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NTBackupのASRについて教えて下さい
WindowsServer2003のWindows標準バックアップソフトにある、 自動システム回復ASRとあるのですが、通常のバックアップと 何が違うのでしょうか。 下記のサイトも参考にしたのですが、いまいち どの点が違い、どういう時に有効なのかわかりません。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/600asrbackup/asrbackup.html OSシステム全体のバックアップとリストアは NTBackupではASRでしかできないともありましたが、 通常のバックアップでシステムドライブ、データドライブ、 SystemStateを対象にバックアップとれば大丈夫なのではと 思っています。 どなたかご教授下さい。 よろしくお願いします。
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OSインストール→NTBackupでリストアする場合、まずOSの新規インストールが必要になります。 つまりパーティションの(再)作成&決定、再起動後のGUI操作、プロダクトID入力、Administratorのパスワード入力などを手動で入力する、若しくは応答ファイルで定義しておく必要があります。 当然、ここで入力されるプロダクトIDとバックアップ対象のシステムのプロダクトIDは一致していなければライセンス面でアウトですよね。 加えてこの場合、リストア手順書(納品物として当然ありますよね?)でプロダクトID、Adminのパスワード等に言及する必要がありますが、普通書きませんよね。 あと該当のサーバがActiveDirectoryに参加しなければならない場合、OS再インストールによってコンピュータアカウントをActiveDirectoryから削除したり再度参加したりする手間が発生しますけど、構まわないのですね。 然しASRの場合、OSメディアからブートして、ASR用FDを入れてF2キーを押して起動すれば、あとはASR用の.bkfファイルが入ったメディア等を接続するだけで自動復元されます。 パーティションはASR用FDに情報が記載されていますので、ASRリストア中に自動的に作成・フォーマットされます。 またASRで復元する場合、AdminのパスワードやプロダクトIDを入力する必要はありませんので、必要なメディアさえ揃えば復旧手順はかなり簡略化されます。 但し、ASRで復旧できるのはCドライブのみで、Dドライブ以降は別途復旧する必要があります。 以上のプロセスから、Cドライブ(+システム状態)だけの復旧だけであれば、ASRの方が格段に速くサーバが復帰できます。 Dドライブ以降のデータを戻す場合であっても、OSを新規インストから戻すより、既にCドライブにドライバ・アプリ等が入った状態のASR復旧の方が早いと思われます。 要は「サーバの復旧を少しでも早くしたい」場合はASRをベースに、「落ちたら落ちたで遅くなってもいいから最終的に復元」でいい(システムの信頼性を半ば放棄する)ならOSインスト→NTBackupで構わないでしょう。 あと、手順の都合上プロダクトIDやAdminパスワード漏洩リスクも(そもそも入力を要求されない)ASRの方が低くなります。 以上で違いと利便性がお分かり頂けたでしょうか。ActiveDirectoryまで考慮に入れれば、ASRの利便性に気付く筈です。
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SystemStateでは復元先は自分自身です まっさらからの復元はOSのインストール→復元、という二度手間になります ASRではインストールと復元が1パスですみます
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 通常バックアップでもきちんとリストアできるということですね。 安心しました。 上記のサイトではASRの時も、 「リストア時には、まずOSを新規に簡易インストールし (そのため元の情報はすべて消える)、その上でバックアップ・ツールを 起動して、バックアップしたすべてのファイルをリストアする」 と、ありましたが、OSインストールして復元ということは同じなのでは ないのでしょうか?
お礼
ご丁寧に回答いただき、ありがとうございます。 納得しました(^^)