとは実際にキーボードの出音を聞いてみて、必要になれば外付けのインターフェイスの購入を考えようかな~なんて。 そのうち今の音質に我慢できなくなったら、いいオーディオインターフェイスを購入。。いや、待てよ。。ターンテーブルも欲しいし。。 と、話は逸れましたが、本当に的確なアドバイスありがとうございました!