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NZドル
来年にNZへワーホリで行く予定です。円高である現在に、NZドルを購入しておこうと考えていますが、外資を購入するのも初めてですし、外資預金と言う言葉も聞いたことがありますが、まったくの素人でわかりません。購入方法、内容、など情報提供していただける方がいましたら、よろしくお願いします。
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- xmanten
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HSBCのマネーポート宅配サービスがあります。 詳しいことはHPをご覧ください。
- 参考URL:
- http://www.moneyport.co.jp/
- Umada
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ご質問の条件ですと、ニュージーランドドル(以下NZD)で外貨預金をしておいて、出発前にNZD現金で引き出して直接持参するか、NZD建てで送金するかが最善解です。その際「どの銀行で外貨預金をするか」が重要なポイントになります。No. 1の回答のようにNZD現金に即時両替する方法は損をします。No. 2の回答の方法(ANZ銀行在日支店で外貨預金し現地のANZ銀行でキャッシュカードを使って下ろす)は不可能でしょう。 両替や送金の有利不利を論じるには為替用語を避けて通れないので、まずその説明にお付き合い下さい。 ・銀行間レート 外国為替市場において文字通り金融機関間の取引に使われるレートで、新聞やテレビで「今日の外国為替市場、終値は1ドル96円81銭でした」などと報じられているレートはこの銀行間レートです。一般の顧客は銀行間レートでの取引きはできず、必ずいくらかの手数料を上乗せして払います。 ・公示仲値 銀行間レートは常に変動しているため、それを基準に両替や送金を処理するのは煩雑です。そこで各金融機関は銀行間レートをもとに「公示仲値」というレートを定め、その日の取引の基準レートとして用います(一日数回変更する銀行もあります)。公示仲値と銀行間レートは厳密には一致しませんが、為替取引の有利不利を考える上では同一視して差し支えありません。また公示仲値は各金融機関が独立に定めるため金融機関間でばらつきがありますが、その違いはあっても0.1%か0.2%程度です。 ・対顧客電信売レート(TTS) 外貨現金のやり取りを伴わずに外貨を買う取引で適用されるレートです。具体的には外貨建てTCの購入、外貨預金、外貨建て国際送金などが該当します。TTSは決まった幅の手数料(為替手数料)を公示仲値に上乗せすることで機械的に計算されます。NZDの為替手数料は三菱東京UFJ銀行が1 NZDあたり2円、みずほ銀行と三井住友銀行が2円55銭、新生銀行とシティバンク銀行が1円です。 ・外貨現金売レート 外貨現金の取扱いには発行国からの輸送コスト、運用に回せないことによる死蔵コスト、為替変動によるリスクが必然的に発生します。そこで現金の外貨をやり取りする取引には「外貨現金取扱手数料」を課してコスト/リスク対策をしています。実際の両替ではTTSに外貨現金取扱手数料を加算したレートが「現金売レート」として表示されます。 日本の銀行でNZD現金に両替した場合のレートですが、三菱東京UFJが公示仲値+8円70銭、みずほが+10円、三井住友が+10円55銭(*1)です。つまり公示仲値が1 NZD=53円00銭ならば、三菱東京UFJの現金両替レートは61円70銭→1 NZD、みずほが63円00銭→1 NZD、三井住友が64円55銭→1 NZDになるということです。公示仲値からの上乗せ幅は今のレートで16~20%にも相当するので、日本でNZD現金に両替することが損であるのは明らかです。あるいは、現地で日本円から両替した場合の上乗せ分(5%程度)との差からして、NZDが今より11~15%値上がりしない限り得にならないとも言えます。ちなみに米ドルに日本の銀行で両替した場合の上乗せ幅は3%程度です。 NZDで上乗せ分が大きいのは外貨現金取扱手数料の高さに起因します。NZDの外貨現金取扱手数料は三菱東京UFJ銀行が1 NZDあたり6円70銭、みずほ銀行が7円45銭、三井住友銀行が8円と割高になっています。金融機関にとって外貨現金を保有することは、運用に回せないことによる死蔵コストや為替変動によるリスクの発生を意味します。NZDは流通量が少なく回転が悪いこと、政策金利が高いこと、相場の変動幅が大きいことが相まって外貨現金取扱手数料が割高に設定されています。 外貨現金取扱手数料が割高な通貨の場合、現金に代えてトラベラーズチェック(以下TC)を買うという選択もあるのですが、NZD建てTCは現在は販売されておらず残念ながらこの方法は使えません。 さて外貨預金ですが、日本で外貨預金を行う場合は預ける銀行選びに注意を払わなくてはなりません。外貨預金は昨今多くの銀行が盛んに宣伝していますが、その大半は「外貨現金での入出金、外貨建てでの送金」に対応していない商品だからです。これらの外貨預金は帳簿上の数字としてのみ外貨を保有し、後で適宜のタイミングで日本円に戻して差益を得ることのみが目的で、外貨としてそのまま使うことは考えられていません。 また外貨現金での入出金ができる銀行でも注意が必要です。というのは入出金にやはり「外貨現金取扱手数料」がかかるからです。日本円の普通預金なら手数料なしにいつでも出し入れ自由なので、外貨預金についてもその感覚で「外貨現金で自由に出し入れ自由」と考えてしまいがちですが、実際には出し入れの都度手数料を引かれるということです。そしてNZDは外貨預金から入出金する際の外貨現金取扱手数料も一般に高いので、ほとんどの場合利点はありません。さらに新生銀行、シティバンク銀行ではNZD現金の取扱自体がありません。 その中で唯一利用価値があるのはみずほ銀行の外貨預金です。NZDの外貨預金預入時のレート(TTS)は公示仲値+2円55銭と平凡なのですが、外貨現金取扱手数料が「払い出し1回あたり1,000円」という独特の設定のためです[1](他の銀行は即時両替と同じく、1 NZDあたり6円70銭~8円の設定)。つまりみずほ銀行にまとまった金額の資金をNZD外貨預金として預けて、一度に引き出せば外貨現金取扱手数料は安く上がるということです。 現金で引き出すのでなく、外貨預金を外貨建てのまま送金するならば選択はもう少し広くなります。三大メガバンク(三菱東京UFJ、みずほ、三井住友)はいずれも、外貨預金からの外貨建て送金に対応しています[2]。預金時のレートは三菱東京UFJ銀行が公示仲値+2円、みずほ銀行と三井住友銀行が公示仲値+2円55銭、新生銀行とシティバンク銀行が公示仲値+1円です。 いずれの銀行も送金手数料は4,000円前後ですが、NZD預金をNZD建てで送金する場合はリフティングチャージ(*2)が加算されます。また外貨送金特有の事情として、中継銀行や受取り銀行の手数料があります。これらの手数料がかかった場合はその分が差し引かれて着金します。 NZD現金で引き出すのでなく、外貨預金して後で送金するなら新生銀行、シティバンク銀行が有利です。上で述べたように為替手数料の安さが魅力です。ただし新生銀行は窓口でしか海外送金ができないので近くに支店がないと不便です。シティバンク銀行はインターネットバンキングでも送金できますが、残高が一定基準を割ると月2,100円の口座維持手数料を徴収されるので[3]、外貨預金と送金1回だけの付き合いなら口座を作ることはお勧めしません。こちらも支店は少ない上に偏在しています[4]。 No. 2の回答に出てくるオーストラリア系のANZ銀行では、確かにNZD建て外貨預金はできますが、その預金を現地のANZ銀行で直接引き出すことはできません。同行の外貨預金商品説明書には払戻の方法として「円に戻して払戻し(現金、振り込み)」「外貨での払戻し(外国送金、国内外貨建て送金)」しか挙げられていません。「海外支店と在日支店はオンラインで結ばれておりません」とも記されています。また同行の現地口座開設サービスは口座開設依頼時に現地に送金することになりますが、もし在日支店で預けた外貨預金をキャッシュカードで簡単に引き出せるなら、高い手数料(開設手数料4,500円+初回送金手数料4,500円)を払ってそのサービスを利用する人などいないはずです。 ちなみにANZ銀行の現地口座開設サービスは渡航の1か月前にならないと利用できません。またANZ銀行の手数料設定ですが為替手数料が1円40銭、送金手数料が4,500円、リフティングチャージが0.1%(最低2,500円)です。 【試算例】 公示仲値が53円00銭の時に、1万NZDを調達するのに必要な日本円の額を比較します。預金に伴う利子は含めずに計算しています。 (A)三菱東京UFJ銀行でNZD現金に即時両替 (53.00+8.70)×10,000=617,000円 (B)みずほ銀行でNZD外貨預金し、NZD現金で引き出し (53.00+2.55)×10,000+1,000=556,500円 (C)シティバンク銀行でNZD外貨預金し、NZD建てで送金 (53.00+1.00)×10,000+3,500=543,500円 送金手数料3,500円とし、中継銀行・受取銀行の手数料がかからなかったとの前提 シティバンク銀行では個人の送金はリフティングチャージ不要 (D)ANZ銀行でNZD外貨預金し、NZD建てで送金 (53.00+1.40)×10,000×1.001+4,000+=548,544円 1.001がかかっているのはリフティングチャージ分 具体的な手続き方法ですが、詳細は各銀行に直接確認頂くとして、難しいことは特にありません。外貨預金に振替える分の日本円資金と身分証明書を持って窓口へ行き、外貨預金口座を開設したいと告げれば結構です。ただし外国為替を扱っていない支店もありますので扱いの有無を事前に確認ください。郵送での外貨預金口座開設を受け付けている銀行もあります。インターネットバンキング、テレフォンバンキングで外貨預金を扱っている銀行も多くなりました。 なお現在、NZDは確かに安くなっていますが、一方で今後さらに値下がりする可能性だってあります。将来使う予定のNZDを今のうちに買っておくということは為替投機にほかなりません。購入判断はご自身の責任においてお願いいたします。 参考ページ [1] http://www.mizuhobank.co.jp/saving/asset/gaika/manabu.html [2] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4487187.html [3] http://www.citibank.co.jp/ja/bankingservice/servicecharges/average_balance.html [4] http://www.citibank.co.jp/ja/bankingservice/branch_atm/index.html *1 外貨両替専業の「外貨両替コーナー」では2円割り引かれて8円55銭です。 *2 外貨取引特有の手数料で、通貨間の交換を伴わない為替取引きが徴収の対象です。具体的には「外貨預金をその外貨建てで送金する」「海外からの円建て送金を円で受取る」などが該当します。手数料の額は取扱額の0.05%ですが、最低額の設定があり取扱額が少なくとも2,500円徴収されるのが一般的な設定です。
- oska
- ベストアンサー率48% (4105/8467)
>購入方法、内容、など情報提供していただける方がいましたら ANZ銀行(オーストラリア・ニュージーランド銀行)在日支店の口座を開設し、現地でキャッシュカードで下ろす。 http://www.anz.co.jp/top.html 又は、在日支店で手続きを行い、現地の支店に(日本に居ながら)口座を開設する。 http://www.anz.co.jp/open_acount/about_op_koza.html
- mick2856
- ベストアンサー率41% (119/287)
外貨預金を扱っている銀行はありますが、そのまま外貨で引き下ろすことはほとんどの銀行では対応していません。 NZドルは、銀行もしくは大手旅行代理店にて両替を行うことができます。 いま「円高」と言われていますが、1970年から現在までの円とUSドルの為替変動の平均値をとってみますと、ちょうど平均値あたりにあり、円高ではないかとがわかります。今後、円高にふれる要素は大いにあると市場関係者がいっておりますので、経済新聞などをお読みになって両替するタイミングを見計らうのが良いと思います。 私個人としては、事前に両替しておくよりも、必要なときに必要なだけを両替するのがよいとおもいます(出発前)。
お礼
ご返答ありがとうございます! 今急いで両替するというのではなく、タイミングをよく見計らって行動に移すべきだと思いました。しかしながら、出発前にぐーんと円安にならないかが心配の種でもあります。
お礼
ご返答ありがとうございました。参考にさせていただきます。